内藤陽介 Yosuke NAITO
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 クリスマス島で難民船大破
2010-12-15 Wed 22:06
 オーストラリア領のクリスマス島の海岸で、きょう(15日)、難民認定希望者を乗せたボートが悪天候の中で岩場に衝突して大破する遭難事故がありました。ボートはインドネシアの木造船で、子供や女性を含む最大80人が乗っていたもようで、現在までに27人の死亡が確認されています。というわけで、きょうはクリスマス島の切手です。(画像はクリックで拡大されます)

        クリスマス島1958

 これは、1958年に発行されたクリスマス島最初の切手です。

 クリスマス島は、インド洋にあるオーストラリア領の島で、パースの北西2360キロ、ジャカルタの南500キロの地点にあります。

 クリスマス島には17世紀以来、西洋人が訪れていましたが、1887年にリンが発見されたのを機に、翌1888年、イギリス領に編入されました。郵便に関しては、1901年から、海峡植民地の切手が持ち込まれて使用されています。

 第二次大戦中の日本軍占領時代を経て、1945年、クリスマス島はシンガポールの管轄下に置かれますが、実質的に同等の行政を担当したのはオーストラリアでした。こうしたこともあって、1957年、オーストラリアはシンガポール政府に290万ポンドを支払ってクリスマス島を買収。1958年10月1日付で、クリスマス島はオーストラリアの領地となり、同15日、今回ご紹介しているような発行されました。ちなみに、切手の製造はメルボルンの連邦銀行紙幣印刷所です。

 クリスマス島はオーストラリアで最もアジア寄りの土地のひとつであるため、1970年代以降、アジアからの難民が漂着ないしは寄港する土地ともなっています。したがって、クリスマス島から紛争地域(=難民の発生する地域)宛に難民が差し出したと思しき郵便物が手に入れたいと考えているのですが、なかなかご縁がありません。もうじきクリスマスでもありますし、どなたかお譲りいただけませんかねぇ。


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