内藤陽介 Yosuke NAITO
http://yosukenaito.blog40.fc2.com/
World Wide Weblog
 ウィリアム王子夫妻、セーシェルへ
2011-05-11 Wed 11:48
 先月末に結婚式を挙げたイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃が、9日夜(現地時間)、極秘でインド洋西部のセーシェル諸島のデロッシュ島に10日間の新婚旅行に出かけていたことが分かりました。というわけで、セーシェルがらみでこの切手です。

        モーリシャス・セーシェル消し

 これは、1890年以前のセーシェルで使用されたモーリシャス切手です。

 セーシェル諸島は古くからアラブ商人の寄港地となっていましたが、1742年にフランスが探検隊を派遣し、当時の首相の名から、セーシェル諸島と命名しました。1756年、フランスはセーシェルの領有権を主張しましたが、ナポレオン戦争中の1794年にはイギリス海軍が同諸島を占領。ナポレオン戦争後、セーシェルはモーリシャスの一部として正式に英領となりました。

 切手に関していうと、1861年からモーリシャス切手が使用されるようになり、今回ご紹介のように、B64と表示された消印が使用されました。

 その後、1872年にセーシェル独自の行政審議会、立法審議会が設立され、1903年にセーシェルは行政組織上も正式にモーリシャスから分離されます。この間、1890年からはセーシェル独自の切手が発行され、使用されるようになりました。なお、現在のように、英連邦加盟の独立国となったのは、1976年6月のことです。

 まぁ、こういう機会でもないと、なかなかセーシェルが日本のニュースで話題になることもありませんので、ちょっとご紹介してみました。

 * 昨日(10日)の午後、カウンターが85万PVを超えました。いつも、遊びに来ていただいている皆様には、この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。


  ★★★ 内藤陽介の最新刊 ★★★

        切手百撰・昭和戦後
         切手百撰 昭和戦後
       平凡社(本体2000円+税) 

  視て読んで楽しむ切手図鑑!
  “あの頃の切手少年たち”には懐かしの、
  平成生まれの若者には昭和レトロがカッコいい、
  そんな切手100点のモノ語りを関連写真などとともに、オールカラーでご紹介

  全国書店・インターネット書店(amazonboox storeconeco.netJBOOKlivedoor BOOKSYahoo!ブックスエキサイトブックス丸善&ジュンク堂楽天など)で好評発売中! 
スポンサーサイト
別窓 | セーシェル | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
| 郵便学者・内藤陽介のブログ |
copyright © 2006 郵便学者・内藤陽介のブログ all rights reserved. template by [ALT-DESIGN@clip].
/