内藤陽介 Yosuke NAITO
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World Wide Weblog
 世界の国々:ソ連
2015-12-10 Thu 14:54
 アシェット・コレクションズ・ジャパンの週刊『世界の切手コレクション』2015年12月9日号が先週刊行されました。僕が担当したメイン特集「世界の国々」のコーナーは、今回はソ連の特集です。その記事の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      ソ連・戦艦ポチョムキン

 これは、1965年に発行された映画『戦艦ポチョムキン』の切手です。

 1925年にソ連で制作・公開された映画『戦艦ポチョムキン』(セルゲイ・エイゼンシュテイン監督)は、1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を描いたもので、特に、「オデッサの階段」と呼ばれるオデッサ市民の虐殺場面は映画史上、最も有名なシーンの一つとされています。視点の異なる複数のカットを組み合わせて用いるモンタージュ技法を駆使した映像は、映画芸術に革命をもたらした画期的な手法として、後の映画制作に大きな影響を与えました。切手は映画の水兵と戦艦を組み合わせたデザインとなっており、公開後40周年にあたる1965年に発行された1枚です。

 さて、 『世界の切手コレクション』12月9日号の「世界の国々」では、ロシア革命後のシベリア出兵と第二次大戦末期のソ連の対日参戦についての長文コラムのほか、アムールトラスプートニク1号の打ち上げ成功社会主義陣営の首領としてのスターリン、冬季五輪の開催地となったソチのマテリアルなどもご紹介しています。機会がありましたら、ぜひ、書店などで実物を手に取ってご覧ください。

 なお、僕が担当する「世界の国々」は、1週お休みをいただいて、次回は12月16日発売の12月23日号でのノルウェーの特集になります。こちらについては、12月23日以降、このブログでもご紹介する予定です。


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 世界最初の切手
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 出版元のサイトはこちら。各書店へのリンクもあります。

 インターネット放送「チャンネルくらら」にて、本書の内容をご紹介しております。よろしかったら、こちらをクリックしたご覧ください。

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 犯行現場の橋
2015-02-28 Sat 14:48
 ロシアの野党指導者で元第1副首相のボリス・ネムツォフが、昨夜(27日夜)、モスクワのクレムリン近くのボリショイ・カメンニ橋で銃撃され、射殺されました。というわけで、今日はこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

       ソ連・憲法(1978)

 これは、1978年にソ連が発行した1977年憲法(ブレジネフ憲法)1周年の小型シートで、切手部分に取り上げられているクレムリンの手前に架かっているのが、今回の凶行の現場となったボリショイ・カメンニ橋です。

 切手の題材となった1977年憲法は、1936年憲法(スターリン憲法)に代わるものとして、1977年10月7日、ソヴィエト連邦最高会議 第9回会議第7回特別セッションで決定されました。

 同憲法は前文で「プロレタリア独裁の目的は既に達成され、ソヴィエト国家は全人民の国家となった」と宣言。1936年憲法の規定に28以上の条項を追加しているほか、中央の連邦政府と各共和国政府の間の責任分担(共和国の司法権の範囲や行政部門の規制など)が規定されています。また、連邦を構成する各共和国に対して、連邦から脱退する権利を定めている点は1936年憲法と同様ですが、この条項は、後に、ソ連崩壊時の各共和国の独立の法的な根拠となりました。

 さて、今回、射殺されたネムツォフ元第1副首相は、1959年10月9日、2014年に五輪が開催されたソチ生まれ。ソ連末期の1990年、ロシア共和国人民代議員に当選し、政界入りし、1991年8月の保守派クーデターでは、エリツィン・ロシア大統領を支持しました。ソ連崩壊後は、エリツィンによって、ニジニ・ノヴゴロド州行政長官(のちに知事)に任命され、同州の地方行政で成果を上げ、注目されました。1997年、エリツィン政権下で連邦政府の第一副首相(住宅建設政策及び独占禁止政策担当)に登用され、燃料・エネルギー相を兼任しましたが、1998年のロシア金融危機の責任を取ってキリエンコ内閣が退陣すると、第一副首相を解任されました。

 その後、改革派、リベラル派を結集した右派連合(右派勢力同盟)の創設に参加。1999年12月の下院国家会議選挙に当選し、2000年1月、下院副議長に選出されました。

 しかし、プーチン政権発足後の2003年12月の下院国家会議選挙では、右派勢力同盟は惨敗。同盟の代表を辞任し、2004年2月には石油コンツェルン・ネフチノイの取締役に就任します。ただし、その後も、プーチン政権に対しては批判的な活動を続け、2008年11月25日にはサンクトペテルブルクで開いた集会でのプーチン批判を理由に官憲に拘束されています。また、同年の大統領選挙(メドヴェージェフが当選した選挙です)の野党側の有力候補の一人とされていましたが、野党勢力の統一候補擁立のため、自身の立候補は取り下げています。
 
 2011年12月の下院選挙では、プーチンの強権的な手法を激しく批判する国民自由党(パルナス)の指導者の一人でしたが、パルナスの政党登録が法務省によって拒まれ、さらに、選挙そのものでも不正が指摘されたことから、野党勢力による反政府デモが行われ、その過程でネムツォフじしんも何度か逮捕されていました。

 報道によると、ネムツォフは、今回ご紹介の切手にも取り上げられているボリショイ・カメンニ橋の上をウクライナ国籍の女性と歩いていたところ、通りかかった白い車から背中に4発の銃弾を受けて亡くなったとのこと。じつは、ネムツォフはウクライナのオレンジ革命ではヴィクトル・ユシチェンコを支持し、ユシチェンコ政権の大統領経済顧問を務めていた経歴もあり、ウクライナの親西欧派との関係が深い人物で、あす(1日)予定されている、ロシアによるウクライナへの軍事介入に反対する大規模なデモの主催者の一人でもあります。したがって、今回の凶行もウクライナ問題に絡んでのこととみるのが自然なわけですが、そうであればなおさら、真相は藪の中ということで幕引きが図られてしまう可能性も高そうです。まさに、おそロシア、ですな。

 ★★★ よみうりカルチャー荻窪の講座のご案内 ★★★

 毎月1回(原則第1火曜日:3月3日、3月31日、4月7日、6月2日、7月7日、8月4日、9月1日)、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で下記の一般向けの教養講座を担当します。

 ・イスラム世界を知る 時間は15:30-17:00です。

 次回開催は3月3日で、途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


 ★★★ 内藤陽介の最新刊  『日の本切手 美女かるた』 3月25日発売! ★★★ 

         日の本切手 美女かるた・表紙 税込2160円

 【出版元より】
 “日の本”の切手は美女揃い!
  ページをめくれば日本切手48人の美女たちがお目見え!
 <解説・戦後記念切手>全8巻の完成から5年。その著者・内藤陽介が、こんどは記念切手の枠にとらわれず、日本切手と“美女”の関係を縦横無尽に読み解くコラム集です。切手を“かるた”になぞらえ、いろは48文字のそれぞれで始まる48本を収録。様々なジャンルの美女切手を取り上げています。

 本書のご注文はこちら(出版元の予約受付サイトです)へ。内容のサンプルはこちらでご覧になれます。


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 陸自総監、ハバロフスクへ
2014-03-11 Tue 10:44
 北海道の防衛を担当する田辺揮司良・北部方面総監が、きのう(10日)から5日間の日程でハバロフスクのロシア軍東部軍管区司令部を訪問中です。ウクライナ情勢に関連して、政府は、自衛隊幹部らとの会談が予定されていたロシア軍のゲラシモフ参謀総長の訪日を延期していますが、現場レベルでの防衛交流は続ける必要があるとの判断によるものだそうです。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

       セリシェフ

 これは、1966年にソ連で発行された切手つき封筒で、ハバロフスクにあるステファン・ミハイロヴィッチ・セリシェフの銅像が取り上げられています。

 セリシェフは1889年生まれ。帝政ロシア軍では中尉の階級を持つ軍人でした。1917年の10月革命後、赤衛軍に加わって指揮官となり、イルクーツクで白軍を鎮圧するとともに、トランス・バイカル戦線で指揮を執ります。1918年以降は地下活動に従事し、一時、白軍に捕らえられましたが、1920年2月、アムール州の州都、ブラゴヴェシチェンスクで赤軍によって解放されました。

 その後は、1920年から22年までアムール革命委員会のメンバーとなり、1920年8月から1921年3月までアムール戦線を、ついで、1921年3月から12月まで第2アムール軍を指揮し、1921年12月から22年3月まで極東共和国の人民革命軍革命軍事評議会のメンバーとして極東共和国軍の赤軍への移管を担当しました。

 ソ連成立後は、師団長、副軍団長を務めたほか、1926-27年には国交回復後まもない日本に駐在武官としても滞在しています。1928年2月29日没。

 セリシェフは、赤軍初期の極東における軍事的英雄として現在でも高く評価されており、ハバロフスク市内の軍関連施設が集中するエリアは“セリシェフ通り”と名付けられています。おそらく、今回の田辺総監のハバロフスク訪問もセリシェフ通りを中心の日程になるのでしょう。

 なお、ハバロフスクのセリシェフ通りと極東の赤軍・ロシア軍については、拙著『ハバロフスク』でもいろいろと書いておりますので、機会がありましたら、ぜひご覧いただけると幸いです。


 ★★★ よみうりカルチャー荻窪の講座のご案内 ★★★   

 4月から、毎月1回(第1火曜日:4月1日、6月3日、7月1日、8月5日、9月2日)、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で下記の一般向けの教養講座を担当します。(詳細はそれぞれ講座名をクリックしてください)

 ・朝鮮半島のことを学ぼう 時間は13:00-14:30です。

 ・イスラムを学ぶ 時間は15:50-17:00です。

 初回開催は4月1日で、講座は途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


 ★★★ 講座「世界紀行~月一回の諸国漫郵」のご案内 ★★★ 

亀戸講座(2014前期)・広告

 東京・江東区亀戸文化センターで、5月から毎月1回、世界旅行の気分で楽しく受講できる紀行講座がスタートします。美しい風景写真とともに、郵便資料や切手から歴史・政治背景を簡単に解説します。受講のお楽しみに、毎回、おすすめの写真からお好きなものを絵葉書にしてプレゼントします!

 詳細は、こちらをご覧ください。


 ★★★ 文京生涯カレッジ(第13期)のご案内 ★★★

 文京学院大学が一般向け(=どなたでも受講できます)にさまざまな講師を招いて行う通年の教養講座「文京生涯カレッジ」の第13期が4月15日から始まります。僕も、7月15・22日に「バスコ・ダ・ガマのインドを歩く」、9月9日に「ドバイ歴史紀行」のお題で登場します。詳細はこちらですので、よろしかったら、ぜひご覧ください。


 ★★★ 内藤陽介の最新作 『蘭印戦跡紀行』 好評発売中! ★★★

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 日本の兵隊さん、本当にいい仕事をしてくれたよ。
 彼女はしわくちゃの手で、給水塔の脚をペチャペチャ叩きながら、そんな風に説明してくれた。(本文より)

 南方占領時代の郵便資料から、蘭印の戦跡が残る都市をめぐる異色の紀行。
 日本との深いつながりを紹介しながら、意外な「日本」を見つける旅。

 出版元特設ページはこちらです。また、10月17日、東京・新宿の紀伊國屋書店新宿南店で行われた『蘭印戦跡紀行』の刊行記念トークの模様が、YouTubeにアップされました。よろしかったら、こちらをクリックしてご覧ください。


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 ダゲスタンでの聖火リレー
2014-01-28 Tue 14:16
 開幕まで10日余りとなったソチ冬季五輪の聖火リレーが、きのう(27日)、ロシア南部ダゲスタン共和国に到着しましたが、テロへの警戒から、当初、一般道の約42キロのコースで約270人にリレーされる予定だったところを、首府マハチカラのサッカー場内で5キロ強、67人のリレーに大幅に縮小され、行われたそうです。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      チラクチャイ

 これは、1966年にソ連で発行された切手つき封筒で、ダゲスタン南部、カスピ海に注ぐチラクチャイ川の風景が描かれています。

 ダゲスタンはカスピ海西岸、チェチェン共和国、グルジア、アゼルバイジャンなどと隣接しており、国土の4分の3を山岳・丘陵地帯が占めています。ちなみに、ダゲスタンというのは民族名ではなく、テュルク語で“山の国”の意味です。現在のロシア連邦を構成するダゲスタン共和国は、ソ連時代のダゲスタン自治ソビエト社会主義共和国が、ソ連崩壊後の1992年3月、ロシア連邦条約でロシア連邦を構成する共和国となったものです。

 山岳地帯で人々の自由な往来が困難だったこともあって、世界でも有数の多言語・多民族地域として知られ、約5万平方キロの面積に30以上の民族が住んでいます。そのうちの主要10民族とされているのが、コーカサス諸語の民族であるアグル人、アヴァール人、ダルギン人、ラク人、レズギ人、ルトゥル人、タバサラン人、ツァフル人、およびテュルク系民族のクムク人とノガイ人で、住民のほとんどはスンナ派のムスリムです。

 このうち、レズギ人とノガイ人には、それぞれ、周辺国に居住する同一民族による統一と独立を求める勢力があり、クムク人には母語による教育・文化の保護を理由としたダゲスタン内での自治国家創設を求める動きがありますが、ダゲスタン全体としては、諸民族の関係は比較的安定しているとされています。

 ただし、この地域は、伝統的に北カフカスにおけるイスラム文化の中心地となっており、1859年にチェチェンとともに帝政ロシアに併合されるまでロシアに対する抵抗運動の拠点となっていました。こうした歴史的背景もあり、プーチン政権がチェチェン独立運動を武力で制圧した後は、チェチェン系を中心としたイスラム過激派組織は反ロシア活動の拠点を隣接するダゲスタン内に移し、現在でも活動を継続しています。

 今回ご紹介の切手つき封筒に描かれているチラクチャイ川流域は首府のマハチカラから離れていますので、今回の聖火リレーが予定通りのルートで行われたとしても、この切手つき封筒に描かれた場所を通過するということにはならないのですが、ダゲスタンの一般的な田舎道ということでいえば、似たような風景の中をランナーが走っていくという光景が見られたのかもしれません。  


 ★★★ 予算1日2000円のソウル歴史散歩 ★★★   

 毎月1回、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で予算1日2000円のソウル歴史散歩と題する一般向けの教養講座を担当しています。次回開催は2月4日(原則第1火曜日)で、ついで、3月4日に開催の予定です。時間は各回とも13:00~14:30です。講座は途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


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 隠れスターリンを探せ!
2013-03-05 Tue 10:21
 1953年3月5日にスターリンが亡くなってから、今日でちょうど60周年です。というわけで、今日はちょっとひねったスターリンネタということで、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

        極東公務員大学

 これは、1966年にソ連で発行された切手つき封筒で、ハバロフスクの極東公務員大学が取り上げられています。

 極東公務員大学は、ハバロフスクの中心部、レーニン広場西側のムラヴィヨフ・アムールスキー通りとゴーゴリ通りの角に位置しています。ちょっと前ですが、2010年冬に撮影した実物の写真はこんな感じです。

        極東公務員大学(実物)

 ハバロフスクの極東公務員大学の校舎は、もともとは共産党最高学校として1953年に建設されたもので、その建設には日本人の抑留者も動員された。

 6階建ての建物は典型的なスターリン時代の建築様式なのですが、注目したいのは、下の画像に示した外壁の柱頭部分です。

        極東公務員大学・柱頭

 この装飾は、“大学”をイメージして、ソ連のシンボルである槌と鎌の下に本を広げたデザインとなっているのですが、この本の部分がちょっと曲者で、左側の頁にはレーニン、右側の頁にはスターリンの名前が刻まれています。これは、スターリンこそがレーニンの正統な継承者であり、レーニンと並ぶ社会主義世界の“首領”であることを示すものですが、同時に、生活の隅々にまで“スターリン”が浸透していた時代を象徴する“遺跡”と言えるかもしれません。

 さて、拙著『ハバロフスク』では、ハバロフスク市内に現在なお残るスターリン時代の“遺跡”などもいろいろとご紹介しております。機会がありましたら、ぜひ、ご覧いただけると幸いです。


★★★ 内藤陽介、カルチャーセンターに登場 ★★★   

 4月から、下記の通り、首都圏各地のよみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)で一般向けの教養講座を担当します。詳細につきましては、各講座名(青色)をクリックしてご覧いただけると幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。(掲載は開催日順)

・よみうりカルチャー荻窪
 4月2日、5月7日、6月4日、7月2日、7月30日、9月3日
 (原則・毎月第1火曜日)13:00~14:30
 予算1日2000円のソウル歴史散歩

・よみうりカルチャー川崎
 4月12日、5月10日、6月14日、7月12日、8月30日、9月13日
 (原則・毎月第2金曜日)13:00~14:30
 切手で歩く世界遺産


 【世界切手展BRASILIANA 2013・出品募集期間延長!】

 今年11月、ブラジル・リオデジャネイロで世界切手展 <BRASILIANA 2013> が開催される予定です。当初、現地事務局への出品申し込みは2月28日〆切(必着)でしたが、〆切日が3月31日まで延長されました。つきましては、2月14日に締め切った国内での出品申し込みを再開します。出品ご希望の方は、3月20日(必着)で、日本コミッショナー(内藤)まで、書類をお送りください。なお、同展の詳細はこちらをご覧ください。


 ★★★★ 内藤陽介の最新刊 ★★★★

         『喜望峰』表紙画像
 
  『喜望峰:ケープタウンから見る南アフリカ』

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 ロシアがWTOに加盟
2012-08-22 Wed 16:48
 ロシアがきょう(22日付)でWTO(世界貿易機関)に加盟しました。ロシアとWTOといえば、僕なんかはやはりこちらを思い出しますな。(画像はクリックで拡大されます)

       ワルシャワ条約機構25年

 これは、1980年にソ連が発行したワルシャワ条約(機構)25周年の記念切手です。

 ワルシャワ条約機構は、1955年、NATO(北大西洋条約機構)に対抗すべく、ワルシャワ条約に基づきソ連を盟主とする東欧諸国が結成した軍事同盟で、ロシア語での略称はОВД(=Организации Варшавского договора)もしくはВД(=Варшавский договор)ですが、英語ではWTO(=Warsaw Treaty Organization)となり、世界貿易機関と同じになります。

 まぁ、ワルシャワ条約機構が解散したのは1991年7月のことで、世界貿易機関の設立が1995年ですから、時期的には重ならないので、新聞報道などでWTOと書いてあっても混同する可能性は低いのでしょうが、このブログなんかででは、ワルシャワ条約機構の方が頻度が高そうです。

 ちなみに、ロシアの経済規模は世界9位の1兆9000ドルで、これまで、WTOに加盟していない「最後の大国」と呼ばれており、WTO設立時から18年にも及ぶ交渉の結果、156番目の加盟国になりました。この結果、ロシアは加盟国との間で、原則として相互に最恵国待遇が適用されることになります。

 なお、米国は1974年に、共産圏在住のユダヤ系移民の出国を援助すべく、国外移民に制限を課している国に対しては最恵国待遇を認めないとする通商法第4編(ジャクソン=バニク修正事項)を制定しています。これは、主としてソ連に圧力をかけるためのものでしたが、1991年のソ連崩壊後も効力を失っていないため、米国は法律上、ロシアに対して最恵国待遇を適用できず、両国間にWTO規則が適用されないということになってしまいます。

 ロシアをめぐる新たなWTOが、かつてのWTOの亡霊によって足を引っ張られるというのも、なんだか皮肉な話ですな。

 ★★★ 内藤陽介・韓国進出! ★★★

   『韓国現代史』の韓国語訳、出ました
    
       韓国現代史・韓国語版
     우표로 그려낸 한국현대사
    (切手で描き出した韓国現代史)

     ハヌル出版より好評発売中!


    米国と20世紀を問い直す意欲作

       切手、歴史を送る(正面)
       우표,역사를 부치다
       (切手、歴史を送る)

      延恩文庫より好評発売中!

 *どちらも書名をクリックすると出版元の特設ページに飛びます。


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 国内最高齢のアムールトラ大往生
2011-11-20 Sun 22:09
 名古屋市の東山動物園で飼育されていた国内最高齢のアムールトラ“ルビリン”(19歳メス。人間でいえば90-100歳に相当)が、きょう(20日)老衰で死んだそうです。というわけで、アムールトラの切手です。(画像はクリックで拡大されます) 

      アムールトラ     アムールトラ(剥製)


 これは、1977年にソ連が発行したアムールトラの切手です。隣には、ハバロフスクの郷土誌博物館に展示されていた剥製の画像も貼っておきます。

 アムールラは別名シベリアトラ、朝鮮トラなどともいわれ、雄の体長は2.5メートル、体重は300キロにも達する、ネコ科最大の動物です。

 かつては中国・朝鮮・満洲・モンゴル・シベリアの各地に分布しており、加藤清正が朝鮮出兵に際して行った虎退治のトラも、アムールトラだったと考えられていますが、現在では、その居住地はアムール川およびウスリー川の流域にほぼ限定されています。

 アムールトラは国際自然保護連合により絶滅危惧種に指定されています。個体数が激減した理由としては生息地となる森林の減少(アムールトラ1頭あたり、東京都の半分に相当する1000平方キロの森林が必要だそうです)のほか、毛皮や骨(薬品や高級酒の原料として用いられる)を目的とした密漁の横行などが挙げられています。

 ただし、近年は各種の自然保護活動が実を結び、徐々にではあるが個体数が回復。ところが、今度は、そのことがアムールヒョウの生息を脅かす結果を招いているというから難しいものですな。

 さて、ハバロフスクの郷土誌博物館には、アムールトラの剥製以外にも興味深い品々がいろいろと展示されています。先月刊行した拙著『ハバロフスク』では、それらについてもいろいろとご紹介しておりますので、機会がありましたら、ぜひ、お手にとってご覧頂けると幸いです。

 昨日のトークイベントは盛況のうち、無事終了いたしました。ご参加いただいた皆様には、この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。

  ★★★ 内藤陽介の最新刊 ★★★

   11月17日、TBSラジオのニュース番組、
   森本毅郎・スタンバイで紹介されました。
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   ★★★ 好評既刊より ★★★

        切手紀行シリーズ④『ハバロフスク』
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 一の酉
2011-11-02 Wed 14:47
 きょう(2日)は一の酉です。というわけで、拙著『ハバロフスク』の増刷を祈願して、ハバロフスク関連の鳥のマテリアルを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

        ハバロフスク・太平洋学術会議

 これは、1979年夏にハバロフスクで開催された太平洋学術会議を記念してソ連が発行した切手つき封筒で、カモメが大きく描かれています。

 太平洋学術会議は、①太平洋地域に関する科学問題、特に、太平洋地域の人々の繁栄と幸福に寄与するような問題の研究を互いに協力して提案し、推進する、②全ての太平洋諸国の科学者の同胞感を深めることにより太平洋の人々の間の平和の絆を深める、という目的の下、1920年以来、ほぼ4年に一度、各国持ち回りで開催される国際会議です。

 第1回の会議は1920年にホノルルで開催され、1966年の第11回会議が東京で開催された際には日本でも記念切手も発行されました。今回ご紹介の切手つき封筒が発行された第14回会議は、1979年8月12日から9月1日まで(ついでエクスカーションが2日から6日まで)の日程で開催され、日本からも研究者が参加しています。

 ちなみに、西側諸国によるモスクワ五輪ボイコットの原因となったソ連軍のアフガニスタン侵攻は1979年12月27日のことです。ハバロフスクで太平洋学術会議が開催されていた8-9月には、すでにアフガニスタン情勢はかなり緊迫していましたから、場合によると、アフガニスタン侵攻のスケジュールが早まり、日本人研究者が会議に参加を取りやめる可能性もあったかもしれません。

 さて、明後日・4日から6日まで、東京・池袋のサンシャイン文化会館で開催される全国切手展<JAPEX>では、拙著『ハバロフスク』のプロモーションの一環として、僕も「シベリア抑留日本人用往復葉書」と題する作品を出品しております。また、5日の11:00からは会場内の特設スペースにて刊行記念のトーク・イベントも行いますので、ぜひ、遊びに来てください。

 ★★★ トーク・イベントのご案内 ★★★

 11月5日(土)、東京・池袋で開催される全国切手展<JAPEX>会場内で、以下のトークを行います。

・11:00 ハバロフスク…日本人の足跡を訪ねて
 切手紀行シリーズ④『ハバロフスク』の刊行を記念してのトークです。同書の中から、シベリア抑留の痕跡を中心に、ハバロフスクに残る日本人の活動の跡をたどります。なお、1フレーム作品として出品の「シベリア抑留日本人用往復葉書」についても、あわせて、簡単な解説を行います。

・16:00 年賀状の戦後史
 角川 one テーマ21(新書)『年賀状の戦後史』の刊行を記念してのトークです。同書の内容をご紹介しつつ、10日の一般発売に先駆け、会場内でのみの先行発売(限定30部)も行います。

 今回は、2冊の刊行時期が接近しているため、トークイベントもダブル・ヘッダーとなりました。ぜひ、遊びに来てください。


  ★★★ 内藤陽介の最新刊 ★★★

        切手紀行シリーズ④『ハバロフスク』
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 ハバロフスクの“ボリショイ劇場”
2011-10-29 Sat 23:17
 2005年以来、6年がかりの修復工事が行われていたモスクワのロシア国立ボリショイ劇場で、現地時間の昨夜(日本時間29日未明)、工事完成を記念して“こけら落とし”の記念コンサートが行われました。というわけで、きょうは、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      ハバロフスク・音楽コメディ劇場     ハバロフスク・音楽コメディ劇場(実物)

 左は、1975年にソ連で発行された切手つき封筒で、ハバロフスクの音楽コメディ劇場が取り上げられています。右側には、その実際の建物の写真を張っておきました。

 一般に“ボリショイ劇場”というと、モスクワにある国立アカデミーの劇場のことを指すことが多いのですが、ロシア語の“ボリショイ”は“大きい”の意味ですから、言葉の本来の意味でいうとボリショイ劇場というのは“大劇場”という意味になります。このため、ロシアの各都市で最も大きい劇場は、それぞれの都市の“ボリショイ劇場”となるわけで、ハバロフスクの場合だと、今回ご紹介の音楽コメディ劇場がそれにあたります。

 もともと、ハバロフスクの音楽コメディ劇場は、現在の極東美術館に連結したコンサート・ホールがそのように呼ばれていました。このホールは、第2次大戦後の1947年、歌手の三波春夫ら日本人抑留者を動員して大規模な改修工事が行われ、音楽コメディ劇場の名で、ハバロフスク一の劇場として用いられてきました。

 しかし、1970年代にカール・マルクス通りのディナモ公園内に新しく劇場が建てられると、この新劇場があらたに“音楽コメディー劇場”と名付けられることになり、旧劇場は極東フィルハーモニーの本拠地として使われるようになり、現在にいたっています。

 さて、現在、音楽コメディ劇場があるディナモ公園の周辺には、かつての日本人抑留者たちにまつわる場所が救いなからずあります。拙著『ハバロフスク』では、心ならずも苦難の生活を強いられた抑留者の方々をしのびながら、その痕跡をいくつかご紹介しておりますので、機会がありましたら、ぜひ、ご覧いただけると幸いです。


 ★★★ トーク・イベントのご案内 ★★★

 11月5日(土)、東京・池袋で開催される全国切手展<JAPEX>会場内で、以下のトークを行います。

・11:00 ハバロフスク…日本人の足跡を訪ねて
 切手紀行シリーズ④『ハバロフスク』の刊行を記念してのトークです。同書の中から、シベリア抑留の痕跡を中心に、ハバロフスクに残る日本人の活動の跡をたどります。なお、1フレーム作品として出品の「シベリア抑留日本人用往復葉書」についても、あわせて、簡単な解説を行います。

・16:00 年賀状の戦後史
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 今回は、2冊の刊行時期が接近しているため、トークイベントもダブル・ヘッダーとなりました。ぜひ、遊びに来てください。


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 ロシアのアイスホッケー切手
2011-09-07 Wed 23:57
 ロシア北西部のヤロスラブリで、きょう(7日)、地元のプロ・アイスホッケーチーム“ロコモティブ”の選手らを乗せた旅客機が離陸直後に墜落、乗客・乗員45人のうち43が亡くなったそうです。謹んでご冥福をお祈りします。というわけで、きょうはロシアのアイスホッケーに絡んでこんなモノを持ってきました(画像はクリックで拡大されます)

        アイスホッケー世界選手権(1981)

 これは、1981年1月にハバロフスクで行われたアイスホッケーの世界選手権を記念して発行された切手つき封筒に、世界選手権の記念切手を貼り、記念印を押したモノです。

 ハバロフスクには、ロシアでも最大規模の7100人という収容人員を誇るアイスホッケー・スタジアム“プラチナ・アリーナ”がありますが、このスタジアムは2003年8月30日のオープンなので、今回ご紹介のマテリアルの世界選手権とは無関係です。

 おそらく、今回ご紹介のマテリアルの世界選手権は、アムール川沿いのレーニン・スタジアムの一角で行われたものと考えられます。

 ソ連時代、レーニンの名を冠したスポーツ施設は各地に建てられましたが、ハバロフスクのレーニン・スタジアムは1957年に完成したスポーツ・コンプレックスで、広々として公園の中に6000人収容の体育館、2万5000人収容の競技場、テニスコート、ヨットクラブなどを備え、極東ロシアのスポーツ施設としては最大の規模を誇っていました。

 このうち、スケート競技が行われていたのは体育館で、下の画像のように、正面には男子の砲丸投げと女子のフィギュア・スケートの像が正面に立てられています。

        レーニンスタジアム(体育館)

 さて、今秋、<切手紀行シリーズ>の第4巻として刊行予定の『ハバロフスク』では、今回の記事に登場したプラチナ・アリーナとレーニン・スタジアムの双方を取り上げ、その背後にある歴史的な事情についてもいろいろとご説明しております。現在、本文の原稿は8-9割方、書き上がっており、並行して編集作業を進めているところですので、11月の<JAPEX>では、実物をご覧いただけるのではないかと思います。正式な発売日や定価など、詳細が決まりましたら、逐次、このブログでもご案内してまいりますので、どうかよろしくお願いします。


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