内藤陽介 Yosuke NAITO
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 マレーシアの国家記念碑
2017-04-14 Fri 12:25
 日本とマレーシアの国交樹立60年を記念して、昨日(13日)からマレーシアを公式ご訪問中の皇太子殿下は、けさ(14日朝)、クアラルンプールの国家記念碑に供花されました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      マレーシア・国家独立記念碑  国家記念碑(実物)

 これは、1966年2月8日にマレーシアで発行された“国家記念碑”の切手です。隣には、2014年12月に開催の国際切手展<MALAYSIA 2014>に参加した際、現地を訪れて撮影した記念碑の写真を貼っておきました。

 第二次大戦以前、英国支配下のマレー半島は、①ペナンマラッカシンガポールを中心とした直轄の海峡植民地、②スルタンを通じて間接統治を行うマレー連邦州(ペラ、スランゴール、ヌグリ・スンビラン、パハン)と、③マレー連邦への加盟を拒否したスルタンの非連邦州(ジョホールクランタンクダー、トレンガヌ)に分かれていました。

 第二次大戦中、これらの地域は日本軍に占領されましたが、戦後、日本軍が撤退すると英国は植民地支配の再開にあたって、シンガポールを除くマレー半島をすべてマラヤ連合として統合しようと考えます。このときのマラヤ連合の構想では、スルタンの権限を縮小し、各州に配置される英国人知事が行政を担当することになっていたほか、中国系やインド系を含むすべての人種に平等な市民権を与えるなどの方針となっていました。

 このため、人口的には多数派を占めていながら、経済的には少数派の華人の後塵を拝し続けてきたマレー人は、英国の提案した“平等”に猛反発。このため、一応、1946年にマラヤ連合は発足したものの、英国は翌1947年にマラヤ連合との間でマレー人の特権を認める連邦協定を結び、1948年にマラヤ連邦が発足します。その後、10年間の独立運動を経て、1957年8月31日にマラッカでマラヤ連邦の独立が正式に宣伝されました。

 この間、マラヤ共産党は、1948年2月にインド共産党主催でカルカッタで開かれた「東南アジア青年会議」を経て、同年3月、“革命武闘路線”を採択。港湾労働者や運輸労働者、工場にストライキを呼びかけ、同年のメーデーでデモ行進を行い、シンガポール政府と武力衝突を起こしました。これに対して、英植民地政府が組合指導者を追放すると、5月31日、共産党指導部は地下に潜行して武闘指令を発し、各地で欧州人の農園主や右派系の独立活動家等を殺害。このため、6月17日、英植民地政府はマレー全土に緊急事態を宣言し、翌7月23日には共産党と関連組織に活動禁止令を出し、1000人以上を逮捕しました。
 
 その後、ジャングルに潜伏した共産ゲリラは、多くの一般市民を巻き添えにしながら、反英闘争を継続。さらに、1957年の独立後、彼らはマレーシア国軍とも戦い、1960年の停戦まで、多くの若者が命を落としました。

 今回ご紹介の国家記念碑は、1948年以降の独立闘争の過程で、共産ゲリラとの戦いで亡くなった兵士たちの慰霊のために建てられたもので、高さ約15m のブロンズ像です。作者のフェリック・デ・ウェルトンは米アーリントンの硫黄島記念碑(合衆国海兵隊記念碑)の製作者で、マレーシア国旗を掲げ、勇敢に戦う7人の兵士の姿が表現されています。

 * 昨日のNHKラジオ第1放送、「切手でひも解く世界の歴史」は、無事、終了いたしました。お聞きいただきました皆様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。次回放送は4月27日の予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします。


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 卓球・女子団体で銅
2016-08-17 Wed 11:06
 リオデジャネイロ五輪12日目(現地時間16日)は、卓球の女子団体の日本代表とシンクロナイズドスイミング・デュエットの乾友紀子 ・三井梨紗子が銅メダルを獲得しました。というわけで、 きょうはこの1枚です。(画像はクリックで拡大されます)

      マレーシア・世界卓球選手権団体戦(2000)

 これは、2000年にマレーシア・クアラルンプールで発行された第45回世界卓球選手権団体戦の小型シートです。卓球そのものの切手は、1949年にニカラグアで発行された最初の切手以来、数多く発行されていますが、団体戦にフォーカスをあてた切手というのはなかなかないので、取り上げてみました。

 国際卓球連盟の主催する世界卓球選手権は、1926年にロンドンで第1回大会が開催されて以来、途中、1940-46年に第二次世界大戦による中断をはさんで、1957年の第24回ストックホルム大会(その前年、1956年の第23回大会は東京での開催です)までは原則毎年、1959年の第25回ドルトムント大会以降は隔年で行われていました。

 その第45回大会は、当初、1999年4月26日から5月9日までの日程で“ユーゴスラヴィア連邦共和国(新ユーゴ)”のベオグラードで個人戦と団体戦の両方が開催される予定でした。ところが、当時は、ユーゴスラヴィア軍およびセルビア人勢力と、コソヴォの独立を求めるアルバニア人組織コソヴォ解放軍とのコソヴォ紛争は泥沼の様相を呈しており、1999年3月24日には北大西洋条約機構(NATO)がユーゴ空爆を行うなど事態が緊迫。このため、当時、ヨルゲン・パーソンをはじめ有力選手を抱えていたスウェーデンの卓球協会が大会への不参加を表明します。

 事態を重くみた国際卓球連盟では、選手の安全を考慮して中止を決定。代替措置として、個人戦と団体戦を分割開催することを決定し、とりあえず、1999年8月2-9日、オランダのアイントホーフェンで個人戦を開催することとしました。そして、団体戦に関しては、翌2000年2月19-26日にクアラルンプールで開催するという分離開催の方式が採られました。今回ご紹介の切手は、これを記念して開催国のマレーシアが発行したものです。

 これを機に、世界卓球選手権の運営が見直されることになり、すでに2001年に大阪での開催準備が進められていた第46回世界卓球選手権に関しては団体戦と個人戦を同時に行うものの、2003年の第47回パリ大会以降は、奇数年は個人戦、偶数年は団体戦が行われるようになっています。


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 * 8月6日付『東京新聞』「この人」欄で、内藤が『リオデジャネイロ歴史紀行』の著者として取り上げられました!

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 ようやく到着しました
2015-08-06 Thu 18:00
 昨年12月、マレーシア・クアラルンプールで開催された国際切手展<MALAYSIA 2014>の出品者の賞状が、会期の終了からほぼ9カ月ぶりに、ようやく、下の画像の封筒に入れられて到着しました。

      マレーシア・賞状送付カバー

 あいにく、拙宅に到着した4日は不在でしたので、昨日(5日)の午前中に再配達してもらい、その後、レターパックの封筒などを手配して、先ほど、関係者の皆様宛に賞状その他一式をお送りいたしました。この間、関係者の皆様からは「賞状やカタログ類はいつになったら届くのか」と何度となくお問い合わせをいただき、そのたびに、「主催者側に問い合わせて入るのですが…」とお返事せざるを得ず、心苦しい日々が続いておりましたが、ようやく、肩の荷が下りた思いです。同展コミッショナーとして、まずはこの場をお借りしてご報告いたします。

 ちなみに、封筒に貼られていたのは、2012年に発行された新アゴン就任記念の小型シートとマラッカ750年の小型シート、それに今年(2015年)発行のノコギリエイの切手です。

 このうち、マラッカ750年の切手に取り上げられているのは、セント・ポールの丘にある総督博物館(もともとはオランダのマラッカ総督の官邸だった建物が博物館として公開しています)です。マラッカへは、昨年、展覧会の合間を縫って日帰り旅行に行ったのですが、総督博物館へは行きそびれてしまいました。この切手が貼られた郵便物を受け取ることがわかっていたなら、無理をしてでも行っておけばよかったですな。

 なお、今年は家庭の事情で4月の台湾展には参加できず、8月のシンガポール展にも行けないのですが、11月に開催の香港展には、自分の作品を出品するだけでなく、アシスタント・コミッショナーとして参加する予定です。ご関係者の皆様には、いろいろとお世話になるかと思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。


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 4月8日付の『夕刊フジ』に書評が掲載されました!

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 “日の本”の切手は美女揃い!
  ページをめくれば日本切手48人の美女たちがお目見え!
 <解説・戦後記念切手>全8巻の完成から5年。その著者・内藤陽介が、こんどは記念切手の枠にとらわれず、日本切手と“美女”の関係を縦横無尽に読み解くコラム集です。切手を“かるた”になぞらえ、いろは48文字のそれぞれで始まる48本を収録。様々なジャンルの美女切手を取り上げています。

 出版元のサイトはこちら、内容のサンプルはこちらでご覧になれます。ネット書店でのご購入は、アマゾンboox storee-honhontoYASASIA紀伊國屋書店セブンネットブックサービス丸善&ジュンク堂ヨドバシcom.楽天ブックスをご利用ください。


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 無事帰国しました。
2014-12-08 Mon 21:09
      MALAYSIA 2014 メダル拝領

 本日(8日)午前、無事、クアラルンプールから帰国いたしました。国際切手展<MALAYSIA 2014>の会期中、現地では、審査員の山崎文雄さんご夫妻、アシスタント・コミッショナーの榎沢祐一さん、井上和幸さんをはじめ、多くの方々にいろいろとお世話になりました。現地滞在中、お世話になった全ての方々に、この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。冒頭の写真は、関係者の慰労を兼ねたエクスカーションの際、今回の主催者であるマレーシア郵趣協会のダトー会長から、審査員・コミッショナーとしての参加証とメダルを頂戴している場面です。

 さて、今回頂戴したメダルのデザインは、以下のようなモノで、昨年(2013年)発行されたマレーシア50年の記念切手が焼き付けられています。(小型シート)を貼っておきます。

      マレーシア展・メダル    マレーシア独立50年

  ここでいう“マレーシア50年”というのは、1957年に独立したマラヤ連邦が、1963年にシンガポール、英領ノースボルネオ英領サラワクと統合して“マレーシア”国家が成立したことから起算した年数ですが、実際には、その2年後の1965年、シンガポールが分離独立したことで、現在のマレーシア国家の枠組が完成しました。切手に描かれているのはマレーシアの地図と国旗、それに、初代首相に就任したトゥンク・アブドゥル・ラーマンの肖像が描かれています。

 なお、来年は4月に台北でアジア切手展、8月にシンガポールで世界切手展、11月に香港でアジア切手展が予定されています。僕自身も、何らかの形で各切手展に関わっていくことになるだろうと思います。今後とも、皆様にはいろいろとお世話になることがあるかと思われますが、よろしくお願いいたします。


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 毎週水曜日、インターネット放送・チャンネルくららにて、内藤がレギュラー出演する番組「切手で辿る韓国現代史」が配信されています。青字をクリックし、番組を選択していただくとYoutube にて無料でご覧になれますので、よろしかったら、ぜひ、ご覧ください。(画像は収録風景で、右側に座っているのが主宰者の倉山満さんです)

 
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 毎月1回(原則第1火曜日:1月6日、2月3日、3月3日、3月31日)、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で下記の一般向けの教養講座を担当します。

 ・イスラム世界を知る 時間は15:30-17:00です。

 次回開催は1月6日(都合により、12月はお休みをいただきます)で、途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


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 <MALAYSIA 2014>終了
2014-12-07 Sun 08:52
 早いもので、1日から開催されていた国際切手展<MALAYSIA 2014>は、昨日(6日)、無事終了しました。すでに作品とメダル、特別賞のピックアップも済ませ、現地時間23時過ぎのマレーシア航空でクアラルンプールを発ちます。というわけで、この切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      マレーシア・KL=LA線就航

 これは、1986年、マレーシアで発行されたマレーシア航空ロサンゼルス線就航の記念切手で、当時のマレーシア航空の路線図のうち、この時就航したクアラルンプール=東京=ロサンゼルスの区間が黄色く塗られています。僕自身は、今回はロサンゼルスへは行きませんが、まずは無事に東京に到着できますようにとの思いを込めて、この1枚を持ってきました。

 さて、マレーシア航空のルーツは、英領時代の1947年に設立された航空(Malayan Airways Limited)です。

 1963年、マラヤ連邦(1957年に英国から独立)・シンガポール・サバ・サラワクが統合し、マレーシア国家が結成されると、航空会社もマレーシア航空(Malaysian Airways Limited)に改称されます。その後、1965年にシンガポールはマレーシアから分離独立すると、マレーシア航空はマレーシア・シンガポール両国政府の共同保有となりました。なお、シンガポールとマレーシアの分離独立に伴い、1967年、社名はマレーシア・シンガポール航空(Malaysia-Singapore Airlines Limited)と改称されています。

 その後、1971年4月にマレーシア・シンガポール航空の両国共有が解消され、マレーシア側はマレーシア航空(Malaysian Airline Limited)を、シンガポール側はシンガポール航空を設立。同年11月、社名の正式名称がマレーシア航空システム(Malaysian Airline System Berhad)と改称されました。運航上の名称が現在の“Malaysia Airlines”(旧称のMalaysian のn が落ちました)に変更されたのは、今回ご紹介の切手が発行された翌年の1987年のことですが、日本語では“n ”があってもなくても“マレーシア航空”で変わりありません。

 さて、僕の飛行機は、予定では、明朝7時過ぎには成田に着く予定ですので、お昼ごろには自宅にたどり着いていると思います。留守中、ご不便をおかけした皆様には、もうしばらく、ご猶予をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

* 昨晩、カウンターが145万PVを超えました。いつも閲覧していただいている皆様には、この場をお借りして、お礼申し上げます。


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 <MALAYSIA 2014>受賞結果速報
2014-12-04 Thu 09:52
      マレーシア展・小型シート(グヌン・レダン)

 今月1日からマレーシア・クアラルンプールで開催中の国際切手展<MALAYSIA 2014>ですが、昨日(3日)までにすべての作品の審査が終了し、以下のように受賞結果が確定しました。先ほど関係者に確認したところ、公表可能ということでしたので速報としてお伝えいたします。以下、リストは出品者名は日本語表記、作品名は英文でリスト記載のとおりです。カッコ内は点数ですが、速報値ゆえ、誤りなどがありましたら、後日訂正いたしますので、ご容赦ください。

 ユースおよびテーマティク作品のFIP世界展への出品
・木戸裕介 North Korea 1946-53 LV(86)
・江村清 The History of Artist's Portraits – The Transition of Western Art over 600 years LV(85)
・村山良二 Czeslaw Siania: The Story of His Great Work of Engraving Stamp LS(78)
・榎沢祐一 Trams – Its Development and Competitors G(90)
・大沢秀雄 The Blind LV(86)
 
 FIAPアジア展への出品
・須谷伸宏 Japan Definitives, Vocational Series LV(85)
・吉田敬 German States before German Empire LV(88)
・増山三郎 Censorship of Netherlands East Indies in Singapore and Penang from September 1939 to February 1942 V(81)
・池田健三郎 Prompt Delivery in Japan as Nationwide Services LV(87)
・岡本哲 Japanese Postal History of Official Compulsory Delivery for Lawsuit Documents LV(86)
・行徳国宏 Postal History of Postwar Express in Japan V(80)
・和田文明 The United States Registry Systems, 1880-1910 LV(85)
・長谷川純 The Documentary Revenue Issue of Japan 1873-1875 LV(85)
 (以下、文献)
・鳴美 『小判切手 =事故印=』 V(81)
・鳴美 『日本記号入切手カタログ』 V(82)
・正田幸弘 『文献散歩道』 S (70)
・玉木淳一 『日本軍事郵便史1894―1921』 LV(85)
・スタンペディア 『Stampedia Philatelic Journal』 LV(85)
・スタンペディア 『スタンプクラブ』 LS(76)
・日本郵趣協会 『ビジュアル日本切手カタログ』1-2 V(81)

 あらためて、受賞された皆様には、心よりお祝いを申し上げます。

 冒頭に掲げた画像は、今回の切手展を記念して会期初日に発行された小型シートの1種で、マレーシア古典文学の「レダン山の王女」をイメージしたデザインとなっています。日本からの特別賞としては、下の画像のような飾り扇を提供したので、扇が描かれた1枚ということで持ってきました。

      マレーシア展・特別賞

 さて、「レダン山の王女」は、マレーシア版のかぐや姫のような物語です。

 その昔、マレー半島南部、ジョホールのレダン山には光輝く美しい王女が住んでいました。その噂を聞きつけたマラッカのスルタン、マフムード・シャーは彼女に求婚しましたが、王との結婚を望まない彼女は王に6つの難題(7つというヴァージョンもあります)を出し、王がそれをかなえたら結婚すると応えます。

 その難題とは、

 1.7つの受け皿に載せた蝿の心臓
 2.7つの受け皿に載せた蚊の心臓
 3.樽いっぱいの乾燥ビンロウの果汁
 4.樽いっぱいの乙女の涙
 5.マラッカから山頂までを純金の橋でつなぐ
 6.お椀いっぱいのスルタンの息子の血

 スルタンはその権力を使って、5つ目までを達成。最後の難題、息子の血を用意するため、彼は自分のナイフで息子を殺そうとしましたが、その時、王の前に王女が現われ、 「自分の子供を殺すような人とは結婚できません」と言い、去っていきました。これにより、王は人間のできることには限界があると悟ったというのが、説話としてのオチだそうです。(記事をアップした際にはデジカメで撮影した写真を仮画像として使っていましたが、帰国後、画像は現物からスキャンしたものに差し替えました)

 
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 <MALAYSIA 2014>開幕
2014-12-02 Tue 07:11
 マレーシアの首都、クアラルンプールの国際会議場(コンヴェンション・センター)で国際切手展<MALAYSIA 2014>が昨日(1日)からスタートしました。というわけで、きょうはこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      マレーシア・国際展会場

 これは、ことし(2014年)11月5日に発行された今回の切手展の小型シートで、会場となるクアラルンプール国際会議場が描かれています。

 クアラルンプールの国際会議場は、総面積40ヘクタールにも及ぶクアラルンプール中心部の再開発計画(KLCC)の一環として2003年にオープンしました。同計画の中心にあるのが、小型シートの背景にも描かれているペトロナス・ツイン・タワーです。

 今回の切手展は、マラッカ・ペナン(とシンガポール)での切手使用開始160年を記念して行われるもので、マレーシア郵趣協会の主催の下、ユース・テーマ・現代郵趣の各部門はFIP世界展、それ以外の伝統・郵便史等はFIAPアジア展の併催という変則的な開催で、会期は6日までです。

 初日のきのうは、午前10時からオープニング・セレモニーが行われ、日本でのテープカットに相当するイベントとして、関係者による“スタンプ押印”のイベントも行われました。(下の画像。マレーシア・ポストのCEOが手にしているハンコをペタンと下に押してスタートという段取りでした)

      MALAYSIA2014 開会式

 さて、作品の審査も昨日からスタートし、あす(3日)の午後にはすべての受賞結果が決まる予定になっています。その後の諸手続きなどを経て、結果を公表できるようになりましたら、できるだけ速やかにこのブログでもご報告したいと思っておりますので、今しばらくお待ちください。


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 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各電子書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

 *8月24日付『讀賣新聞』、韓国メディア『週刊京郷』8月26日号、8月31日付『夕刊フジ』、『郵趣』10月号、『サンデー毎日』10月5日号で拙著『朝鮮戦争』が紹介されました!


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 クアラルンプールに来ています
2014-11-29 Sat 19:06
 私事で恐縮ですが、12月1日から開催の国際切手展<MALAYSIA 2014>にコミッショナー兼審査員として参加するため、昨晩成田を発って、本日(29日)未明、クアラルンプールに到着しました。すでに、昼過ぎに作品の搬入を済ませ、まずはホッとしているところです。というわけで、きょうはこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      ペトロナス・ツインタワー    ペトロナス・ツインタワー(切手展会場前)

 左は、1999年にマレーシアで発行されたペトロナス・ツインタワーの切手です。右側には、切手展の会場前から撮影したタワーの姿です。搬入を終えて、ホッと一息というところでパチリとやりましたので、右側のビルの時計は搬入手続きを済ませて外に出てきたときの時間になっています。

 切手に取り上げられたペトロナス・ツインタワーは1998年に完成したオフィスビルで、高さは452m。高さ170mの41階のスカイブリッジで2本のビルをつないだ特異な構造は、クアラルンプルのシンボルとなっています。今回の展覧会はその足元のコンベンション・センターで開催されます。

 さて、今回の展覧会は、ちょっと変則的で、21歳以下のユース部門とテーマティクはFIPの世界切手展、その他の部門はFIAPのアジア国際展となっており、形式的には二つの展覧会の併催という格好になっています。日本からは、文献を除き、FIP展に5点(ユース1、テーマ4)、FIAP展に8点の計13点の出品があり、このほか、内藤が両展共通のコミッショナーとFIP展の審査員、山崎文雄さんがFIAP展の審査員、榎沢祐一さんがアシスタント・コミッショナーとして参加しています。審査結果につきましては、公表可能となり次第、このブログでもご報告する予定です。

 ただし、なにぶんにも海外のことですので、ネットの接続環境が悪くなったり、何かトラブルが発生するなど、諸般の事情で記事の更新ができなかったり、メール等での連絡が取れなくなったりすることがあるかもしれません。

 展覧会の会期は12月6日までですので、作品を引き取って7日に現地を発ち、日付が変わった8日朝に帰国の予定ですが、この間、そういうわけでいろいろとご不便・ご迷惑をおかけするかもしれませんが、その際には、なにとぞご容赦ください。


 ★★★ インターネット放送出演のご案内 ★★★

      チャンネルくらら写真

 毎週水曜日、インターネット放送・チャンネルくららにて、内藤がレギュラー出演する番組「切手で辿る韓国現代史」が配信されています。青字をクリックし、番組を選択していただくとYoutube にて無料でご覧になれますので、よろしかったら、ぜひ、ご覧ください。(画像は収録風景で、右側に座っているのが主宰者の倉山満さんです)

 
 ★★★ よみうりカルチャー荻窪の講座のご案内 ★★★

 毎月1回(原則第1火曜日:1月6日、2月3日、3月3日、3月31日)、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で下記の一般向けの教養講座を担当します。

 ・イスラム世界を知る 時間は15:30-17:00です。

 次回開催は1月6日(12月は都合によりお休みです)で、途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


 ★★★ 内藤陽介の最新刊  『朝鮮戦争』好評発売中! ★★★ 

 お待たせしました。約1年ぶりの新作です!

        朝鮮戦争表紙(実物からスキャン) 本体2000円+税

 【出版元より】
 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る!
 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

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 <MALAYSIA 2014>出品作品決定
2014-07-27 Sun 18:55
      マレーシア・PHILANIPPON2011

 本年12月1日から6日まで、マレーシアのクアラ・ルンプールで国際切手展(ユースとテーマティクは世界展、それ以外の分野はアジア展)<MALAYSIA 2014>が開催されます。僕はその日本コミッショナーを仰せつかっていますが、日本からの出品作品は以下のように決定したとの連絡が主催者側から入りましたので、速報としてお伝えいたします。(以下、リストは出品者名は日本語表記・敬称略、文献を除く作品名は英文でリスト記載のとおりです。ただし、本日現在で出品者ご本人から先方のリストの誤記などのご指摘があった場合には、修正しています)

 ユースおよびテーマティク作品の世界展への出品
・木戸裕介 North Korea 1946-53
・江村清 The History of Artist's Portraits – The Transition of Western Art over 600 years
・村山良二 Czeslaw Siania: The Story of His Great Work of Engraving Stamp
・榎沢祐一 Trams – Its Development and Competitors
・大沢秀雄 The Blind
 
 アジア展への出品
・須谷伸宏 Japan Definitives, Vocational Series
・吉田敬 German States before German Empire
・増山三郎 Cenorship of Netherlands East Indies in Singapore and Penang from September 1939 to February 1942
・池田健三郎 Prompt Delivery in Japan as Nationwide Services
・岡本哲 Japanese Postal History of Official Compulsory Delivery for Lawsuit Documents
・行徳国宏 Postal History of Postwar Express in Japan
・和田文明 The United States Registry Systems, 1880-1910
・長谷川純 The Documentary Revenue Issue of Japan 1873-1875
 (以下、文献)
・鳴美 『小判切手 =事故印=』
・鳴美 『日本記号入切手カタログ』
・正田幸弘 『文献散歩道』
・玉木淳一 『日本軍事郵便史1894―1921』
・スタンペディア 『Stampedia Philatelic Journal』
・スタンペディア 『スタンプクラブ』
・日本郵趣協会 『ビジュアル日本切手カタログ』1-2

 ちなみに、記事の冒頭に掲げた画像は、2011年に横浜で開催された世界切手展<PHILANIPPON 2011>に際してマレーシアが発行した小型シートで、前年(2010年)発行の“マレー鉄道125周年”の小型シートに、別途、切手展のマークを刷り込んだものです。

 マレー半島における鉄道の歴史は、海峡植民地(現在のマレーシアに属するペナン、マラッカとシンガポールを合わせた地域)で、1848年、スズの大鉱床がペラ王国で発見されたことを受けて、スズを港まで運搬するため、1885年6月1日にタイピン=ポート・ウェルド間で、ペラ国有鉄道が開業したことから始まります。今回ご紹介の小型シートの“125周年”というのもそこから起算した年回りで、シートには歴代の車両がずらっと並んで描かれています。

 展覧会本番では、皆さんのすばらしい作品が会場にずらっと並ぶことを、いまから楽しみにしております。

        
 ★★★ トークイベントのご案内 ★★★ 

 8月2日(土) 14:00より、東京・錦糸町のすみだ産業会館で開催の全日本切手展(全日展)会場内で、新著『朝鮮戦争』の刊行を記念して、トークイベントを開催することになりました。(画像は表紙のイメージ。細かい部分で、若干の変更があるかもしれません)

      朝鮮戦争・表紙

 トークそのものの参加費は無料ですが、全日展への入場料として、3日間有効のチケット(500円)が必要となります。あしからずご了承ください。皆様のお越しを心よりお待ち申しております。
 

 ★★★ 『外国切手に描かれた日本』 電子書籍で復活! ★★★

      1枚の切手には 思いがけない 真実とドラマがある

    外国切手に描かれた日本(表紙)     外国切手に描かれた日本(ポップ) 
    光文社新書 本体720円~

 アマゾン紀伊国屋書店ウェブストアなどで、6月20日から配信が開始されました。よろしくお願いします。(右側の画像は「WEB本の雑誌」で作っていただいた本書のポップです)


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 マレーシア総選挙は与党辛勝
2013-05-06 Mon 11:10
 きのう(5日)、独立後初の政権交代もありうるといわれる中で投票が行われたマレーシアの総選挙は、与党連合が連邦議会下院(定数222)で過半数の133議席を確保し、マレー系政党の統一マレー国民組織(UMNO)を中核とする1957年の独立以来の長期政権が維持されました。というわけで、きょうはマレーシア切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます)

        新アゴン就任(2012)

 これは、昨年(2012年)、マレーシアで発行された新アゴン即位の記念切手です。

 現在のマレーシア国家は13州からなる連邦制国家ですが、これらの各州はもともとスルターンと呼ばれる地方君主の支配下に置かれていました。このため、スルターンを頂く9州(ジョホール州・クダ州・クランタン州・ヌグリ・スンビラン州・パハン州・ペラ州・プルリス州・スランゴール州・トレンガヌ州)のスルターンが任期5年の輪番制で連邦の国家元首(アゴン。日本語ではしばしば国王と訳される)になるという制度が採用されています。

 マレーシアの憲法では、アゴンは立憲君主として規定されており、その大権の多くは内閣の助言に基づいて行使されます。アゴンは首相任命の可否について判断する権利を持っていますが、内閣は下院に責任を負う議院内閣制が採用されているため、実際には、下院多数党の党首が首相に任命されるのが慣例です。なお、下院で内閣不信任案が可決された場合は、アゴンは、内閣の助言により下院を解散するか、助言を拒否して内閣を解任するか、いずれかを選択できます。

 かつてのアゴンは公私にわたり法的な責任を問われない特権を有していましたが、1993年の憲法改正により私的行為についての免責特権は廃止されました。したがって、現在のマレーシアでは、理論的には、司法大臣が承認すれば、検察当局もしくはマレーシア国民は特別裁判所にアゴンを提訴することも可能です。なお、アゴンの公務に関する訴訟は、アゴン本人ではなく、マレーシア政府が被告となります。

 現在のアゴンは、クダ州のスルターン、アブドル・ハリム・ムアザンで、2011年12月13日に第14代アゴンとして即位しました。彼は、1970年9月21日から1975年9月20日まで、第5代アゴンにもなっており、2度目の就任です。アゴンが各州のスルターンの持ち回りである以上、理論上、2度目のアゴンというケースはほかにもありうるわけですが、実際には、今回ご紹介のアブドル・ハリム・ムアザンが最初のケースとなりました。

 即位の記念式典は2012年4月12日に行われ、新アゴンは「マレーシアが2020年までに先進国の仲間入りをするため、国民は高い道徳を備えると同時に知識と技能を身につけ、力強く前進しなければならない。国民が政策を支持し役目を果たすことなしに新たな歴史を作った国家は存在しない。国際競争に勝ち経済的に発展するだけではなく、諸外国の尊敬を得る国へと発展させていかなければならない。国民が一致団結し、政府と緊密に連携してマレーシアをさらに発展させることを望む」とのメッセージを国民に向けて発しています。

 さて、今回の総選挙により、2009年4月に発足したナジブ政権は、形式的には、一定の信任を得たということになるわけですが、今回与党が獲得した133議席は改選前を下回っています。2008年の前回総選挙では、与党連合が140議席しか獲得できず、安定多数の148議席(222議席の3分の2)を割り込んだ責任を取って、当時のアブドラ政権が退陣に追い込まれたという経緯もありますからねぇ。国是であるマレー人優遇政策に対する不満もあって、人口の約4分の1を占める華人系の与党連合に対する支持離れが鮮明になっていることもあり、国王のメッセージにあるような“国民の一致団結”は「言うは易く…」という状況でしょうか。


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 毎月1回、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で予算1日2000円のソウル歴史散歩と題する一般向けの教養講座を担当しています。開催日は5月7日、6月4日、7月2日、7月30日、9月3日(原則第一火曜日)で、時間は各回とも13:00~14:30です。講座は途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


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