内藤陽介 Yosuke NAITO
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 無事帰国しました。
2016-10-27 Thu 17:20
      FIP総会2016

 本日(27日)午後、無事、台北から帰国いたしました。世界切手展<PHILATAIPEI 2016>の会期中、現地では、コミッショナーの岩崎善太さんご夫妻、アシスタント・コミッショナーの藤井堂太さん、審査員の佐藤浩一さん、大原敏正さん、全日本郵趣連合副会長の井上和幸さんをはじめ、多くの方々にいろいろとお世話になりました。おかげさまで、いろいろと実りの多い滞在となりました。その成果につきましては、追々、皆様にもご報告して参りますが、まずは、現地滞在中、お世話になった全ての方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 冒頭の写真は、きのう(26日)、切手展に合わせて開催されたFIP(国際郵趣連盟)の総会の終了後、FIPのテイ会長を中心に、出席した日本人5人で記念撮影したものです。総会での議事内容につきましては、いずれ、全日本郵趣連合の機関誌『全日本郵趣』誌上等、しかるべき媒体でご報告する予定です。

 さて、今回の切手展には、僕は審査員としてテーマティク部門の審査を担当しましたが、その証書は受賞者の方々に授与された賞状と同じフォーマットで、下のようなデザインでした。

      台北展(2016)賞状

 賞状には切手展の開催地、台北のシンボルである台北101とその前を飛ぶ鳥のシルエットが取り上げられています。この鳥のシルエットは、中華郵政120年を示す切手展のロゴマークにも使われており、証書の左上に印刷されているほか、切手展のメダル(裏面)にも大きく取り上げられています。(下の画像)

      台北展メダル(2016)  台北展メダル裏面(2016)

 ちなみに、今回の切手展の会期中、このロゴマークが入った切手は何種類か発行されましたが、鳥の部分を抜き出してで在院化したのが、下の切手です。

      台湾・PHILATAIPEI2016(台湾の日)

 これは、切手展初日の10月21日、切手展のイヴェントとしての“台湾の日(寶島日)”を記念して発行された連刷切手で、件の鳥のシルエットは右側の切手の左上に描かれています。ちなみに、“台湾の日”の切手は、玉山、日月潭、旧正月のランタン飛ばし(放天燈)、ドラゴンボート、蝶など、台湾の豊かな自然を象徴するデザインの13元切手と、台北101と高雄85の南北の2大建築を取り上げた32元切手を組み合わせた構成です。

 なお、次の国際切手展としては、本年12月2日から6日まで、中華人民共和国広西チワン族自治区南寧市でアジア国際切手展<CHINA 2016>が開催されます。僕はその日本コミッショナー兼審査員として参加する予定となっており、今後とも、皆様にはいろいろとお世話になることがあるかと思われますが、よろしくお願いいたします。 


★★★ イヴェントのご案内 ★★★

 10月29日(土) 13:45-15:15 ヴィジュアルメディアから歴史を読み解く

 本とアートの産直市@高円寺フェス2016内・会場イヴェントスペースにて、長谷川怜・広中一成両氏と3人で、トークイヴェントをやります。入場無料ですので、よろしかったら、ぜひ遊びに来てください。(本とアートの産直市@高円寺については、主催者HPをご覧ください)


★★★ 講座のご案内 ★★★

 11月17日(木) 10:30-12:00 
 毎日文化センターにて、1日講座、ユダヤとアメリカをやりますので、よろしくお願いします。(詳細は講座名をクリックしてご覧ください) 
  

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 * 8月6日付『東京新聞』「この人」欄で、内藤が『リオデジャネイロ歴史紀行』の著者として取り上げられました!

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 きょうから<PHILATAIPEI 2016>
2016-10-21 Fri 07:21
 きょう(21日)から26日まで、台湾・台北の台北世界貿易中心(TWTC)で世界切手展<PHILATAIPEI 2016>が開催されます。初日のきょうは午前9時からオープニング・セレモニーがあるので、僕もこれから朝食をすませて、会場に向かいます。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(以下、画像はクリックで拡大されます)

      台湾・PHILATAIPEI2016(自転車)

 これは、今回の切手展の記念切手のうち、手紙の描かれた気球で宙を舞う郵便配達員を描いた5元切手です。切手展の開幕に合わせて、会期初日の10月21日に発行されました。

 台湾では、これまでにも、中華郵政100周年にあたる1996年を皮切りに、2005年、2008年、2015年にアジア国際切手展が開催されてきましたが、世界切手展の開催は、中華郵政120周年に当たる今回が初めてのことです。

 19世紀後半の中国大陸の郵便事情は、非常に複雑で、実質的な清朝郵政として機能していた海関郵政にくわえ、政府の公用便を運ぶ駅站、地方の官公署の文書を運ぶ文報局、民間の飛脚に相当する民信(日本の飛脚よりも相当に規模が大きく、シンガポール、マレー、ジャワにまで及ぶ通信網を完備していた業者もあった)、開港地に置かれた列強の郵便局、在住外国人の通信組織である書信館などが、それぞれ、併行して文書の通信を担っていました。

 1895年、日清戦争での敗戦という事態に直面した清朝では、日本の明治維新をモデルとして立憲君主制を樹立しようとする変法の運動が起こり、科挙の改革、近代的な学校の建設、農工商業の振興、新式陸軍の建設などの詔勅が次々に発布されました。その一環として、四分五裂状態にあった郵便の統一もはかられるようになり、海関総税務司のロバート・ハートは総理各国衙門を通じて「郵政開辨章程」を上奏。国家郵政発足のための具体的なプランを提案します。

 ハートの上奏案が皇帝の裁可を受けたのは1896年3月20日のことで、今年が中華郵政120周年というのは、ここから起算した年回りで、ことしの3月18日には、下のような中華郵政120周年の記念切手も発行されています。

      台湾・中華郵政120年

 この切手では、かつてのポストと郵便配達の自転車、現在のポストと郵便配達のバイクを対比させた構図になっていますが、今回の切手展の開催直前になって、この切手と同図案の印面の記念葉書も発行されていますので(下の画像。本日、現物を中華集郵団体連合会の林昌龍さんから頂戴しました)、郵便配達の自転車というモチーフには、中華郵政の過去と現在をつなぐシンボリックな意味合いが付与されているということなのかもしれません。

       台湾・中華郵政120年記念葉書

 さて、今回の切手展は、作品の展示フレーム数2400、各国郵政や切手商のブース出店も140というもので、日本からも31作品154フレームが展示されています。その受賞結果につきましては、公表可能な状況になり次第、このブログでもご報告する予定ですので、しばらくお待ちください。
 

★★★ イヴェントのご案内 ★★★

 10月29日(土) 13:45-15:15 ヴィジュアルメディアから歴史を読み解く

 本とアートの産直市@高円寺フェス2016内・会場イヴェントスペースにて、長谷川怜・広中一成両氏と3人で、トークイヴェントをやります。入場無料ですので、よろしかったら、ぜひ遊びに来てください。(本とアートの産直市@高円寺については、主催者HPをご覧ください)


★★★ 講座のご案内 ★★★

 11月17日(木) 10:30-12:00、東京・竹橋の毎日文化センターにてユダヤとアメリカと題する一日講座を行います。詳細は講座名をクリックしてご覧ください。ぜひ、よろしくお願いします。 
 

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 * 8月6日付『東京新聞』「この人」欄で、内藤が『リオデジャネイロ歴史紀行』の著者として取り上げられました!

       リオデジャネイロ歴史紀行(東京新聞)


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 台湾で蔡英文政権スタート
2016-05-20 Fri 16:40
 ことし1月の台湾総統選で初当選した民進党の蔡英文氏(以下、敬称略)が、きょう(20日)、台北市内の総統府で宣誓し、総統に正式に就任しました。台湾での政権交代は3度目で、民進党は8年ぶりに国民党から政権を奪還。女性総統は台湾史上初めてのことです。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      台湾・第14代総統就任(小型シート)

 これは、今回の新総統就任に合わせて発行された記念切手のうち、台湾の多様性をピクセル風に表現した小型シートです。一見わかりづらいのですが、ピクセル風の顔が並ぶ中で、最上段右から2番目が新総統の蔡英文、同右端が副総統の陳建仁です。ちなみに、シート余白の右下には、やはり、ピクセル風に処理された総統府の建物が描かれています。

 台湾では、新総統の就任に合わせて、毎回、肖像入りの記念切手を発行しており、今回もその先例を踏襲して、単片4種+小型シート1種の構成で記念切手が発行されました。ただし、これまでの新総統就任の記念切手が小型シートを含めてオーソドックスな肖像切手だったのにくらべると、かなり思い切ったデザインと言ってよいでしょう。

 今回の記念切手は、台湾を代表する若手デザイナーの聶永真(アーロン・ニエ)が原画を担当しましたが、彼のデザインについて、 台湾の中華郵政は「今回の記念切手には現代アートや文化を取り入れたものとしたかった。さまざまなピクセル画の顔を並べたのは、国家の指導者は一個人であると同時に、国家統合の象徴であることを示すためだ。また、全く新しいデザインの地平を開くことで、美、心のつながり、多様性、自由といったものを表現している」と説明しています。

 今回のデザインについては、新総統ご本人も「昔のヴィデオゲームのようで、レトロでキュート」とお気に入りのようすで、国民の評判も上々だということです。蔡英文といえば、日本のコンピュータゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』に登場する「霧島」に似ているとされていますが、その点からも、今回のようなデザインの切手は彼女にピッタリですね。

 
 ★★★ アジア国際切手展<CHINA 2016>作品募集中! ★★★

 本年(2016年)12月2-6日、中華人民共和国広西チワン族自治区南寧市の南寧国際会展中心において、アジア国際切手展<CHINA 2016>(以下、南寧展)が開催されます。同展の日本コミッショナーは、不詳・内藤がお引き受けすることになりました。

 現在、出品作品を6月12日(必着)で募集しておりますので、ご興味がおありの方は、ぜひ、こちらをご覧ください。ふるってのご応募を、待ちしております。

 ★★★ 内藤陽介の新刊  『ペニー・ブラック物語』 のご案内 ★★★ 

       ペニーブラック表紙 2350円+税

 【出版元より】
 若く美しい女王の横顔に恋しよう!
 世界最初の切手
 欲しくないですか/知りたくないですか

 世界最初の切手“ペニー・ブラック”…名前は聞いたことがあっても、詳しくは知らないという収集家も多いはず。本書はペニー・ブラックとその背景にある歴史物語を豊富なビジュアル図版でわかりやすく解説。これからペニー・ブラックを手に入れたい人向けに、入手のポイントなどを説明した収集ガイドもついた充実の内容です。

 発売元の特設サイトはこちら。ページのサンプルもご覧いただけます。


 ★★★ 内藤陽介の新刊  『アウシュヴィッツの手紙』 のご案内 ★★★ 

       アウシュヴィッツの手紙・表紙 2000円+税

 【出版元より】
 アウシュヴィッツ強制収容所の実態を、主に収容者の手紙の解析を通して明らかにする郵便学の成果! 手紙以外にも様々なポスタルメディア(郵便資料)から、意外に知られていない収容所の歴史をわかりやすく解説。

 出版元のサイトはこちら。各書店へのリンクもあります。

 インターネット放送「チャンネルくらら」にて、本書の内容をご紹介しております。よろしかったら、こちらをクリックしたご覧ください。


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