内藤陽介 Yosuke NAITO
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World Wide Weblog
 1年間ありがとうございました。
2017-12-31 Sun 08:59
 2017年もいよいよ大晦日です。今年も皆様には本当にいろいろとお世話になりました。おかげさまで、主なものだけでも、下記のような仕事を残すことができました。

 <単行本>

      パレスチナ現代史・表紙  
 ・『パレスチナ現代史 岩のドームの郵便学』 えにし書房

 <連載>
 ・「泰国郵便学」 『タイ国情報』(1月号~2018年も継続)
 ・「切手に見るソウルと韓国」 『東洋経済日報』(1月~2018年も継続)
 ・「小さな世界のお菓子たち」 『Shall we Lotte』(1月~2018年も継続)
 ・「切手歳時記」 『通信文化』 (1月~2018年も継続)
 ・「世界の国々」ほか 『世界の切手コレクション』 (1月~2018年も継続)
 *「世界の国々」は複数の執筆者で分担しましたが、内藤の担当は以下の号です。
  チャド (120号・1月4日号)
  ナミビア (123号・1月25日号)
  パラグアイ (124号・2月1日号)
  モルディヴ (126号・2月15日号)
  ブルキナファソ (127号・2月22日号)
  ドミニカ国 (129号・3月8日号)
  赤道ギニア (131号・3月22日号)
  パナマ (132号・3月29日号)
  ガイアナ (133号・4月5日号)
  マダガスカル (134号・4月12日号)
  モンゴル (135号・4月19日号)
  ヴェネズエラ (137号・5月3日号)
  エクアドル (138号・5月10日号)
  モザンビーク (139号・5月17日号)
  タジキスタン (141号・5月31日号)
  チリ (142号・6月7日号)
  ウズベキスタン (143号・6月14日号)
  キューバ (145号・6月28日号)
  南アフリカ (147号・7月12日号)
  ウルグアイ (148号・7月19日号)
  タンザニア (150号・8月2日号)
  イタリア (152号・8月16日号)
  チリ (155号・9月6日号)
  ベルギー (156号・9月13日号)
  ガーナ (160号・10月11日号)
  ソ連 (161号・10月18日号)
  ルーマニア (162号・10月25日号)
  サウジアラビア (165号・11月15日号)
  中国 (167号・11月29日号)
  ブータン (171号・12月27日号)
 ・「切手で訪ねるふるさとの旅」 『散歩人』第34号(7月号・不定期、2018年も継続)
 ・「日本切手誕生のエピソード」 『キュリオマガジン』(9月~2018年も継続)
 ・「スプートニクとガガーリンの闇」 『本のメルマガ』(9月~2018年も継続)
 ・「岩のドームの郵便学」 『本のメルマガ』 (1月~8月)
 ・「郵便学者の世界漫郵記」 『キュリオマガジン』(~1月)

<単発モノの論文・エッセイなど>
 ・「切手にみる『五族協和』の理想」 辻田真憲監修『満洲帝国ビジュアル大全』 洋泉社
 ・「UAE成立前後の郵便と社会」 『UAE』第61号(2017年春号)
 ・「誌上展覧会 小さなアート お茶の切手」 『茶の間』2017年9月号
 ・「切手に描かれた手」 『手の百科事典』(バイオメカニズム学会編) 朝倉書店 
 ・「この3冊」 『毎日新聞』2017年10月8日号
 ・「アヘン戦争とマルレディ・カバー」 『メディア史研究』第42号

<切手展出品>
 ・Japan and the 15 years' War 1931-1945 (アジア国際切手展<Melbourne 2017>
 ・A History of Hong Kong (世界切手展<Bandung 2017><Brasilia 2017>全日本切手展
 ・Postal History of Auschwitz (世界切手展<Brasilia 2017>
 ・アウシュヴィッツ郵便史1939-1945 (全日本切手展)
 ・パレスチナ郵便史 1995-2001(全国切手展<JAPEX>

 このほかにも、NHKラジオ第1放送での“切手でひも解く世界の歴史”、インターネット放送での「楽しく学ぼう! シリア現代史」をはじめ、実行委員長を務めた7月の全日本切手展、コミッショナーを務めた世界切手展<Bandung 2017>ならびに<Brasilia 2017>など、公私にわたり、実に多くの方々より、ご支援・ご協力を賜りました。関係者の皆様にはあらためてこの場を借りて、皆様に厚くお礼申し上げます。明年も引き続き、ご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 最後に、来る年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げ、年末のご挨拶といたします。どうぞ、良いお年をお迎えください。

 内藤陽介拝

★★ NHKラジオ第1放送 “切手でひも解く世界の歴史” ★★

  12月28日(木)に放送の「切手でひも解く世界の歴史」第13回は無事に終了しました。お聞きいただいた皆様、ありがとうございました。次回の放送は、年明け1月11日(木)16:05~の予定です。引き続き、よろしくお願いいたします。
 
 なお、12月28日放送分につきましては、1月4日(木)19:00まで、こちらの“聴き逃し”サービスでお聴きいただけますので、ぜひご利用ください。


★★ 内藤陽介の最新刊 『パレスチナ現代史 岩のドームの郵便学』 ★★

      パレスチナ現代史・表紙 本体2500円+税

 【出版元より】
 中東100 年の混迷を読み解く! 
 世界遺産、エルサレムの“岩のドーム”に関連した郵便資料分析という独自の視点から、複雑な情勢をわかりやすく解説。郵便学者による待望の通史!

 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。


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 パレスチナ現代史 岩のドームの郵便学
2017-09-15 Fri 11:02
 かねてご案内のとおり、えにし書房から発売予定(奥付上の刊行日は9月30日)の拙著『パレスチナ現代史 岩のドームの郵便学』の現物ができあがりましたので、ご挨拶申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージ。クリックで拡大されます)

      パレスチナ現代史・表紙

 ことし(2017年)は、第1回シオニスト会議の開催(1897年)から120年、英国がパレスチナに“ユダヤ人の民族的郷土”を作ることを支持するとしたバルフォア宣言(1917年)から100年、イスラエル国家建国の根拠とされる国連のパレスチナ分割決議(1947年)から70年、中東現代史の原点ともいうべき第三次中東戦争(1967年)から50年という年回りになっています。

 これにあわせて、2012年12月から2017年8月まで『本のメルマガ』に連載していた「岩のドームの郵便学」をベースに、大幅に加筆修正した書籍『パレスチナ現代史:岩のドームの郵便学』を9月22日付で刊行することになりました。

 連載時のタイトルならびに本書の副題に取り上げた“岩のドーム”は、世界遺産にも登録されているエルサレム旧市街の歴史的建造物で、イスラムでは、メッカのカアバ、メディナの預言者のモスクに次ぐ第3の聖地とされています。したがって、パレスチナをめぐるアラブとユダヤの対立の中で、アラブ・イスラム諸国は、アラブないしはムスリムの土地としてのパレスチナの象徴として、岩のドームを取り上げた切手を数多く発行してきました。

 本書では、そうした岩のドームの切手を歴史的に分析していくことで、シオニズムやアラブ民族主義、東西冷戦、イスラム復興運動などの思想やイデオロギーが複雑に絡みあうなかで、パレスチナ問題をめぐる各国の認識と思惑の変遷を明らかにしています。特に、どの国が、いつ、どのような岩のドームの切手を発行してきたかということを仔細に検証してみると、反イスラエル陣営が決して一枚岩ではなく、彼らの間には微妙な齟齬が存在し続けてきたという現実も浮かび上がってくるのです。

 たとえば、本書では以下のようなエピソードもご紹介しております。

 ・岩のドームを描く最初の切手はオスマン帝国の崩壊直前に発行された
 ・第三次中東戦争直後、イスラエルが発行した岩のドームの切手を貼った郵便物は受け取りを拒絶されることもあった
 ・ホメイニ時代のイランフセイン時代のイラクカダフィ時代のリビアで発行された岩のドームの切手、それぞれの思惑と背景は
 ・2007年以降、ガザを実効支配するハマースが、西岸のファタハ政府とは別に岩のドームの切手をさかんに発行している
 
 つきましては、今後、書店の店頭などで実物をご覧になりましたら、ぜひ、お手にとってご覧いただけると幸いです。

 なお、本書をご自身の関係するメディアで取り上げたい、または、取り上げることを検討したいという方は、ご連絡いただければ資料をお送りいたしますので、よろしくお願いいたします。


 ★★★ トークイベントのご案内  ★★★ 

      タウンミーティング in 福山

  2017年9月17日(日) 14:00~、広島県立ふくやま産業交流館で開催の「日本のこころタウンミ-ティング in 福山」に憲政史家の倉山満さんとトークイベントをやります。お近くの方は、ぜひ、ご参加ください。なお、イベントそのものの詳細は、こちらをご覧ください。
      
 ★★★ 内藤陽介の最新刊 『パレスチナ現代史 岩のドームの郵便学』 ★★★ 

      パレスチナ現代史・表紙 本体2500円+税

 【出版元より】
 中東100 年の混迷を読み解く! 
 世界遺産、エルサレムの“岩のドーム”に関連した郵便資料分析という独自の視点から、複雑な情勢をわかりやすく解説。郵便学者による待望の通史!

 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 『朝鮮戦争』 重版出来!
2017-04-09 Sun 10:52
      朝鮮戦争・倉山工房

 おかげさまで、2014年8月に刊行の拙著『朝鮮戦争:ポスタルメディアから読み解く現代コリア史の原点』(えにし書房)が、昨日(8日)付で重版となりました。これもひとえに、皆様のご支援の賜物です。この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。なお、冒頭の画像は、今回の重版を受けて、インターネット放送・チャンネルくららでお世話になっているご縁で、倉山工房の方が作ってくださったコラージュです。

 拙著『朝鮮戦争』は、公益財団法人 韓昌祐・哲文化財団の研究助成を受けた「郵便学的視点による韓国戦争史の再構成」による成果発表の一部として刊行したもので、1945年の“解放”以来の南北朝鮮および関連地域の切手や郵便物を駆使して、1945年から朝鮮戦争の休戦が成立する1953年までの朝鮮半島現代史を再構成しようとしたものです。具体的には、

 ・北朝鮮によるプロパガンダの嘘は切手や郵便物を見れば見破れる
 ・解放後の朝鮮半島ではしばらくの間日本時代の切手葉書消印がそのまま使われ、“解放記念”の切手も日本で作られた。
 ・朝鮮戦争の“国連軍”に参加した米軍以外の各国の軍隊組織の具体的な活動を切手や郵便物を交えて紹介
 ・竹島問題の発生と切手・郵便の関係
 ・戦争の混乱を逃れて朝鮮半島から日本に大量の難民が流入する一方、志願兵として戦争に参加し、捕虜となった在日コリアンの物語

といった話題も含まれています。

 今回の重版は、初版の刊行以来、少しずつ売れてきた拙著の出版元在庫がなくなったことに伴うものですが、韓国の朴槿恵前大統領の失職と逮捕、北朝鮮による相次ぐミサイル発射(実験)金正男の殺害事件など、朝鮮半島情勢が急速に緊迫の度合いを強めているタイミングと重なったことは、ある意味で、天のお導きがあったということなのかもしれません。朝鮮半島の現状と今後を考えるうえで、この地域の現代史の原点に立ち返って、韓国や北朝鮮がどういう国なのかを知っておくことは意義のあることではないかと思われますが、拙著をその一助としてご活用いただければ幸いです。

 なお、今回の重版にあたり、鈴木康嗣さんのご協力を得て、可能な限り、初版にあった変換ミスや誤記などを修正し、いままで以上に、末永く皆様にお付き合いいただける本に仕上がりました。今後とも、よろしくお付き合いいただけると幸いです。

 ★★★ 内藤陽介 『朝鮮戦争』(えにし書房) 重版出来! ★★★ 

      朝鮮戦争表紙(実物からスキャン) 本体2000円+税

 【出版元より】
 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る!
 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

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 1年間ありがとうございました。
2016-12-31 Sat 08:39
 2016年もいよいよ大晦日です。今年も皆様には本当にいろいろとお世話になりました。おかげさまで、主なものだけでも、下記のような仕事を残すことができました。

 <単行本>

      リオデジャネイロ歴史紀行 『リオデジャネイロ歴史紀行』 えにし書房

 <連載>
 ・「泰国郵便学」 『タイ国情報』(1月号~2017年も継続)
 ・「切手に見るソウルと韓国」 『東洋経済日報』(1月~2017年も継続)
 ・「小さな世界のお菓子たち」 『Shall we Lotte』(1月~2017年も継続)
 ・「岩のドームの郵便学」 『本のメルマガ』 (1月~2017年も継続)
 ・「切手歳時記」 『通信文化』 (1月~2017年も継続)
 ・「世界の国々」ほか 『世界の切手コレクション』 (1月~2016年も継続)
 *「世界の国々」は複数の執筆者で分担しましたが、内藤が担当したのは以下の号です。
  ニュージーランド(68号・1月6日号)
  ウルグアイ(70号・1月20日号)
  セントヴィンセント(71号・1月27日号)
  アンティグア・バーブーダ(72号・2月3日号)
  パキスタン(74号・2月17日号)
  ローデシア(73号・2月24日号)
  インドネシア(76号・3月2日号)
  ケイマン諸島(78号・3月16日号)
  ニジェール(79号・3月23日号)
  スリランカ(83号・4月20日号)
  レソト(84号・4月27日号)
  国際連合(85号・5月4日号)
  ヴァティカン(86号・5月11日号)
  インド(88号・5月25日号)
  エジプト(91号・6月15日号)
  ブラジル(92号・6月22日号)
  グレナダ・グレナディーンズ(94号・7月6日号)
  英連邦(95号・7月13日号)
  イスラエル(96号・7月20日号)
  ベリーズ(97号・7月27日号)
  フランス植民地帝国(98号・8月3日号)
  アジュマーン(99号・8月10日号)
  ルーマニア(101号・8月24日号)
  メキシコ(102号・8月31日号)
  ラオス(104号・9月14日号)
  ニカラグア(106号・9月28日号)
  カンボジア(108号・10月12日号)
  インド(109号・10月19日号)
  ベルギー(110号・10月26日号)
  キルギス(111号・11月2日号)
  トーゴ(112号・11月9日号)
  ベナン(114号・11月23日号)
  セントルシア(115号・11月30日号)
  ギニアビサウ(118号・12月21日号)
 ・「郵便学者の世界漫郵記」 『キュリオマガジン』(3月~2017年も継続)
 ・「切手で訪ねるふるさとの旅」 『散歩人』第32-33号(6月、11月号)

<単発モノの論文・エッセイなど>
 ・「切手・郵便物で再構成する朝鮮戦争」 『青鶴』第7号(公益財団法人韓昌祐・哲文化財団)
 ・「UAE成立以前の郵便と社会(1964年まで)」 『UAE』第59号(2016年春号)
 ・「毛沢東切手クロニクル」 『毛沢東:中国を建国した“20世紀の巨人”』 洋泉社MOOK
 ・「世界の毛沢東切手」 『毛沢東:中国を建国した“20世紀の巨人”』 洋泉社MOOK
 ・「マルレディ・カバーとアヘン戦争(馬爾雷迪郵資封與鴉片戰爭) 『環球華郵研究』第二期
 ・「UAE成立以前の郵便と社会(1964-67年)」 『UAE』第60号(2016年夏号)
 ・「終戦と軍国切手」 『丸』2016年8月号
 ・「藤田書簡の郵便ルート」 藤田嗣治(林洋子監修)『藤田嗣治 妻とみへの手紙 1913-1936 下巻』 人文書院

<切手展出品>
 ・A History of Hong Kong (世界切手展<NEW YORK 2016>
 ・アウシュヴィッツ郵便史1939-1945 (全国切手展<JAPEX 16>)

 このほかにも、実行委員長を務めた7月の全日本切手展、審査員を務めた世界切手展<PHILATAIPEI 2016>、コミッショナー兼審査員を務めた12月のアジア国際切手展<CHINA 2016>をはじめ、公私にわたり、実に多くの方々より、ご支援・ご協力を賜りました。関係者の皆様にはあらためてこの場を借りて、皆様に厚くお礼申し上げます。明年も引き続き、ご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 最後に、来る年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げ、年末のご挨拶といたします。どうぞ、良いお年をお迎えください。

 内藤陽介拝


★★★ ブラジル大使館推薦! 内藤陽介の『リオデジャネイロ歴史紀行』  ★★★ 

       リオデジャネイロ歴史紀行(書影) 2700円+税

 【出版元より】
 オリンピック開催地の意外な深さをじっくり紹介
 リオデジャネイロの複雑な歴史や街並みを、切手や葉書、写真等でわかりやすく解説。
 美しい景色とウンチク満載の異色の歴史紀行!
 発売元の特設サイトはこちらです。

 * 8月6日付『東京新聞』「この人」欄で、内藤が『リオデジャネイロ歴史紀行』の著者として取り上げられました!

       リオデジャネイロ歴史紀行(東京新聞)


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 リオデジャネイロ歴史紀行
2016-08-04 Thu 10:31
 かねてご案内のとおり、えにし書房から発売予定(奥付上の刊行日は8月9日)の拙著『リオデジャネイロ歴史紀行』の現物ができあがりましたので、ご挨拶申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージ。クリックで拡大されます)

      リオデジャネイロ歴史紀行

 切手は“小さな外交官”と呼ばれることもあって、多くの国では自国を代表する文化遺産や名所旧跡をさかんに切手に取り上げています。そうであれば、切手や絵葉書をガイドブック代わりに、そこに描かれた風景などを訪ねて歩いて行ったら楽しいのではないか。そんなことを考えて、僕はこれまで、切手と歴史と旅を組み合わせた漫遊記ならぬ漫郵記の本を何冊か作ってきました。

 今回の拙著はその最新作で、2013年にリオデジャネイロで開催された世界切手展<Brasiliana 2013>にあわせて行った現地取材をもとに、切手や絵葉書を手掛かりに、南米の随一の巨大都市、リオデジャネイロがたどってきた16世紀以来の歴史と文化を読み解こうとしたもので、雑誌『月刊 キュリオマガジン』で連載中の「郵便学者の世界漫郵記 リオデジャネイロ篇」をベースに、大幅に加筆して書籍に仕上げました。(なお、連載そのものは、次号以降も、年内いっぱいは、本書に収めきれなかったトピックを組み込んで続けていく予定です)

 その中には、こんなエピソードや画像も含まれています。

 ・コルコヴァードのキリスト像建設途中の貴重な画像
 ・世界有数のリゾート、コパカバーナ・ビーチのルーツはボリヴィアにあり
 ・名曲「イパネマの娘」が生まれたのはこんな場所
 ・第二次大戦に参戦したブラジル兵と“若大将”加山雄三の意外な関係
 ・リオ五輪の開閉会式が行われるマラカナン競技場の物語
 ・カーニヴァルとサンバと切手はどうつながるか?

 また、本書は、リオデジャネイロの歴史紀行という体裁をとりつつも、一読していただけると、ブラジル近現代史のアウトラインもご理解いただけるような構成になっています。

 あす(5日)から開幕のオリンピックの開催地として脚光を浴びているリオデジャネイロですが、日本からは遠く、治安も悪化しているという現下の状況では、現地には行きたくても二の足を踏んでおられる方も多いのではないかと思います。そこで、本書は、豊富な図版とともにオールカラーで、日本に居ながらにして、現地に行った氣分になっていただけるような内容を目指して制作しました。また、大統領の弾劾問題など、五輪以外にも、ブラジルをめぐる話題がニュースをにぎわせる中で、本書は、その歴史的・社会的背景をご理解いただくガイドブックの役割も果たせるのではないかと自負しております。

 つきましては、今後、書店の店頭などで実物をご覧になりましたら、ぜひ、お手にとってご覧いただけると幸いです。

 なお、本書をご自身の関係するメディアで取り上げたい、または、取り上げることを検討したいという方は、ご連絡いただければ資料をお送りいたしますので、よろしくお願いいたします。


 ★★★ 新作 『リオデジャネイロ歴史紀行』 初売りのご案内 ★★★ 

 ・8月6日(土) 09:00- 切手市場
 於 東京・日本橋富沢町8番地 綿商会館
 詳細は主催者HPをご覧ください。

 新作『リオデジャネイロ歴史紀行』の奥付上の刊行日は8月9日ですが、8月3日頃には現物ができあがってくるとの連絡がありました。そこで、さっそく、同書を中心に拙著を担いで行商に行きます。実物の販売は、この日が初売りとなる予定です。ぜひ遊びに来てください。


 ★★ 内藤陽介の最新刊  『リオデジャネイロ歴史紀行』  8月9日発売! ★★ 

       リオデジャネイロ歴史紀行(書影) 2700円+税

 【出版元より】
 オリンピック開催地の意外な深さをじっくり紹介
 リオデジャネイロの複雑な歴史や街並みを、切手や葉書、写真等でわかりやすく解説。
 美しい景色とウンチク満載の異色の歴史紀行!

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 1年間ありがとうございました。
2015-12-31 Thu 09:29
 2015年もいよいよ大晦日です。今年も皆様には本当にいろいろとお世話になりました。おかげさまで、主なものだけでも、下記のような仕事を残すことができました。

 <単行本>

      日の本切手 美女かるた・表紙 『日本切手 美女かるた』 日本郵趣出版

      アウシュヴィッツの手紙・表紙 『アウシュヴィッツの手紙』 えにし書房

      ペニーブラック表紙 『英国郵便史 ペニー・ブラック物語』 日本郵趣出版

<連載>
 ・「泰国郵便学」 『タイ国情報』(1月号~2016年も継続)
 ・「切手に見るソウルと韓国(切手に描かれたソウル・改題)」 『東洋経済日報』(1月~2016年も継続)
 ・「小さな世界のお菓子たち」 『Shall we Lotte』(1月~2016年も継続)
 ・「岩のドームの郵便学」 『本のメルマガ』 (1月~2016年も継続)
 ・「日本切手の名品」 『キュリオマガジン』 (1月~9月号)
 ・「切手歳時記」 『通信文化』 (1月~2016年も継続)
 ・「世界の国々」ほか 『世界の切手コレクション』 (1月~2016年も継続)
 ・「日ノ本切手美女かるた」 『スタマガネット』 (1~3月) 
 ・「世界の寄附金つき切手」 『キュリオマガジン』(1月号~9月号)
 ・「普通切手のラビリンス」 『キュリオマガジン』(10月号~2016年も継続)
 ・「引退する切手達」 『キュリオマガジン』(10月号~2016年も継続)

<単発モノの論文・エッセイなど>
 ・「切手で訪ねるふるさとの旅:北陸・金沢市」 『散歩人』 2015年5月号
 ・「日本とイスラーム 交流の歴史」 『別冊歴史REAL イスラームと日本人』(洋泉社MOOK)
 ・「千すじの黒髪」 『日本近代文學館』第266号(2015年7月15日号)
 ・「昭和切手」 『キュリオマガジン』2015年8月号
 ・「切手から見た韓国現代史」 『民団新聞』2015年8月15日号
 ・「20XX年 年賀状のないお正月」 『YOMIURI ONLINE 深読みチャンネル』 12月1日配信

<切手展出品>
 ・A History of Hong Kong <JAPEX’15>および<HONG KONG 2015>

 このほかにも、実行委員長を務めた7月の全日本切手展および韓国切手展、副コミッショナーを務めた11月のアジア国際切手展、<HONG KONG 2015>をはじめ、公私にわたり、実に多くの方々より、ご支援・ご協力を賜りました。関係者の皆様にはあらためてこの場を借りて、皆様に厚くお礼申し上げます。明年も引き続き、ご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 最後に、来る年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げ、年末のご挨拶といたします。どうぞ、良いお年をお迎えください。

 内藤陽介拝


 ★★★ 内藤陽介の新刊  『ペニー・ブラック物語』 のご案内 ★★★ 

       ペニーブラック表紙 2350円+税

 【出版元より】
 若く美しい女王の横顔に恋しよう!
 世界最初の切手
 欲しくないですか/知りたくないですか

 世界最初の切手“ペニー・ブラック”…名前は聞いたことがあっても、詳しくは知らないという収集家も多いはず。本書はペニー・ブラックとその背景にある歴史物語を豊富なビジュアル図版でわかりやすく解説。これからペニー・ブラックを手に入れたい人向けに、入手のポイントなどを説明した収集ガイドもついた充実の内容です。

 発売元の特設サイトはこちら。ページのサンプルもご覧いただけます。

 ★★★ 内藤陽介の新刊  『アウシュヴィッツの手紙』 のご案内 ★★★ 

       アウシュヴィッツの手紙・表紙 2000円+税

 【出版元より】
 アウシュヴィッツ強制収容所の実態を、主に収容者の手紙の解析を通して明らかにする郵便学の成果! 手紙以外にも様々なポスタルメディア(郵便資料)から、意外に知られていない収容所の歴史をわかりやすく解説。

 出版元のサイトはこちら。各書店へのリンクもあります。

 インターネット放送「チャンネルくらら」にて、本書の内容をご紹介しております。よろしかったら、こちらをクリックしたご覧ください。

 ★★★ ポストショップオンラインのご案内(PR) ★★★

 郵便物の受け取りには欠かせないのが郵便ポストです。世界各国のありとあらゆるデザインよろしくポストを集めた郵便ポストの辞典ポストショップオンラインは海外ブランドから国内製まで、500種類を超える郵便ポストをみることができます。

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 ペニー・ブラック物語
2015-10-31 Sat 09:15
 かねてご案内の通り、日本郵趣出版から発売予定(奥付上の刊行日は11月15日)の拙著『英国郵便史 ペニー・ブラック物語』の現物ができあがり、昨日(1日)から<JAPEX>会場内での販売も始まりましたので、ご挨拶申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージ。クリックで拡大されます)

      ペニーブラック表紙

 本年(2015年)は、1840年5月に世界最初の切手、ペニー・ブラックが発行されてから175周年にあたっており、5月にはロンドンで欧州国際切手展が開催され、関連の記念切手もいろいろと発行されたほか、昨日から開催の全国切手展<JAPEX>でも“イギリス切手展”の特集展示が組まれています。今回の拙著は、それに合わせて、一般読者の方のためにペニー・ブラックについてのわかりやすい入門書として制作したもので、あす・1日(日)にはトーク・イベントを行う予定です。

 日本郵趣出版の仕事としては、前作の『日の本切手 美女かるた』では、切手を集める動機の一つとして、単純に綺麗なものが好きというところから出発しましたが(もちろん、ペニー・ブラックも“美女切手”ではあるのですが)、今回は、切手収集のもう一つの大きな動機ともいうべき、資産価値という点を強く意識しました。

 ここ数年、「子供の頃やっていた切手収集を再開したいんだが、どんな切手を集めたら将来値上がりするだろうか?」という質問をよく受けます。

 1970年代には実態とかけ離れたバブル相場の切手投機があり、短期間で破綻しました。その経験から、僕たち収集家は切手で儲けることなどありえないと知っています。とはいえ、せっかく切手を集めても資産価値がゼロではやる気も起きません。

 そこで、上記のようなご質問に対しては「儲かるかどうかはともかく、いわゆる名品切手を買っておけば、かなりの確率で、一定の資産価値は担保されますよ」とお答えしています。そして、名品切手の中でも、まずは、世界最初の切手、ペニー・ブラックの状態の良い使用済を1枚買ってみたらどうかと。余裕があれば、2枚目以降もペニー・ブラックを買って、消印や版などの分類を通じて、切手収集本来の面白さを味わってもらえばベターでしょう。

 ペニー・ブラックについての本は数多ありますが、いきなり「いくらで買えるのか?」という話題を取り上げたものはなかったと思います。しかし、一般書店で「ペニー・ブラック」という題名の本を手に取る人の多くは、そこにこそ関心があるのでしょうから、まずはその疑問に答えるところから始めてみようと思ったのです。そのうえで、同じように見える切手でも、状態によって稀少性(=市場価値)はかなり違うし、版や消印でも差が出てくるということを多くの方に知っていただきたかったのです。

 そうした序章の内容を踏まえて、ペニー・ブラックそのものについてのイメージをつかんでいただいたうえで、本書では、ペニー・ブラックが生まれてくるまでの経緯を、切手発行以前の郵便物なども使いながら、英国史全体の文脈の中でご説明しております。英国における郵便制度の変遷はその時々の政治的・社会的な背景を反映したもので、そこには様々な人間ドラマがあふれており、その中には、以下のようなエピソードも含まれております。

 ・清教徒革命で処刑されたチャールズ1世は英国の郵便の功労者
 ・クロムウェルのスパイ網を支えた郵便政策
 ・やり手の劇場経営者が支えた馬車郵便
 ・ローランド・ヒルとオーストラリアの意外な接点
 ・ペニー・ブラックの印刷を請け負ったのは“米国人”?

 なお、自分でいうのも変ですが、本書は読み物としての面白さというだけでなく、オールカラーの紙面構成はかなり綺麗に仕上がっていると思いますので、今後、書店の店頭などで実物をご覧になりましたら、ぜひ、お手にとっていただけると幸いです。

 また、本書をご自身の関係するメディアで取り上げたい、または、取り上げることを検討したいという方は、このブログの右側、プロフィール下のメールフォームにてご連絡いただければ資料をお送りいたしますので、よろしくお願いいたします。

 * 昨日(30日)、<JAPEX>会場内で開催された拙著『アウシュヴィッツの手紙』刊行記念のトークイベントは、無事、盛況裏に終了いたしました。お集まりいただいた皆様ならびにスタッフの方々には、この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。


 ★★★ <JAPEX> トークイベントのご案内 ★★★

      ペニーブラック表紙   

 東京・浅草で開催中の全国切手展<JAPEX>会場内で、下記の通り、拙著『英国郵便史 ペニー・ブラック物語』の刊行記念のトークイベントを予定しております。よろしかったら、ぜひ遊びに来てください。なお、詳細は主催者HPをご覧いただけると幸いです。

 ・11月1日  14:00~ 英国郵便史 ペニーブラック物語

 ★★★ イベントのご案内 ★★★ 

 ・11月7日(土) 09:30- 切手市場
 於 東京・日本橋富沢町8番地 綿商会館
 詳細は主催者HPをご覧ください。新作の『アウシュヴィッツの手紙』ならびに『ペニー・ブラック物語』を中心に、拙著を担いで行商に行きます。 会場ならではの特典もご用意しております。ぜひ遊びに来てください。

 ★★★ 内藤陽介の新刊  『ペニー・ブラック物語』 のご案内 ★★★ 

       ペニーブラック表紙 2350円+税

 【出版元より】
 若く美しい女王の横顔に恋しよう!
 世界最初の切手
 欲しくないですか/知りたくないですか

 世界最初の切手“ペニー・ブラック”…名前は聞いたことがあっても、詳しくは知らないという収集家も多いはず。本書はペニー・ブラックとその背景にある歴史物語を豊富なビジュアル図版でわかりやすく解説。これからペニー・ブラックを手に入れたい人向けに、入手のポイントなどを説明した収集ガイドもついた充実の内容です。

 発売元の特設サイトはこちら。ページのサンプルもご覧いただけます。

 ★★★ 内藤陽介の新刊  『アウシュヴィッツの手紙』 のご案内 ★★★ 

       アウシュヴィッツの手紙・表紙 2000円+税

 【出版元より】
 アウシュヴィッツ強制収容所の実態を、主に収容者の手紙の解析を通して明らかにする郵便学の成果! 手紙以外にも様々なポスタルメディア(郵便資料)から、意外に知られていない収容所の歴史をわかりやすく解説。

 11月11日刊行予定ですが、現在、版元ドットコムamazonhontoネットストア新刊.netの各ネット書店で予約受付中ですので、よろしくお願いします。

 ★★★ ポストショップオンラインのご案内(PR) ★★★

 郵便物の受け取りには欠かせないのが郵便ポストです。世界各国のありとあらゆるデザインよろしくポストを集めた郵便ポストの辞典ポストショップオンラインは海外ブランドから国内製まで、500種類を超える郵便ポストをみることができます。

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 アウシュヴィッツの手紙
2015-10-29 Thu 10:13
 かねてご案内のとおり、えにし書房から発売予定(奥付上の刊行日は11月11日)の拙著『アウシュヴィッツの手紙』の現物ができあがりましたので、ご挨拶申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージ。クリックで拡大されます)

      アウシュヴィッツの手紙・表紙

 本書は、切手や郵便物などを通じて“アウシュヴィッツ”を多角的に考えてみようという本です。

 周知のように、“アウシュヴィッツ”はナチス・ドイツによる強制収容所・絶滅収容所の所在地であり、彼らの人種差別的な抑圧政策により、多くの人々が命を落とした惨劇の場として“負の世界遺産”ともいわれています。

 しかし、当然のことながら、ドイツ語でアウシュヴィッツ、現在の主権者であるポーランドの呼称ではオシフィエンチムと呼ばれている都市は、1933年にアドルフ・ヒトラーが政権を獲得するよりもはるか以前から存在しており、都市としての長い歴史があったということは意外と見落とされがちです。

 そこで、本書では、まず、「“アウシュヴィッツ”以前」と題した第1章を設け、第二次大戦以前のアウシュヴィッツ/オシフィエンチムの歴史を、当時の郵便物などを使って概観してみました。第一次大戦以前、オーストリア切手を貼ってオシフィエンチムの消印が押された郵便物はこの都市がハプスブルク帝国の支配下にあったことを示していますし、郵便物の逓送ルートからはオシフィエンチムが郵便を含む物流の拠点の一つであったことがうかがえます。

 ついで、第2章では、アウシュヴィッツ収容所とそれを生み出した歴史的経緯について、19世紀以来の各国の“強制収容所”の歴史も踏まえつつまとめています。その際、アウシュヴィッツの先例となったダッハウ収容所のみならず、ボーア戦争時に英国が設けた収容所やスターリン時代のソ連の収容所、第二次大戦中の米国の日系人収容所などについても関連する郵便物を紹介しながら、“アウシュヴィッツ”の歴史的な位置を相対化して考えるよう努めたつもりです。

 上記のような前提を踏まえて、第3章では、じっさいにドイツ占領下の“アウシュヴィッツ”から差し出された郵便物をさまざまな角度から分析しています。その際、収容者に対して支給された封筒やレターシートについては、主なヴァラエティを網羅的にご紹介しながら、その社会的・政治的背景との関連を明らかにするよう努めっました。また、私信の内容にも、収容所という特殊な環境下におかれていた人々の実態を知るうえで重要な情報が含まれているので、適宜、それらについては紹介しています。

 そして、最後の第4章においては、第二次大戦後のポーランド政府が、切手という国家のメディアを通じて、“アウシュヴィッツ”をどのように語ってきたのか、また、彼らが発行した“アウシュヴィッツ”関連切手はそれぞれの時代背景の中でドンのような意味を付与されていたのか、という点について考えてみました。

 ナチス・ドイツと“アウシュヴィッツ”に関しては、すでに汗牛充棟ともいうべき先行業績がありますが、アウシュヴィッツ関連の郵便物を読み解いた事例は決して多くはないのではないかと思います。つきましては、ちょっと毛色の変わったアウシュヴィッツ論として、本書を実際にお手にとってご覧いただけると幸いです。

 なお、本書をご自身の関係するメディアで取り上げたい、または、取り上げることを検討したいという方は、このブログの右側、プロフィール下のメールフォームにてご連絡いただければ資料をお送りいたしますので、よろしくお願いいたします。

 * なお、かねてご案内の通り、明日(30日)、東京・浅草で開催の<JAPEX>会場内では15:30から刊行記念のトーク・イベントを行い、あわせて、、一般書店に先駆けての先行販売を行います。詳細は主催者HPをご覧いただけると幸いです。


 ★★★ <JAPEX> トークイベントのご案内 ★★★

   アウシュヴィッツの手紙・表紙  ペニーブラック表紙   

 東京・浅草で開催される全国切手展<JAPEX>会場内で、下記の通り、拙著『アウシュヴィッツの手紙』ならびに『英国郵便史 ペニー・ブラック物語』の刊行記念のトークイベントを予定しております。よろしかったら、ぜひ遊びに来てください。なお、詳細は主催者HPをご覧いただけると幸いです。

 ・10月30日 15:30~ アウシュヴィッツの手紙
 ・11月1日  14:00~ 英国郵便史 ペニーブラック物語

 ★★★ イベントのご案内 ★★★ 

 ・11月7日(土) 09:30- 切手市場
 於 東京・日本橋富沢町8番地 綿商会館
 詳細は主催者HPをご覧ください。新作の『アウシュヴィッツの手紙』ならびに『ペニー・ブラック物語』を中心に、拙著を担いで行商に行きます。 会場ならではの特典もご用意しております。ぜひ遊びに来てください。

 ★★★ 内藤陽介の新刊  『ペニー・ブラック物語 のご案内 ★★★ 

       ペニーブラック表紙 2350円+税

 【出版元より】
 若く美しい女王の横顔に恋しよう!
 世界最初の切手
 欲しくないですか/知りたくないですか

 世界最初の切手“ペニー・ブラック”…名前は聞いたことがあっても、詳しくは知らないという収集家も多いはず。本書はペニー・ブラックとその背景にある歴史物語を豊富なビジュアル図版でわかりやすく解説。これからペニー・ブラックを手に入れたい人向けに、入手のポイントなどを説明した収集ガイドもついた充実の内容です。

 発売元の特設サイトはこちら。ページのサンプルもご覧いただけます。

 ★★★ 内藤陽介の新刊  『アウシュヴィッツの手紙』 のご案内 ★★★ 

       アウシュヴィッツの手紙・表紙 2000円+税

 【出版元より】
 アウシュヴィッツ強制収容所の実態を、主に収容者の手紙の解析を通して明らかにする郵便学の成果! 手紙以外にも様々なポスタルメディア(郵便資料)から、意外に知られていない収容所の歴史をわかりやすく解説。

 11月11日刊行予定ですが、現在、版元ドットコムamazonhontoネットストア新刊.netの各ネット書店で予約受付中ですので、よろしくお願いします。

 ★★★ ポストショップオンラインのご案内(PR) ★★★

 郵便物の受け取りには欠かせないのが郵便ポストです。世界各国のありとあらゆるデザインよろしくポストを集めた郵便ポストの辞典ポストショップオンラインは海外ブランドから国内製まで、500種類を超える郵便ポストをみることができます。

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 日の本切手 美女かるた
2015-03-20 Fri 18:48
 かねてご案内のとおり、日本郵趣出版から発売予定(奥付上の刊行日は3月25日)の拙著『日の本切手 美女かるた』の現物ができあがりましたので、ご挨拶申し上げます。(画像は表紙カバーのイメージ。クリックで拡大されます)

       日の本切手美女かるた・表紙ブログ用

 『日の本切手 美女かるた』は、明治以来、日本で発行された切手のうち、女性がデザインされたモノを48点選び、いろは47文字(+ん)のそれぞれで始まる読み札をつけた“かるた”形式のエッセイ集です。

 読み札は、冒頭の“い”に関しては、僕が勝手に作った「犬も歩けば女も歩く」ですが、それ以外は、すべて、文学や演劇、歌舞音曲の歌詞、あるいは、それらの作者の証言などから文言を拝借しています。

 “かるた”という語は、もともとはポルトガル語でカードを意味する“carta”に由来していて、初期の頃は、文字通り、カードを使った遊び全般を意味していたそうです。現在のように、読み手が読み札を読んで、床の上などに並べられた取り札の中から、読み札に対応するモノを見つけて取っていくという遊び方は、トランプの神経衰弱の要領で二枚の貝殻をあわせる“貝覆い(貝合わせ)”から派生したと考えられており、元禄年間(1688-1704)に定着したとされています。さらに、幕末の嘉永年間(1848-54)になると、いわゆる“いろはがるた”が関西で生まれ、江戸や尾張にも広まっていきました。

 ところで、小倉百人一首のかるたの取り札は、歌の下の句が書かれているだけですから、ある程度、歌のことを知らないと、全く歯が立ちません。これは、もともと、小倉百人一首のかるたには、百人一首の歌を覚えるための教材としての性質があったためです。また、諺などを読み札とした“いろはがるた”も、もともとは遊びを通じて子供たちに読み札の内容を覚えてもらうことが目的でしたし、第二次大戦後、各地で作られた郷土かるたの類も、子供たちに郷土の文化や歴史を広く知って、覚えてもらうためのものでした。

 そうした伝統を踏まえて、この『日の本切手美女かるた』も、切手を絵札にした“いろはがるた”を作ることで、日本の切手には、日本の文化や歴史、伝統などがさまざまな形で反映されていることを、一人でも多くの方に知っていただきたいと思っております。

 このため、読み札と取り札は、あえて、一件関係のなさそうな組み合わせを中心に選びましたので、両者の意外な関係をつなぐ薀蓄話として、気軽にお読みいただけると幸いです。

 また、自分でいうのも変ですが、書家・原鴻茱先生の書を配したオールカラーの紙面構成はかなり綺麗に仕上がっていると思いますので、今後、書店の店頭などで実物をご覧になりましたら、ぜひ、お手にとってご覧ください。

 なお、本書をご自身の関係するメディアで取り上げたい、または、取り上げることを検討したいという方は、このブログの右側、プロフィール下のメールフォームにてご連絡いただければ資料をお送りいたしますので、よろしくお願いいたします。


 ★★★ よみうりカルチャー荻窪の講座のご案内 ★★★

 毎月1回(原則第1火曜日:3月31日、4月7日、6月2日、7月7日、8月4日、9月1日)、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で下記の一般向けの教養講座を担当します。(下の青い文字をクリックしていただくと、よみうりカルチャーのサイトに飛びます)

 ・イスラム世界を知る 時間は15:30-17:00です。

 次回開催は3月31日で、途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


 ★★★ 内藤陽介の最新刊  『日の本切手 美女かるた』 3月25日発売! ★★★ 

         日の本切手 美女かるた・表紙 税込2160円

 【出版元より】
 “日の本”の切手は美女揃い!
  ページをめくれば日本切手48人の美女たちがお目見え!
 <解説・戦後記念切手>全8巻の完成から5年。その著者・内藤陽介が、こんどは記念切手の枠にとらわれず、日本切手と“美女”の関係を縦横無尽に読み解くコラム集です。切手を“かるた”になぞらえ、いろは48文字のそれぞれで始まる48本を収録。様々なジャンルの美女切手を取り上げています。

 本書のご注文はこちら(出版元の予約受付サイトです)へ。内容のサンプルはこちらでご覧になれます。


 ★★★ ポストショップオンラインのご案内(PR) ★★★

 郵便物の受け取りには欠かせないのが郵便ポストです。世界各国のありとあらゆるデザインポストを集めた郵便ポストの辞典ポストショップオンラインは海外ブランドから国内製まで、500種類を超える郵便ポストをみることができます。

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 1年間ありがとうございました。
2014-12-31 Wed 09:13
 2014年もいよいよ大晦日です。今年も皆様には本当にいろいろとお世話になりました。おかげさまで、主なものだけでも、下記のような仕事を残すことができました。

 <単行本>

      朝鮮戦争表紙(実物からスキャン) ・『朝鮮戦争』 えにし書房

<連載>
 ・「郵便学者の世界漫郵記」 『キュリオマガジン』(1月~3月)
 ・「泰国郵便学」 『タイ国情報』(1月号~2015年も継続)
 ・「切手に描かれたソウル」 『東洋経済日報』(1月~2015年も継続)
 ・「小さな世界のお菓子たち」 『Shall we Lotte』(1月~2015年も継続)
 ・「切手で訪ねるふるさとの旅」 『散歩人』(1月~12月)
 ・「岩のドームの郵便学」 『本のメルマガ』 (1月~2015年も継続)
 ・「切手の帝国:ブリタニアは世界を駆けめぐる」 『英語研究』(1~3月)
 ・「日本切手の名品」 『キュリオマガジン』 (4月~2015年も継続)
 ・「切手歳時記」 『通信文化』 (4月~2015年も継続)
 ・「ペニーブラック物語」 『キュリオマガジン』 (5月~12月)
 ・「世界の国々」ほか 『世界の切手コレクション』 (9月~2015年も継続)
 ・「日ノ本切手美女かるた」 『スタマガネット』 (12月~2015年も継続)

<単発モノの論文・エッセイなど>
 ・「転換点としてのペルリ来琉百年:琉球切手における“日本”へのまなざしについての一考察」 『メディア史研究』第36号
 ・「日本最初の記念切手」 『通信文化』2014年3月号
 ・「切手デザイナーのその後 植物画家の第一人者と満洲切手」 『満洲帝国:満鉄・満映・関東軍の謎と真実』 洋泉社MOOK
 ・「テーマティク作品 A History of Hong Kong に関するメモランダム」 『Philatelic Journal 2014』 Stampedia

<切手展出品>
 ・A History of Hong Kong (世界切手展<PHILAKOREA 2014>
 ・朝鮮戦争 (全国切手展<JAPEX 14>)

 このほかにも、実行委員長を務めた8月の全日本切手展、コミッショナー兼審査員を務めた12月の世界切手展<MAAYSIA 2014>をはじめ、公私にわたり、実に多くの方々より、ご支援・ご協力を賜りました。関係者の皆様にはあらためてこの場を借りて、皆様に厚くお礼申し上げます。明年も引き続き、ご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 最後に、来る年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げ、年末のご挨拶といたします。どうぞ、良いお年をお迎えください。

 内藤陽介拝


 ★★★ インターネット放送出演のご案内 ★★★

      チャンネルくらら写真

 毎週水曜日、インターネット放送・チャンネルくららにて、内藤がレギュラー出演する番組「切手で辿る韓国現代史」が配信されています。青字をクリックし、番組を選択していただくとYoutube にて無料でご覧になれますので、よろしかったら、ぜひ、ご覧ください。(画像は収録風景で、右側に座っているのが主宰者の倉山満さんです)

 
 ★★★ よみうりカルチャー荻窪の講座のご案内 ★★★

 毎月1回(原則第1火曜日:1月6日、2月3日、3月3日、3月31日)、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で下記の一般向けの教養講座を担当します。

 ・イスラム世界を知る 時間は15:30-17:00です。

 次回開催は1月6日で、途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


 ★★★ 内藤陽介の最新刊  『朝鮮戦争』好評発売中! ★★★ 

        朝鮮戦争表紙(実物からスキャン) 本体2000円+税

 【出版元より】
 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る!
 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各電子書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

 *8月24日付『讀賣新聞』、韓国メディア『週刊京郷』8月26日号、8月31日付『夕刊フジ』、『郵趣』10月号、『サンデー毎日』10月5日号で拙著『朝鮮戦争』が紹介されました!


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