内藤陽介 Yosuke NAITO
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 <WSC Israel 2018>終了
2018-06-01 Fri 02:45
 早いもので、5月27日からエルサレムの国際コンヴェンション・センターで開催されていた世界切手展<WSC israel 2018>は、現地時間の31日18:00、無事にすべての日程を終了し、先ほど、日本からの出品作品の撤去作業も完了しました。

      イスラエル展・撤去終了

 この写真は撤去作業完了後、作品を収めたスーツケースと特別賞を抱えて会場を後にするところを、撤去作業をお手伝いいただいた池田健三郎さんに撮影してもらったものです。

 イスラエル出国は、現地時間1日午後(日本時間で同夜)の予定で、往路とは逆に、テルアヴィヴから香港経由で羽田に向かいます。というわけで、無事の帰国を願って、テルアヴィヴから東京・羽田に到着したカバーの中から、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      イスラエル・テルアヴィヴ=羽田FFC

 これは、1951年4月26日、テルアヴィヴのロッド空港(現ベングリオン空港)から東京・羽田空港宛のスカンジナビア航空の初飛行カバーです。スカンジナビア航空は、第二次世界大戦後まもない時期に日本への乗り入れを開始した航空会社の一つで、1951年4月、南回りのバンコク線を延長する形で日本への乗り入れを開始しました。今回ご紹介のカバーは、そのうちのテルアヴィヴ=東京間を運ばれたものということになります。

 1948年5月14日に建国されたイスラエルと日本との外交関係は、講和独立後の1952年5月15日、日本がイスラエルと東京に開設されたイスラエルの公使館を承認して始まりました。したがって、今回ご紹介のカバーが日本に届いた時点では、両国間にはまだ正式の国交はなかったわけですが、国交がない国同士でも、その気になれば人やモノの往来が可能なことは、現在の日台関係を考えればイメージしやすいのではないかと思います。

 さて、今回の切手展では、審査員の佐藤浩一さんご夫妻、ご出品者の池田健三郎さん、吉田敬さんをはじめ、多くの方々にいろいろとお世話になりました。個人的にも、自分の出品作品 Postal History of Auschwitz 1939-1945 がLVを受賞して、今後、8フレームでの出品資格を得たほか、この作品を通じて地元メディアの取材を受けただけでなく、予想をはるかに超えて新たな人間関係が広がるなど、おかげさまで、いろいろと実りの多い滞在となりました。その成果につきましては、追々、皆様にもご報告して参りますが、まずは、現地滞在中、お世話になった全ての方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 なお、羽田到着は日本時間の明日(2日)午後の予定です。内藤の不在によりご不便・ご迷惑をおかけしている皆様におかれましては、今しばらくお待ちくださいますよう、伏してお願い申し上げます。

 * 昨日、アクセスカウンターが192万PVを超えました。いつも閲覧していただいている皆様には、あらためてお礼申し上げます。  


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