内藤陽介 Yosuke NAITO
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 無事帰国しました
2008-03-12 Wed 23:32
 台湾の台北世界貿易中心(TWTC)で開催されていたアジア国際切手展<TAIPEI 2008>は昨日閉幕し、僕も自分の作品を持って今日の午後、無事に帰国しました。コミッショナーの岩崎善太さん、アシスタント・コミッショナーの藤井堂太さんをはじめ、現地でお世話になった皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。

 さて、無事の帰国ということで、今日はこんな切手を持ってきてみました。(画像はクリックで拡大されます)

 航空(故宮)

 これは、1967年4月1日、中華航空の台北=大阪=東京線ならびに台北=香港線の就航に合わせて台湾が発行した航空切手で、台北の國立故宮博物院の上空を飛ぶ中華航空機が描かれています。今回の台湾行きは、コスト・パフォーマンスを重視して中華航空を使ったため、口の悪い友人連中からは「落ちるぞ~」と散々脅かされていたのですが、まぁ、何はともあれ、無事に帰国することができました。もっとも、僕の座席は通路側でしたから、実際に飛行機が故宮上空を通過したのかどうかは確認できませんでしたが・・・。(まぁ、実際に故宮上空を飛行機が飛ぶということはないのでしょうけどね)

 ご承知のように、台湾の國立故宮博物院は、国共内戦の末期、蒋介石の国民党政権が台湾へと撤退する際に北京の故宮博物院から精選して運び出された美術品が主に展示されており、その数が合計60万8985 件冊にも及ぶことから世界4大博物館のひとつに数えられています。

 現在の故宮博物院の建物は、2001年から2006年までかけて大規模な耐震・改装工事が行われた結果、切手に取り上げられたものとはかなり雰囲気が違っています。参考までに現在の博物館の前で撮った写真を下にアップしておきますので、切手と見比べていただくのもよいかと思います。

 故宮前にて

 ちなみに、今回ご紹介の切手は日本の印刷局が作ったモノですが、台湾で印刷局製の切手が発行されるようになった経緯については、拙著『外国切手に描かれた日本』でもまとめていますので、よろしかったら、ご一読いただけると幸いです。

 さて、今回の切手展に出品した僕の作品、“Making of the Pacific-Asian Order from WWII to the Early Period of the Cold War”(邦題「“戦後”の誕生」)は、84点の金銀賞という結果になりました。8フレ出品の資格が得られる大金銀賞まであと1点。となると、次は8フレ資格の大金銀賞を目指して国際展(アジア展を含む)に出品したくなるのが人情というもので、帰国早々、次はどこの展覧会にエントリーしようかなぁ…などと考えています。

 *お知らせ 
 台湾から帰国後、愛用のノート・パソコンに不具合が生じ、現在、僕が普段使っているメール・アドレス(y-naitoで始まるものです)にお送りいただいても、メールを読むことができなくなってしまいました。どうやら、HDのトラブルが原因(寿命説が最有力)のようで、現在のパソコンを放棄し、新しい機械を買わざるを得ないと思います。つきましては、メール環境復旧までの間、皆様にはいろいろとご迷惑をおかけいたしますが、あしからずご了承ください。

 なお、お急ぎの方は、このブログの最新記事のコメント欄に、“管理者にだけ表示を許可する”をチェックの上、ご用件と返信先のメールアドレスをご記入いただければ対応いたしますので、お手数ですが、よろしくお願いいたします。
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この記事のコメント
#1122
久しぶりに書き込みをいたします。
内藤師匠、今回の国際展出品金銀賞受賞誠におめでとう御座います。
小生としても、国際展出品を目指しているわけですが、それ以前に国内展で実力をつけなければならないと常々思う次第です。とりあえず、今年の出品で小生のテーマである「郵便学で読み解く朝鮮禁現代史」にひとまずケリを付けて、その次回の出品からはいよいよこの作品のリニューアル版の制作に取り掛かる所存です。何しろ「朝鮮近代史の始まりから現代=出品するその年の出来事までを取り上げる」と最初の出品から一貫して作品作をしていましたから、とうとう出品範囲が時代に追いついていくことになる訳です。

ところで、国際展ともなるとJAPEXといった国内展と違って出品事情が異なるようですが、内藤師匠に限らず、国際展の出品者の中には作品を手に現地まで持参される方が少なくないようですが、やはり出品にかかる費用の関係なのでしょうね。俗ぽい質問なのですが、一体国際切手展に出品する費用というのはどのくらいかかるのでしょうか?差し支えのない範囲で教えていただけたら幸いです。やがて国際展に出品する実力がつきましたらそのときは御指導ご鞭撻を願う次第です。
2008-03-13 Thu 00:32 | URL | 大津太孝 #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
 大津太孝様
 あの大河作品も今年でとうとう現実に追いつきますか。感慨深いものがありますね。

 国際展の出品を自分で搬入する件ですが、僕の場合は、出品にかかる費用云々ということよりも、現地に行く用事があるとか現地を旅行してみたいという動機のほうが強いです。今回のように現地で会議・打ち合わせがあるのならついでに出品したいですし、夏のブカレストのように、切手展がなければ行く機会もなさそうな土地へは、出品を口実に遊びに行ってみたいですし・・・。

 費用の件ですが、直接費用としては出品量が1フレ3~4000円くらいと保険料(掛けない人も多いみたいです)、郵送の場合の送料くらいなもので、思ったよりもかかりませんよ。

 今回の台湾の場合は、出品量が1万3000円くらい(だったと思います)に格安航空券4万円ちょっと、ビジネスホテル代4万円弱で10万円程度。これに、現地の滞在費や観光の費用をいれても、15万円まではいっていないと思います。

 ご参考までに
2008-03-19 Wed 08:26 | URL | 内藤陽介 #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
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