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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 脳ミソの中身
2009-11-10 Tue 21:56
 脳科学者の茂木健一郎が“多忙”を理由に2006-08年の3年分の確定申告を全くしておらず、東京国税局から約3億円の申告漏れを指摘されていたそうです。一体どういう脳の構造をしているのか、見てみたい気がするのは僕だけではないでしょうが、日本で脳の中身をデザイン化した切手といえば、やはりこの1枚でしょうか。(画像はクリックで拡大されます)

 神経・脳波・てんかん

 これは、1981年9月12日に発行された“神経・脳波臨床神経生理・てんかん学国際会議”の記念切手で、脳の中に世界地図が描かれています。

 1981年9月、京都の国立京都国際会館で、第10回国際脳波・臨床神経生理学会(13-18日)、1981年国際てんかん学会議(17-21日)、第12回世界神経学会(20-25日)の3つの医学会議があいついで開催されました。

 国際脳波・臨床神経生理学会は、国際脳波・臨床神経生理学連合(IFSECN)が母体となって開催される会議で、脳から脊髄、末梢神経、筋にいたる広い範囲の機能とその病体を生理学的に研究する各国の医学者が参加します。第1回の開催は1947年です。

 次の国際てんかん学会議は、てんかんを制圧するための医学者の国際組織、国際てんかん連盟(ILAE)と、患者の社会的処遇を改善するために結成された国際てんかん協会(IBE)が母体となって開催される会議で、第一回会議の開催は1909年です。

 3番目の世界神経学会議は、世界神経学連合が母体となって開催されるもので、臨床神経学を中心に、その周辺の基礎、臨床諸学を含む神経学に関する医学者が集います。第1回の開催は1931年です。

 これらの3会議は4年ごとに定期開催されていますが、それぞれの研究分野が相互に連関していることから、同じ時期に同じ場所で開催されるのが慣例となっています。

 これら3会議をまとめて、「神経・脳波臨床神経生理・てんかん学国際会議」と題する記念切手は、3会議の最初に開催される第十回国際脳波・臨床神経生理学会にあわせて発行されました。ただし、同学会の初日である9月13日は日曜日であったため、切手は前日の12日の発行となりました。なお、3会議の開催ということだけであれば過去にも何度かあったはずですが、1986年の場合は、同年が国際障害者年で会議の内容にも関連していたという点が切手発行の決め手となったようです。

 ちなみに、国際障害者年の切手に関しては、今回ご紹介の切手とともに、拙著『近代美術・特殊鳥類の時代』で詳しく説明しておりますので、機会があれば、ぜひ、ご覧いただけると幸いです。


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この記事のコメント
#1556 モルワイデ図法
 脳の中の世界地図,私もなかなかのデザインと思っているのですが,普通,頭の中に世界地図を思い浮かべてくださいと言われると,私たちより上の世代はメルカトル図法の世界地図を思い描く方が多いのではないかと思います。
 このようなモルワイデ図法などの正積図法を思い浮かべる人はさてどれぐらいいるのでしょうか。というか,まともな世界地図が出てこない人も多くいるかもしれません。
2009-11-14 Sat 22:53 | URL | mapstampfan #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
 mapstampfan様

 ユーラシア大陸に関しては、パートタイム講師の授業でもときどき黒板に書きますので、きちんと書ける自信があるのですが、南北アメリカとオーストラリア、南極については、何も見ないで書けといわれると自信がないですねぇ。

 ちなみに、黒板にはメルカトル図法(もどき)以外の地図は書いたことないです。
2009-11-15 Sun 19:35 | URL | 内藤陽介 #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
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