内藤陽介 Yosuke NAITO
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 漆の日
2009-11-13 Fri 08:35
 きょう(11月13日)は“漆の日”です。というわけで、この1枚をもってきました。(画像はクリックで拡大されます)

 八橋(第3次国宝シリーズ)

 これは、「第3次国宝シリーズ」第1集として1987年5月26日に発行されたのは、「八橋蒔絵螺鈿硯箱」の切手です。

 八橋蒔絵螺鈿硯箱(東京国立博物館蔵)は、尾形光琳の制作した蒔絵の硯箱です。二段重ねとなっており、上段は中央部に水滴と硯をはめ込み、残りの空間を筆置きとしたもので、下段は料紙箱です。長方形の被せ蓋造りとなっており、蓋の両側には刳形の手がけが付けられています。

 デザインの主題になっているのは、“かきつばた”の折句で有名な『伊勢物語』の“八橋の景”で、黒塗漆に金の平蒔絵で燕子花の花を描き、花に螺鈿、橋に鉛板を用いて表現しおり、周囲の四側面の図案は連続しており、蓋の文様も関連するようになっています。

 今回の切手に取り上げられた硯箱については、フタの部分が1953年発行の500円切手に取り上げられています。子供の頃は、その500円切手のイメージがしっかり頭にこびりついていたこともあって、硯箱は赤紫色だとばかり思い込んでいました。京都のお土産の八橋の包装紙にも、やはり赤系統で硯箱と同じような八橋の絵が印刷されていたような記憶があります。それだけに、実物の硯箱が黒漆を使っていると知った時は、少なからず驚いたものです。

 さて、現在<解説・戦後記念切手>シリーズの第7巻(最終巻)として、今回ご紹介の切手を含む1985年4月から昭和末までの記念・特殊切手を取り扱った『昭和終焉の時代』の制作作業中です。すでん、本文は出来上がっており、年末には店頭に並ぶ予定で準備を進めておりますが、正式な刊行日や定価などの詳細が決まりましたら、このブログでも逐次ご案内してまいりますので、よろしくお願いいたします。


 ★★★ 出版記念パーティーのご案内 ★★★

 『トランシルヴァニア/モルダヴィア歴史紀行』の刊行を記念して、ルーマニア民主革命20周年の記念日にあたる12月22日、下記のとおり出版記念パーティーを開催いたします。ちょっと変わったオフ会あるいは忘年会としていかがでしょうか。当日は、僕のトークのほか、楽しいアトラクションを予定しております。

 ・日時 2009年12月22日 18:30~

 ・会場 レストラン・ルーマニア(本格的ルーマニア料理のレストランです)
     *東京都中野区本町1-32-24(東京メトロおよび都営地下鉄中野坂上駅1分)
      tel: 03-5334-5341 地図などはこちらをご覧ください。

 ・会費 7000円(『トランシルヴァニア/モルダヴィア歴史紀行』1冊つき)
     *当日会場にてお支払いをお願いいたします。

 ・参加ご希望の方は、12月18日までにキュリオマガジン編集部まで、電子メール(info@fujimint.com)にてお申し込みください。たくさんの方々のお越しを心よりお待ちしております。
 

 ★★★ 内藤陽介の最新刊 ★★★

 『トランシルヴァニア/モルダヴィア歴史紀行:ルーマニアの古都を歩く』

 トランシルヴァニア/モルダヴィア歴史紀行   (彩流社 オールカラー190ページ 2800円+税)

 全世界に衝撃を与えた1989年の民主革命と独裁者チャウシェスクの処刑から20年
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 全国書店・インターネット書店(アマゾンbk17&YYahoo!ブックス楽天ブックスlivedoor BOOKS紀伊国屋書店BookWeb本やタウンなど)にて好評発売中!
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