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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 モンゴルの無量寿如来
2010-01-23 Sat 20:30
 大相撲初場所は、モンゴル出身の横綱・朝青龍が千秋楽を待たずに2場所ぶりの優勝を決めました。これで、朝青龍の優勝回数は、北の湖を抜き、大鵬の32回、千代の富士の31回に次いで歴代3位の25回目の優勝だそうです。というわけで、恒例の(?)モンゴル仏像ネタの中からこの1枚です。(画像はクリックで拡大されます)

      モンゴル・長寿仏

 これは、1988年にモンゴルが発行した無量寿如来像の切手です。

 無量寿如来は、チベット密教では阿弥陀如来の化身とされるもので、阿弥陀如来の語源と同じアミターユス(無限の寿命を持つ者)と呼ばれ、衆生を救済することになっています。像としては、定印を結び、長寿不死をシンボル化した甘露瓶をその手に乗せた姿が一般的です。

 密教では、大日如来の説く真理や悟りの境地を、視覚的に表現するものとして、胎蔵(界)曼荼羅と金剛界曼荼羅の両界曼荼羅がつくられますが、このうち胎蔵曼荼羅では、8枚の花弁をもつ蓮の花の中央に大日如来を配し、周囲に宝幢・開敷華王・無量寿・天鼓雷音の各如来を配する構成をとっており、無量寿如来も重要な位置を占めていることが分かります。

 それはそうと、昨年、『切手が伝える仏像:意匠と歴史』を刊行して以来、大相撲でモンゴル人力士が優勝するたびにモンゴルの仏像切手を紹介しているのですが、そろそろネタ切れが近くなってきました。いいかげん、日本人力士にも意地を見せてもらわないと、ちょっと困るなぁ。


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