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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 スリランカの涅槃仏
2010-01-28 Thu 14:53
 26日に投開票が行われた内戦終結後初のスリランカ大統領選挙で、同国選管は、きのう(27日)、現職のラジャパクサ大統領が再選を果たしたと発表しました。というわけで、きょうはスリランカ関連の1枚です。(画像はクリックで拡大されます)

      ガル・ヴィハーラの涅槃仏

 これは、1997年にベトナムが発行した文化遺産の切手の1枚で、スリランカのガル・ヴィハーラの涅槃仏が取り上げられています。

 ガル・ヴィハーラ寺院はスリランカ中部の古都・ポロンナルワの北にあり、かつては“北の僧院”を意味するウッタララーマと呼ばれていました。寺院を建立したのはシンハラ王朝のパラークマ・バーフ王(在位1153~86)で、岩盤に4体の巨大仏が刻まれています。

 今回ご紹介した切手に取り上げられた涅槃仏は約14メートル。ガル・ヴィハーラでは最大の像です。なお、奥に見える立像は、釈迦の死を悲しむ弟子のアーナンダではないかと考えられています。なお、切手の仏像は赤茶色になっていますが、実際の石仏はグレイっぽい色なので、ちょっとイメージが違います。まぁ、涅槃仏は、頭を北向き、顔を西向きとしていますから、夕日があたればこのような光景も見られるのかもしれません。

 なお、昨年刊行の拙著『切手が伝える仏像:意匠と歴史』では、今回ご紹介のモノ以外にもさまざまな涅槃仏の切手を御紹介しておりますので、機会がありましたら、ぜひ、ご覧いただけると幸いです。


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