内藤陽介 Yosuke NAITO
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 南アとオランダ
2010-06-19 Sat 11:11
  南アフリカで開催中のサッカーW杯で、今夜、日本代表はオランダと試合があります。というわけで、きょうは南アとオランダの両方に絡むモノということで、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます)

      リーベック

 これは、1952年にオランダで発行された“ヤン・ファン・リーベックのケープタウン上陸300年記念”の寄付金付き切手です。

 オランダ東インド会社の商社マンだったファン・リーベックは、1651年、南アフリカにオランダ入植地の建設を命じられ、東インド会社のケープタウン補給基地建設の指導官として海外へ派遣されました。そして、1652年4月6日、ケープタウンの上陸。オランダ領東インド(現インドネシア)とオランダの貿易航路の中継地を築きました。

 これを契機に、ケープタウンにはオランダ系移民の入植が進められ、オランダ東インド会社によるケープ植民地が成立。オランダ東インド会社が解散した後も、ケープ植民地の植民者たちは帰国せず、自ら“アフリカ人”を意味するアフリカーナーと称するようになりました。アフリカーナーの中心はオランダ系でしたが、その他の国々からもプロテスタント系の移民が入植してオランダ系と同化して、独自の民族集団を構成しています。なお、アフリカーナーのことをブール人(英語読みだとボーア人)と呼ぶのは、オランダ語で農民を意味するboerに由来するものです。

 なお、アパルトヘイト時代の南アフリカでは、アフリカーナーの祖ともいうべきファン・リーベックは、長年にわたって紙幣にも肖像が使われてきましたが、1994年4月に全人種参加の総選挙が実施され、マンデラ政権が発足すると、ファン・リーベックの肖像が入らない新紙幣が使われるようになりました。
 
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