内藤陽介 Yosuke NAITO
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 転居しました
2010-12-29 Wed 00:04
 私事ですが、昨日(28日)、1997年11月から13年間住んだ千葉県市川市から東京都墨田区に転居しました。郵便局には転居届を出しましたので、当面、旧住所にお送りいただいても転送されますので、すでに年賀状などをお送りいただいた方につきましては問題ございません。また、平素お付き合いのある方には、年賀状を兼ねた転居の御案内をお送りしておりますので、お手数ですが、住所録などの変更をお願いいたします。なお、物品の送付などで小生の新住所が必要な方は、本ブログのメールフォーム(右側の下の方にあります)にてご連絡ください。

 さて、引っ越しといえば、やはりこの切手でしょうかね。(画像はクリックで拡大されます)

        東京御著輦

 これは、1968年10月23日に発行された「明治百年」の記念切手のうち、小堀鞆音の「東京御著輦」を取り上げた1枚です。

 1968年は、1868年10月23日に元号が明治とあらためられてから100周年の節目に当たっていました。このため、政府は、この機会をとらえて、「明治元年から百年間にわたり、長い封建制を脱し、泰西の文明を吸収、近代国家完成への道を歩んだ我が国の発展」を祝うとともに、「政治、経済、文化その他すべての面にわたって偉大で強固な基盤を築き上げた先人の勇気と努力に感謝するとともに、このしあわせを、将来への限りない希望をこめて、次の日本の担い手である若い世代に引き継ごうとする覚悟を新たにしなくてはならない」との趣旨で記念行事を大々的に展開することを決定。1966年4月11日、明治百年記念準備会議の初会合を開き、同年9月28日の同会議の事業部会において、①国土の緑化、②青年の船、③歴史の保存と顕彰、④記念切手の発行、の4つを柱とする記念事業の実施案が定められました。

 これに伴い、同年10月、明治百年記念事業委員会が正式に発足し、1968年10月23日(明治改元の記念日)に日本武道館で開催の明治百年記念式典(中央祝典)をメイン・イベントとして、第23回国民体育大会、第17回全国青年大会、記念植樹と国土緑化運動 、記念講演の整備と建設、青年の船などの各種事業が“明治百年”の冠をつけて行われています。
 
 “明治百年記念”の直接的な記念切手は、中央祝典当日の10月23日に発行されました。当初、明治百年の記念切手は身体障害者援護事業の寄付金をつけて発売されることも検討されましたが、会計処理の問題から、通常の記念切手を二種類発行するということで決着しています。

 今回ご紹介の切手に取り上げられた「東京御著輦」は、東京・明治記念聖徳絵画館の壁画のひとつで、明治天皇の東京 城入城の場面を取り上げたものです。同館の“壁画案内”では以下のように説明されています。

 (明治天皇は)明治元年(一八六八)十月十三日(旧暦、新暦は十一月二十六日)東京にお着きになり東京城を皇居とお定めになりました。この日天皇の御輿には鳳凰が飾られ、行列の諸員は衣冠又は下垂姿で騎馬にまたがり、在京の諸官諸侯は坂下門、和田倉門の内外に整列、士民は感激してお迎えしました。この行列は長い間武家政治になれた関東士民の心を和らげるため特に朝廷古来の服装に改めて行われたものであります。この絵は御行列が西丸西門(今の二重橋)に入る光景です。

 オリジナルの壁画は縦3メートル、横2.7メートルの縦型ですが、切手に採用するにあたって、原画構成者の大塚均はこれを横型にアレンジしています。

 ちなみに、僕のような人間の引っ越しを明治天皇と一緒にするなんて畏れ多いと怒られそうですが、明治天皇が江戸城にお入りになった10月13日は、現在、「引っ越しの日」となっていますので、まぁご容赦ください。

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