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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 セリーグは中日が連覇
2011-10-18 Tue 23:55
 プロ野球のセリーグは、中日ドラゴンズが連覇を達成しました。というわけで、きょうは龍の切手です。(画像はクリックで拡大されます)

        張子の龍

 これは、昭和63(1988)年用の年賀切手で岡山県の郷土玩具“倉敷はりこ”の辰が取り上げられています。辰(龍)を描く年賀切手のうち、中日がリーグ優勝を果たした年のものということで持ってきました。

 岡山県地方で張子人形が作られるようになったのは、幕末に江戸から“昇り猿”とよばれた張子を作る木の型が伝わってからのことといわれています。

 1869年、農業の傍ら、ひな人形や武者人形を作っていた生水多十郎は、男児の誕生を祝い虎の張子を作りました。この虎が地域で評判となり、男児の節句の飾り物として使われるようになったのが、いわゆる“倉敷はりこ”の起源とされています。

 以来、生水家では一子相伝で張子の生産を続け、1981年には岡山県の伝統的工芸品に指定されました。切手に取り上げられた“辰”は四代目の幹一による“はりこ十二支”のひとつです。

 さて、以前にも少し書きましたが、現在、角川書店の新書、角川 one テーマ21の1冊として『年賀状の戦後史』(仮題)を11月10日付で刊行すべく、最後の追い込み作業に入っています。以前、<解説・戦後記念切手>シリーズの別冊として上梓した『年賀切手』は切手収集家向けの本でしたが、今回は一般向けの新書ですので、社会的背景の記述なども大幅に増やしており、かなり読みやすくなったのではないかと思っております。

 最終的な値段などが確定しましたら、また、このブログでもご案内いたします。また、11月5日(土)16:00からは、東京・池袋で開催の全国切手展<JAPEX>内の特設スペースにて、刊行記念のトークトークイベントを行います。こちらにつきましても、詳細が固まり次第、このブログでもご案内いたしますので、あわせて、よろしくお願いいたします。


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この記事のコメント
年賀状は郵趣アイテムとしてなかなか魅力的ですね。使用例、消印、その他集め出すと興味は尽きません。当初は郵趣的な観点にばかり目が行っていましたが、最近は年賀状の文面も時代を反映していると思うようになりました。未だ結婚する前の父が母に出した古い年賀状には「ミシンが当たりますように!」などと書いてあり、その当時の年賀葉書の賞品が分かります。今度出される『年賀状の戦後史』もそうした年賀状に書かれた時代背景が窺われるようで今から楽しみにしています。
2011-10-19 Wed 12:27 | URL | アルファ #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
・アルファ様

 年賀状は奥が深いですね。今回の拙著では、とりあえず、インフラとしての年賀はがき・切手の話が中心になりましたが、ワープロ・パソコンの普及の歴史や再生紙の話などについては、それなりにスペースを割きました。

 当初は、古代から現代までの年賀状を通観しようという壮大な企画だったのですが、新書の限られたスペースでは到底不可能で、“戦後”に限った内容となってしまいました。

 今回の本が好評でしたら、第2弾として、戦前・戦中の年賀状を題材に続編を作りたいねと担当編集者とも話しております。こちらは、実現すれば、文面にもかなり踏み込んだ内容となるでしょう。

 とまれ、書店などで実物をお見かけになりましたら、まずは、お手にとってご覧いただけると幸いです。
2011-10-24 Mon 09:57 | URL | 内藤陽介 #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
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