FC2ブログ
内藤陽介 Yosuke NAITO
http://yosukenaito.blog40.fc2.com/
World Wide Weblog
 きっかけは年賀状
2011-10-22 Sat 17:43
 人気デュオ・ゆずの北川悠仁と20日に電撃挙式した元フジテレビアナウンサーの高島彩の交際のきっかけは、2005年にゆずと番組の打ち上げを行った高島が、年賀状の住所交換したのがきっかけだったそうです。普段は、芸能ネタとはほとんど無縁のこのブログですが、そういうことであれば、やはりこの切手を持ってくるしかありますまい。(画像はクリックで拡大されます)

         秋田犬(年賀)

 これは、2005年11月15日に発行された2006年=平成18年用の年賀切手のうち、秋田犬を取り上げた50円切手です。

 昭和の時代、年賀切手は葉書料金用の1種が発行されるのみでしたが、平成2(1990)年用には書状基本料金用のくじ付き切手とあわせて計2種が発行されるようになり、平成3(1991)年用にくじ付きの葉書用・書状料金用をあわせて計3種となったのを経て、平成4(1992)年用以降は、くじなし・くじ付きともに、葉書用・書状料金用が発行されるようになりました。なお、平成19(2007)年用から平成21(2009)年用までの3回は、オリジナル年賀切手の写真付き・くじ付き2種も発行されていますので、年賀切手だけで6種類が発行された勘定になります。

 北川・高島夫妻の交際のきっかけになった年の年賀切手は4種類ですが、これに官製年賀はがきのメインナンバー3種(寄附なし、同写真用、寄附金つき)を加えると、2人がやり取りした年賀状の切手・はがきは7種類のどれかということになるのでしょうが、高島が担当していた情報番組「目ざましテレビ」には「きょうのわんこ」というコーナーもありますので、今回はこの切手を持ってきました。

 なお、年賀切手といえば、干支にちなんだ各地の郷土玩具を取り上げるのが定番となっており、平成18年用のように、実際の動物を取り上げたケースは、ほかには、昭和26(1951)年用の「少女とウサギ」があるくらいです。もちろん、想像上の動物である龍の“リアルな姿”を取り上げるのは無理ですし、蛇なんかはリアルな姿を取り上げるのは年賀切手向きではないとも思うのですが、そのほかの動物に関しては、たまには、郷土玩具一辺倒から外れてみるのも面白いんじゃないかと個人的には思います。もっとも、年賀状というのは“型どおり”が大事であって、その意味では、偉大なるマンネリの郷土玩具こそが良いという人も多いのかもしれませんがね。

 なお、現在でこそ、年賀切手のデザインは干支の動物が当然ということになっていますが、かつては必ずしもそうではありませんでした。というよりも、知識人の間などでは、十干十二支と動物を結びつけることを邪道とする考え方すらあったくらいです。

 このあたりの事情については、角川 one テーマ21(新書)の1冊として11月10日に刊行予定の拙著『年賀状の戦後史』でも、2008年刊行の拙著『年賀切手』よりも詳しく取り上げています。すでに、同書は僕の手を離れ、印刷・製本作業に入っており、11月初めには見本ができあがってくる予定ですので、近々、書店などで見かけることがありましたら、お手にとってご覧いただけると幸いです。


 ★★★ トーク・イベントのご案内 ★★★

 11月5日(土)、東京・池袋で開催される全国切手展<JAPEX>会場内で、以下のトークを行います。

・11:00 ハバロフスク…日本人の足跡を訪ねて
 切手紀行シリーズ④『ハバロフスク』の刊行を記念してのトークです。同書の中から、シベリア抑留の痕跡を中心に、ハバロフスクに残る日本人の活動の跡をたどります。なお、1フレーム作品として出品の「シベリア抑留日本人用往復葉書」についても、あわせて、簡単な解説を行います。

・16:00 年賀状の戦後史
 角川 one テーマ21(新書)『年賀状の戦後史』の刊行を記念してのトークです。同書の内容をご紹介しつつ、10日の一般発売に先駆け、会場内でのみの先行発売(限定30部)も行います。

 今回は、2冊の刊行時期が接近しているため、トークイベントもダブル・ヘッダーとなりました。ぜひ、遊びに来てください。


  ★★★ 内藤陽介の最新刊 ★★★

         10月25日発売!
        切手紀行シリーズ④『ハバロフスク』
   ハバロフスク(切手紀行シリーズ④)
       彩流社(本体2800円+税)    

   空路2時間の知られざる欧州
   大河アムール、煉瓦造りの街並み、金色に輝く教会の屋根…
   夏と冬で全く異なるハバロフスクの魅力を網羅した歴史紀行
   写真・図版多数 オールカラー
   シベリア鉄道小旅行体験や近郊の金正日の生地探訪も加え、充実の内容!

    amazonbk1e-honHMVlivedoorBOOKSセブンネットショッピングなどでご予約受付中!
スポンサーサイト




別窓 | 日本:年賀 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<< 泰国郵便学(16) | 郵便学者・内藤陽介のブログ |  日本で最も有名なバスク人>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| 郵便学者・内藤陽介のブログ |
copyright © 2006 郵便学者・内藤陽介のブログ all rights reserved. template by [ALT-DESIGN@clip].
/