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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 無事、帰国しました
2011-11-17 Thu 02:25
 昨晩(16日)、無事に中国から帰国いたしました。現地滞在中は自分のブログにアクセスできず、予約投稿の記事ばかりになりましたので、きょうは、現地で入手したマテリアルの中から、こんなモノをご紹介しておきましょう。(画像はクリックで拡大されます)

        無錫展小型シート(無目打)

 
 これは、11月11-15日に中国・無錫の无锡太湖国际会展中心で開催されていた、今回のアジア国際切手展 <China 2011>(以下、無錫展)を記念して発行された小型シートのうち、無目打のモノです。今回の切手展に関しては、複数の記念切手・はがきが発行されましたが、この小型シートは会場限定販売の記念切手帖にのみ収められていたもので、単体としては発売されていません。記念切手帖のもともとの販売価格は70元で、会場内にブースを出していた切手商には、それぞれ、50部ずつの販売権が与えられていました。

 ところが、限定発行ということで無目打のシートの値上がりを見越した中国の業者が外国人切手商から販売権を買い取り、ただちに、仕入れた切手にプレミアをつけて販売するということが行われていました。プレミアつきの値段の最安値は、確認されている限り、130元で、無目打のシートを抜いた切手帖の販売価格は30元ほどだそうです。

 ちなみに、以前の記事でもご紹介したことのある1996年の北京アジア展の小型シートにも、一般販売用の目打入りのものと会場限定の無目打のものがあります。こちらに関しては、JPSのカタログ評価では、目打ありが280円なのに対して、無目打は2240円となっていますので、今回ご紹介の無目打のシートも、ちょっとしたお宝になるかもしれません。

 いずれにせよ、この種のイベント限定のマテリアルについては、後になると発行時の事情がわからなくなるケースも少なくないので、記録のために記事にしてみました。

 なお、現地滞在中、ブログを更新できなかったため、他の方々のブログでご紹介いただいたのですが、無錫展に出品された日本人の作品の受賞結果は以下のとおりです。遅ればせながら、担当コミッショナーとしてご報告いたします。受賞者の皆様、おめでとうございました。

・Kazuyuki INOUE: Japan Definitives: KOBAN 1883-1892 G(90)
・Nobuhiro SUDANI: Japan Definitives: Vocational Series LV(85)
・Yasuki OTA: Romania “King Ferdinand” Series 1920-1926 V(84)
・Fumiaki WADA: Post Office Forms, Including Envelopes Created for Coducting the Registered Mail Process, 1842-1929 LV(87)
・Kiyoshi EMURA: The History of Painter’s Portraits  LS(78)
・Ryoji MURAYAMA: How Wonderful C. SLANIA Engraved his stamps! LS(76)

(以下、文献)
・NARUMI Co.: Tosa Local Stamps called “MURAOKURI KITTE” LV(85)
・Yoshiyuki YAMAZAKI: Encyclopedia of Japanese Cancellations LV(88)
・Yukihiro SHODA: Handbook of Postal History of Brazil LS(75)

 ちなみに、展覧会の詳細につきましては、今後、『全日本郵趣』ほかでご報告いたしますので、いましばらくお待ちください。


 ★★★ トーク・イベントのご案内 ★★★

 11月19日(土)13:10より、東京・目白の切手の博物館3階で開催の(財)日本郵趣協会コーリア部会例会にて、拙著『ハバロフスク』の刊行を記念して、以下のトークを行います。

 ・題目 金正日生誕の地、ヴャツコエを訪ねて
 
 現在、北朝鮮当局は、金正日が北朝鮮内の白頭山中で生まれたと主張していますが、これは事実と異なり、金日成・金貞淑夫妻がソ連領内で軍事訓練を受けている間に生まれたことが確認されています。その具体的な生誕地については諸説がありますが、最も有力視されているのは、ハバロフスク近郊のヴャツコエです。

 拙著『ハバロフスク』では、本編とは別の“付録”として、近郊のヴャツコエを訪れた体験記も収録しておりますが、今回のトークでは、現在のヴャツコエのようすなどもご紹介しつつ、お話ししたいと思います。

 * 今回のコーリア部会例会は特別例会ということで、部会の会員でなくとも、どなたでも自由にご参加いただけます。また、トークのみのご参加の場合、博物館の入館料はかかりません。 


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