内藤陽介 Yosuke NAITO
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 被災地に新モアイ像寄贈へ
2012-03-31 Sat 23:05
 きのう(30日)、チリのピニェラ大統領が東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町を訪れて被災状況などを視察し、友好の証しとしてモアイ像を贈ることを約束したそうです。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

        モアイ像(1965)

 これは、1965年にチリで発行されたモアイ像の切手です。

 チリ領のイースター島のモアイ像は凝灰岩を彫刻して作られた巨大な人面像で、アフと呼ばれる海に面した島の高台にあります。像が建てられた理由については諸説ありますが、近年の調査で、モアイの台座から人骨が多数発見されたことから、墓碑であったとの説が有力だそうです。ちなみに、アフのモアイ像は、19世紀までに部族間抗争や西洋人による持ち出しなどが原因ですべて倒されていましたが、20世紀以降、考古学者や地元の人の手によって起こされ、現在はおよそ40体のモアイが復元されています。

 さて、今回、ピニェラ大統領が訪問した南三陸町は、前身の志津川町時代の1960年に発生したチリ地震津波で大きな被害を受けたことをきっかけにチリとの交流が始まり、チリ地震津波災害30周年を記念し、チリからモアイ像のレプリカを輸入。1991年7月にモアイ像を志津川湾に面した公園“チリプラザ”に設置しました。

 昨年の震災津波で、この像は頭部が流され(流された頭部は地元の志津川高校で保管されています)、現在、高さ10メートル以上のがれきに囲まれた状態にあります。像を視察した大統領は「日本もチリも災害に負けずに勇気と希望を持って前進してきた。友好の証しとして、もっと大きく美しいモアイ像を贈りたい」と話し、「日本がんばれ」と日本語でエールを送るとともに、あらためて、友好の証として、イースター島最大の高さ5.2メートル、重さ14-16トンのモアイ像のレプリカを寄贈することを決めたのだそうです。
 
 像の制作は4月から開始され、10月には完成品が南三陸町に届けられるということですが、チリの厚意を無にしないためにも、日本中が協力して被災地のがれき処理を進めていかねばなりませんな。

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