内藤陽介 Yosuke NAITO
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 イスラエルとハマスの停戦合意
2012-11-22 Thu 11:01
 今月14日から、いわゆるイスラム原理主義組織のハマスが実効支配するガザ地区へイスラエルが空爆を繰り返し、その報復とみられるバスを狙った爆弾テロがテルアビブで発生し、多数の死者が出ていた問題で、イスラエルとハマスがきのう(21日)、停戦合意に達しました。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

         ガザ・国連停戦監視

 これは、1960年11月21日、ガザに駐留していた“第1次国際連合緊急軍(First United Nations Emergency Force:UNEF I)”の広報部門が差し出した帯封です。国連マークの入った印が押されているのがいいですな。

 1956年10月29日、エジプトによるスエズ運河の国有化をめぐって、第二次中東戦争が勃発します。通常なら、この紛争は国連安保理で対応が協議されることになるのですが、この戦争では當事者の英仏が常任理事国となっていたため、緊急総会が開催され、紛争当事国に対して、停戦とスエズ運河通航の再開が求められました。また、その一環として、関係国の同意を得たうえで派遣する国連主導の軍隊として、国際連合緊急軍(UNEF)が設立されることとなり、11月8日の停戦後、同月15日から現地での活動が開始されました。

 UNEFの任務は、停戦の監視および英仏イスラエル3国のエジプト領内からの撤退確認で、最大人員規模は約6000名。1957年3月に最後まで残っていたイスラエルが第一次中東戦争時の休戦ラインまで撤退した後も、エジプト・イスラエル国境のエジプト側に展開し、第三次中東戦争直前の1967年5月16日まで、停戦監視を続けました。

 さて、今回の停戦合意により、イスラエルによるガザへの地上部隊投入はひとまず回避されましたが、合意直後にハマスがイスラエル側にロケット弾を撃ち込むなど緊張は解けておらず、合意が実効性のあるものとなるかどうかは依然、不透明な状況です。このため、停戦を仲介した米国やエジプト、アラブ連盟などは双方に合意順守を促すとともに、停戦を持続させるための監視体制の構築が必要とみられており、それに伴う新たな郵趣マテリアルが現れるということになるかもしれません。


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