内藤陽介 Yosuke NAITO
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 日銀新総裁・副総裁決定
2013-03-16 Sat 10:28
 次期日本銀行(日銀)総裁に黒田東彦アジア開発銀行総裁、副総裁に岩田規久男学習院大学教授と中曽宏日銀理事を充てる人事が、きのう(15日)、参院本会議で承認され、正式に決定しました。というわけで、きょうは、新総裁に敬意を表してこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

        アジア開発銀行年次総会

 これは、1987年4月27日に発行された“第20回アジア開発銀行年次総会”の記念切手です。

 アジア開発銀行(ADB:Asian Development Bank)は、アジア・太平洋における経済成長及び経済協力を助長し、開発途上加盟国の経済発展に貢献することを目的に設立された国際開発金融機関です。国連のアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の発案により、1965年、マニラで設立協定が採択され、翌1966年11月、東京で設立総会が開催されました。本部はマニラに置かれており、同年12月から業務が開始されました。

 現在は67の国と地域が参加しており、日本とアメリカが最大の出資国(ともに出資比率15.7%)で、歴代総裁はすべて日本人が務めてきました。その年次総会は、アジア・太平洋地域の国とアメリカ・ヨーロッパなど域外の国の財務大臣・中央銀行総裁が一堂に会する国際会議で、アジア・太平洋地域の経済開発に関する意見交換を行うとともに、ADBの重要事項について、意思決定を行うために開催されます。

 創立20周年にあたる1987年の総会は、最大の出資国でもある日本で20年ぶりに開催することになり、4月27日から29日まで、大阪市の大阪ロイヤルホテルに47ヵ国の財務大臣・中央銀行総裁等を集めて行われました。今回ご紹介の記念切手は、日本が主導的役割を果たしている数少ない国際機関の一つであるADBの大阪での年次総会の開催ということで、会期初日の4月27日に切手は地図とシンボルマークを組み合わせた記念切手2300万枚が発行されました。

 さて、今回の日銀人事は、国会の所信聴取で積極緩和を進める方針を表明している黒田総裁に加え、リフレ派経済学の理論的支柱ともいうべき岩田副総裁という配置で、三重野康総裁(任期1989-94年)以来、日銀がこれまで頑なに固守してきたデフレ政策を大幅に転換することが期待されており、一種の“革命”とさえ言われています。まぁ、これまでの日銀執行部がどれほど高邁な理論を掲げていようとも、彼らの失策ないしは無為無策により日本経済が長期間の低迷を続け、資産価値は大幅に減少し、国民が塗炭の苦しみを味わってきたこと、さらに、金融政策の転換を唱える第二次安倍政権が誕生した瞬間に、株価が上昇し、円高が是正されたということは、誰にも否定できない厳然たる事実なわけで、今後、白川総裁以下、現執行部の責任は厳しく追及されなければなりませんな。

 個人的には、せっかくの“革命”なのですから、白川総裁以下、これまでの執行部メンバー(もちろん、新副総裁に決定した中曽理事も例外ではありえません)は全財産を没収の上、逮捕・投獄し、公開処刑にしてほしいところですが、現実には連中は優雅な老後を過ごしていくことになるんでしょう。気に入らないといえば気に入らないのですが、まぁ、景気が良くなり、そのおこぼれが僕のところにまで回ってくれば、それで良しとするしかないかな。


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