内藤陽介 Yosuke NAITO
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 <Brasiliana 2013>出品決定
2013-06-24 Mon 08:40
       日系移民50年(ブラジル)

 本年11月19日から25日まで、ブラジル・リオデジャネイロにて世界切手展<Brasiliana 2013>が開催されます。僕はその日本コミッショナーを仰せつかっていますが、昨晩、日本からの出品作品は以下のように決定したとの連絡が主催者側から入りましたので、速報としてお伝えいたします。(以下、リストは出品者名は日本語表記、文献を除く作品名は英文でリスト記載のとおりです)

・池田健三郎 Prompt Delivery in Japan as Nationwide services
・伊藤純英 Foreign Mail in Nagasaki, Japan 1875-1905
・大場光博 The Opening of China 1745-1897
・内藤陽介 Korea and the Cold war 1945-1953
・西海隆夫 The History of Cartografy-Mapping the World and Regions
・大沼幸雄 L.v.Beethoven - His Life in a Historical Context and His Legacy
・勝井明憲 Histroy of the Telephone - Telegraf to digitalization
(以下文献)
・(公財)日本郵趣協会 『切手画家. 木村 勝の世界』
・松本純一 『A History of the French post office of Yokohama』
・正田幸弘 『ブラジル郵便史概說』
・山崎好是 『小判切手=事故印=』
・吉田敬 『Stampedia Philatelic Journal 2013』
・(株)日本郵趣出版 『戦前の小型記念スタンプ集』
・(公財)日本郵趣協会 『ビジュアル日本切手カタログVol.1記念切手編1894-2000』
・山崎好是 『風景印2012』
・山崎好是 『日本記号入切手カタログ』
 * 文献部門への出品資格は、著者・編集者・出版社にありますので、必ずしも、出品者イコール著者ということではありません。

 なお、<Brasiliana 2013>へは、3200フレームのキャパシティのところ、865件・約3900フレームの申込があり、日本からは文献を除く11作品のエントリーのうち、7作品の出品が認められました。

 展覧会本番では、皆さんのすばらしい作品を拝見できることを、今から楽しみにしております。

 ちなみに、記事の冒頭に掲げた画像は、1958年にブラジルで発行された“日系移民50年”の記念切手です。

 日系移民第1号を乗せた笠戸丸がブラジルのサントスに到着したのは1908年6月18日で、1958年のこの日には、東京・日比谷公会堂で、ブラジル移住50年祭典委員会主催(外務省・駐日ブラジル大使館・東京都後援)の記念祝賀大会が開催されたほか、ブラジルでも、同日から9月30日まで、各地で記念のイベントが行われ、三笠宮ご夫妻が参加されました。

 こうした記念事業の一環として、「半世紀にわたるブラジル在住日系人の労苦をねぎらうとともに、国民の海外発展の意欲を昂揚させる(当時は、まだブラジルへを含む中南米諸国への日本人の移住が奨励されていました)」ため、日系移民の上陸記念日にあたる1958年6月18日には、両国で記念切手が発売されました。今回ご紹介の切手はそのうちのブラジル側で発行されたもので、中央にクワを描き、その上に日本を象徴する稲穂、下にブラジルでの日本人の活躍を象徴するコーヒーの実を配したデザインとなっています。

 ブラジル側での記念切手発行については、当時、雑誌『切手趣味』に「ブラジルでも記念切手発行の計画があると伝えられるがお国がらあてにならない」との論評が掲載されているように、日本国内では実現を危ぶむ声も根強くありましたが、最終的には予定通り発行されています。当初の予定では6月1日までに通知されるはずだった出品者の決定がきのう(23日)までずれ込んだことにみられるような“お国がら”に加え、ブラジル社会そのものがデモで混乱している現状ですが、なんとか、11月の展覧会は無事に開催されるものと念じております。

 
 ★★★ ラジオ出演のご案内 ★★★

 6月25日 24:00-24:45(正確には、26日00:00-00:45)
 
 TBSラジオ/AM 954kHz  荻上チキ・Session-22

 上記番組に生放送出演して、切手から見る国際関係や歴史といった類の話をすることになりました。番組そのものは25日22:00スタートですが、僕自身は日付変更線をまたいでからの登場予定です。

 聴取可能な地域の方は、ぜひ、お聞きください。

 
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