内藤陽介 Yosuke NAITO
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 丹下健三生誕100年
2013-09-04 Wed 10:22
 1913年9月4日に建築家・丹下健三が生まれてから、今日でちょうど100年です。というわけで、きょうは丹下の“代表作”を取り上げたこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

        東京五輪・代々木競技場

 これは、1964年10月10日に発行された東京オリンピックの記念切手のうち、丹下の代表作とされる国立屋内総合競技場体育館(国立代々木競技場)の本館と別館を取り上げた40円切手です。

 東京オリンピックの屋内競技場の建設用地には、当初、新宿御苑(旧近衛連隊跡地)も候補にあげられていましたが、最終的に“ワシントン・ハイツ”と呼ばれていた在日米軍の住宅地の返還を受け、選手村と代々木競技場が建設されました。
            
 丹下の代表作として紹介されることの多い代々木競技場ですが、正確に言うと、複数の建築家による合作で、その分担は、“建設・総合意匠”が丹下、“構造”が坪井善勝、“設備”が井上宇市となっていました。着工は1963年3月です。

 屋外のメインスタジアムである国立競技場が、戦後日本の国際スポーツ界への復帰第一歩となった第3回アジア大会開催を記念する建造物であったのに対して、代々木競技場は、はじめから、東京オリンピック開催を記念する建造物として計画されました。

 このため、その構造は、世界に類のない高張力による吊り屋根方式で、明治神宮の森の美しい環境を生かし、高い芸術性を保っており、戦後の日本を代表する建造物のひとつとなっています。また、内部には岡本太郎の原画によるレリーフなどが配されており、芸術性も強く意識されました。

 なお、東京オリンピックに際しては、本館(現・第一体育館)で水泳競技が、別館(現・第二体育館)はバスケットボール競技が行われています。

 さて、2020年のオリンピック開催地が今週末に決定されます。日本人である僕としては、ぜひとも、東京が開催地に選ばれて欲しいと思っていますが、東京でのオリンピック開催が決まったら、その記念建造物はどんなものになるのか想像してみるのも楽しいですな。


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