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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」
2013-11-09 Sat 13:51
 あす(10日・日)14:00から、TBSラジオで放送の番組「爆笑問題の日曜サンデー」の「サンデーマナブくん」のコーナーに、『年賀状の戦後史』の著者として内藤が出演し、「年賀状」とその歴史についてお話しします。聴取可能な地域の方は、ぜひ、お聞きいただけると幸いです。というわけで、きょうはストレートにこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

    年賀はがき(2014・蹄鉄)   年賀はがき(2014・蹄鉄部分)   年賀はがき(2014・蹄鉄・くじ部分)


 これは、現在、郵便局で販売中の平成26(2014)年用の年賀はがきのうち、インクジェット紙のモノで、印面部分(中央の画像)には来年の干支にちなんで、馬の蹄鉄を“お飾り”としたものがデザインされているほか、くじ番号の真ん中部分(右の画像)には蹄鉄を組み合わせた梅の花がデザインされています。来年用の年賀はがきには、通常の葉書用紙の無地、インクジェットの無地(今回ご紹介のモノです)、インクジェット写真用の無地、ディズニーキャラクター年賀・インクジェット紙、同インクジェット写真用、同吹き出しシールセットつき、いろどり年賀・もも、同うぐいす、寄附金つき絵入りはがき(全国共通デザインの全国版1種+地方版30種)と、多くの種類があるのですが、放送日の10日は競馬のGIエリザベス女王杯が行われる日でもありますので、今回は蹄鉄のモノをご紹介したという次第です。

 日本郵政グループのサイトによると、年賀はがきに蹄鉄のデザインを採用したことについて、「馬の蹄鉄は西洋で“幸運のお守り”とされているそうです」との簡単な説明があるだけですが、この点について補足しておくと、蹄鉄が幸運のシンボルとされるようになった背景としては、主なものだけでも、以下のような諸説があります。

 ・馬は人を踏まない、あるいは人を避けることから、馬車・自動車の前面に置くと事故よけのおまじないになる。

 ・鉄そのものが魔除けの効能を持つとされる素材であることに加え、三日月形やU字のモノにも魔除けの効能があるとされてされる。このため、両者を兼ねている馬蹄は魔除けとして最適で、蹄鉄を家の戸口や壁に飾るとその下を魔女は通ることが出来ず、幸運が訪れるとされる。

 ・太古の時代、馬の蹄鉄には金や銀が使われていたが、落ちている蹄鉄を拾うと、それは拾い主のものとなったため、物理的にラッキーという意味がある。同様に、開拓時代の米国では鉄が貴重だったため、蹄鉄を拾うことはラッキーだった。

 ・妻が、自分への愛を失くした夫に馬の蹄鉄を持たせると愛情が蘇るといわれ、玄関に蹄鉄をかけておくと、夫は必ず帰宅するようになるという。このため、英国などでは、結婚式の際、家族が新郎新婦に蹄鉄のネックレスを贈ることもある。

 このほか、わが国では、蹄鉄をU字型に置くと巾着のような形になるため、金運のお守りとして用いられることもあります。競馬ファンの方などには、やはり、これが一番説得力がありますかね。

 なお、かつての蹄鉄には、鋲を打つための穴が外側に3つ、内側に4つの計7つあるのが一般的で、これもまた、幸運の数字7にちなむという意味がありました。今回の葉書に描かれている蹄鉄は、これとは異なり穴が8つになっています。まぁ、8も末広がりの縁起のいい数字ではありますが、幸運のお守りとして蹄鉄を取り上げるということであれば、このあたりの細部にもこだわっていただいた方がよかったように思います。

 さて、明日の放送は生放送です。これまでにも、ラジオの生放送は何度か経験しているはずなのですが、なんどやっても、生放送というのは緊張しますな。ここはひとつ、蹄鉄のお守りでも懐に忍ばせて、首尾よく乗り切っていけるよう、頑張ってきたいと思います。

 *本日午前中、カウンターが128万PVを越えました。いつも閲覧していただいている皆様には、あらためてお礼申し上げます。

 ★★★  絵葉書と切手でたどる世界遺産歴史散歩  ★★★

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 詳細はこちら。皆様の御参加を、心よりお待ちしております。


 ★★★ 予算1日2000円のソウル歴史散歩 ★★★   

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