内藤陽介 Yosuke NAITO
http://yosukenaito.blog40.fc2.com/
World Wide Weblog
 日本シリーズはソフトバンクが優勝
2014-10-31 Fri 01:05
 プロ野球の日本シリーズはソフトバンク阪神を4勝1敗で下して3年ぶりの日本一となりました。もっとも、最後は阪神・西岡選手の守備妨害で試合終了という幕切れでしたからねぇ。ファンの方々には申し訳ないのですが、ソフトバンクの勝利というよりも阪神がこけたという印象はぬぐえませんな。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      韓国民話・太陽と月

 これは、1970年1月5日、韓国で発行された民話シリーズ第3集「太陽と月」のうち、物語のクライマックスで虎が空から落ちていく場面を取り上げた1枚です。虎狩りや虎退治をモチーフにした切手はいろいろとありますが、“自滅する虎”を取り上げた切手は多くないのではないかと思い、この1枚を持ってきました。

 さて、切手に取り上げられた「太陽と月」のあらすじは以下の通りです。 

 むかし、あるところに母親と3人の子どもが住んでいました。

 ある日、母親が峠の向こうに出かけ、用事を済ませて夜道に家路を急いでいると、山中で虎に遭遇。母親は虎に持っていたなどを差し出して命乞いをしたものの、結局、虎に食べられてしまいます。

 その後、虎は母親の服を着て子供の待つ家に向かい、上の兄と妹を騙して家の中に入り込み、末の乳飲み子を食べてしまいます。驚いた兄と妹は裏口から逃げだし、近くの古木に登りました。当初、木に登れなかった虎ですが、最終的に斧で幹に刻みをつけて木を登り、子供たちに近づいていきます。

 絶体絶命のピンチに追い込まれた兄妹は天に向かって「神さま、私たちを助けてくださるのでしたら新しい蔦の綱を下ろし、お見捨てなら腐った綱を下ろしてください」と祈りました。すると、天から新しい綱が下りてきたので、2人はその綱を伝って天に昇っていきました。

 そのようすを見ていた虎も子供たちを真似て天に祈り、天からは縄が下りてきました。そこで、虎が縄を伝って天に昇ろうとしたところ、縄は腐っていたため、虎は地面に落下して死んでしまいました。今回ご紹介の切手に描かれているのは、この場面です。
 
 さて、天に上った兄妹は、神から、兄は太陽に、妹は月になることを命じられます。しかし、しばらくすると、妹が夜に一人で歩くのは怖いので、兄と役回りを交代してほしいと頼みました。兄はこれを聞き入れ、妹が太陽となりましたが、彼女は多くの人々から見つめられるのは恥ずかしいからと強い光を放って人々の目をくらますようになりました。現在でも、人間の目で太陽を直接見ることができないのは、そのためだというのが、この民話のオチとなっています。


 ★★★ トークイベントのご案内 ★★★

 ・11月1日(土) 14:30- 全国切手展<JAPEX>
 東京・浜松町で開催される全国切手展<JAPEX>会場内で、拙著『朝鮮戦争』のトークイベントを予定しております。よろしかったら、ぜひ遊びに来てください。なお、詳細は主催者HPをご覧いただけると幸いです。
 

 ★★★ インターネット放送出演のご案内 ★★★

      チャンネルくらら写真

 インターネット放送・チャンネルくららにて、10月8日より、内藤がレギュラー出演する新番組「切手で辿る韓国現代史」が毎週水曜日に配信となります。青字をクリックし、番組を選択していただくとYoutube にて無料でご覧になれますので、よろしかったら、ぜひ、ご覧ください。(画像は収録風景で、右側に座っているのが主宰者の倉山満さんです)

 
 ★★★ よみうりカルチャー荻窪の講座のご案内 ★★★

 10月から、毎月1回(原則第1火曜日:11月4日、1月6日、2月3日、3月3日、3月31日)、よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)荻窪で下記の一般向けの教養講座を担当します。

 ・イスラム世界を知る 時間は15:30-17:00です。

 次回開催は11月4日で、途中参加やお試し見学も可能ですので、ぜひ、お気軽に遊びに来てください。


 ★★★ 内藤陽介の最新刊  『朝鮮戦争』好評発売中! ★★★ 

 お待たせしました。約1年ぶりの新作です!

        朝鮮戦争表紙(実物からスキャン) 本体2000円+税

 【出版元より】
 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る!
 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各電子書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。

 *8月24日付『讀賣新聞』、韓国メディア『週刊京郷』8月26日号、8月31日付『夕刊フジ』、『郵趣』10月号、『サンデー毎日』10月5日号で拙著『朝鮮戦争』が紹介されました!


 ★★★ ポストショップオンラインのご案内(PR) ★★★

 郵便物の受け取りには欠かせないのが郵便ポストです。世界各国のありとあらゆるデザインポストを集めた郵便ポストの辞典ポストショップオンラインは海外ブランドから国内製まで、500種類を超える郵便ポストをみることができます。
スポンサーサイト

別窓 | 韓国:朴正熙時代 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<< Stampedia Philatelic Journal 2014 | 郵便学者・内藤陽介のブログ |  オランダ宛の捕虜郵便>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| 郵便学者・内藤陽介のブログ |
copyright © 2006 郵便学者・内藤陽介のブログ all rights reserved. template by [ALT-DESIGN@clip].
/