内藤陽介 Yosuke NAITO
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 ドナウ川でチョウザメの稚魚放流
2015-08-11 Tue 23:30
 世界自然保護基金(WWF)ブルガリアは、きょう(11日)、絶滅のおそれがある野生のチョウザメをドナウ川に再導入するため、5万匹以上のチョウザメの稚魚をドナウ川下流に放流しました。というわけで、この切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      ブルガリア・チョウザメ

 これは、1983年にブルガリアで発行されたダウリアチョウザメの切手です。

 ドナウ川下流、ルーマニアとブルガリアの国境地帯には、もともと、多くのチョウザメが生息していましたが、現在は、在来のチョウザメ類6種のうち5種について絶滅の恐れがあり、漁獲は禁止されています。その原因としては、水質の汚染やキャビアを取るための乱獲、さらに、カスピ海のチョウザメが違法に放流されていることによる生態系の破壊などが挙げられています。

 このため、EUでは漁獲禁止とされているドナウ川のチョウザメから採取された違法キャビアが流通しないよう厳しい監視体制(正規の手続きを経たキャビアには容器に適法シールを貼るなどの対策が取られています)を敷くとともに、WWFブルガリアと共同出資で稚魚放流プロジェクトにも取り組んでいました。その甲斐もあって、今夏はドナウ川で野生のチョウザメの個体数が増加。こうしたこともふまえ、3年越しのプロジェクトの集大成として、今回の放流が行われたそうです。

 まぁ、当面、ドナウ川でのチョウザメの禁漁措置は続くのでしょうけれど、いずれ状況が改善されて、その時には今回放流された稚魚から採取されたキャビアが市場に出回る日が来るかもしれませんね。


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