内藤陽介 Yosuke NAITO
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 国連デー
2015-10-24 Sat 14:09
 きょうは、1945年10月24日に国際連合(以下、国連)憲章が発効して国連が正式に成立したことにちなみ“国連デー”です。ことしは、国連創設70周年でもありますし、きょうはストレートにこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      国連最初の切手(1951)

 これは、1951年10月24日に発行された国連最初の切手のうち、“世界の人々”を描いた1セント切手です。

 1947年の国連総会で、アルゼンチンの外交官が、第二次大戦以前の国際連盟や常設国際司法裁判所(現国際司法裁判所)等の先例に倣い、国連用の切手を発行すべきと提案。これを受けて、ニューヨークの国連本部内の郵便局が米国から国連に移管され、1951年に国連としての最初の切手が発行されることになりました。

 1951年に発行された国連最初の切手は今回ご紹介のモノを含めて11種類ありますが、このうち、横型のモノはデラルー社が、縦型のモノはエンスケデ社が製造しています。
 
 今回ご紹介の切手はデラルー社製で、メートル坪量で61グラムの英国産の用紙が使われており、透かしはありません。記録によれば、この切手には1刷から3刷までありますが、それらを単片で識別するのは、一部の例外を除き、困難です。また、1刷のシートに関しては、シートA(目打は左右の耳紙に貫通し、上下への貫通はない。トンボは左耳のみで右耳にはない)とシートB(目打は左側の耳紙にのみ貫通し、上下と右側への貫通はない。トンボは右耳のみで左耳にはない)のヴァラエティがありますが、第2刷以降の切手は、上下左右の耳紙全てに目打が貫通しているので、目打で刷次を特定することはできません。

 “世界の人々”のデザインは、当初の案では、国連マークの下には建物が描かれていましたが、実際に発行された切手では山と川の風景に変更されています。原画作者は英国のO.C.メロンティで、原版彫刻は、中央の会が部分をJ.C.エヴァンスが、周囲の輪郭と文字部分をA.B.クロセットが担当しました。

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