内藤陽介 Yosuke NAITO
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 北海道新幹線開業
2016-03-26 Sat 14:15
 北海道と本州をつなぐ北海道新幹線の新青森―新函館北斗間(149キロ。なお、新青森駅で東北新幹線と接続して直通運転)が、きょう(26日)、開業しました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      SLシリーズ・D52

 これは、1975年2月25日に発行されたSLシリーズ第2集のうち、北海道・函館本線の七飯=大沼間を走行するD52(切手の元になった写真は宮沢孝一が撮影)を取り上げた切手の見本です。函館本線のこの区間は(函館側から)七飯=渡島大野=仁山=大沼の各駅がありますが、このうちの渡島大野は、今回の新幹線開業にあわせて新函館北斗に改称され、(現時点での)北海道側の新幹線の起点となりました。北海道新幹線の車窓からも、こんな感じの風景が見えるのでしょうかね。

 さて、切手に取り上げられたD52は、戦時中の1943年から使用が開始された貨物用テンダー式蒸気機関車です。戦局の悪化に伴い海上輸送が困難になったことをふまえ、長大列車を牽引するためのものとしてD51を改良して作られたもので、工程も簡略化され、鋼鉄資材の代わりに木やコンクリートの代用品を用いている箇所もあります。当初は492両が製造される計画でしたが、1943-46年の間に実際に製造されたのは285両です。

 戦後、D52は標準形に改造されて国鉄最高の1660馬力の蒸気機関車となり、東海道・山陽本線ならびに北海道の函館・室蘭本線に配置され、後に東北本線にも進出。1972年12月、函館・室蘭本線での使用をもって引退しました。

 D52から改良された機関車は数多くあり、1950年に製造されたD62は動輪の重量軽減を図り、元の使用線区より軌道の弱い路線に使用されました。また、1947-48年に製造されたC61、C62は、D51とD52のボイラーを使用したものです。


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