内藤陽介 Yosuke NAITO
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 南アのスタンダード銀行
2016-05-23 Mon 23:30
 今月15日早朝、17都府県のコンビニに設置されたセブン銀行などのATM約1400台で、南アフリカ共和国(以下、南ア)のスタンダード銀行が発行したクレジットカード約1600枚分の情報が計約1万40000回使われ、総額約14億4000万円が引き出されていたことが明らかになりました。というわけで、きょうはスタンダード銀行に絡んで、この切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      南ア・スタンダード銀行芸術祭25周年

 これは、1999年に南アで発行されたスタンダード銀行芸術祭25周年の記念切手です。

 スタンダード銀行は、1862年、スコットランド人のジョン・パターソンらが“英領南アフリカ・スタンダード銀行”としてロンドンで設立し、翌1863年、ケープ植民地のポート・エリザベスで業務を開始しました。その後、ポート・エリザベス商業銀行、コールスバーグ銀行、英国カフラリア銀行などを買収して規模を拡大。1867年にはダイヤモンド鉱山で知られるキンバリーに支店を開設します。1883年には社名から“英領”の語が落ちて”南アフリカ・スタンダード銀行”となり、1886年にウィットウォーターズランドで金鉱が発見されると、金鉱開発に積極的に投資し、ヨハネスブルクの発展を金融面から支えました。

 その後、同行は、“英領南アフリカ”の枠にとらわれず、アフリカ全土に支店網を拡大し、1950年半ばには、アフリカ全土で約600拠点を数えるまでになったほか、1965年、英領西アフリカ銀行との合併により、ナイジェリアガーナシエラレオネカメルーンガンビアへも支店網を広げました。

 1969年、スタンダード銀行は、インドを拠点にしていたチャーター度銀行と合併し、いわゆるスタンダード・チャータード銀行が誕生します。ただし、南アフリカの法人に関しては、そのまま、南アフリカ・スタンダード銀行を名乗り続けていました。

 今回ご紹介の切手のスタンダード銀行芸術祭は、1974年、東ケープ州グラハムスタウンに“1820年の入植者記念碑”が建立されたのを記念して、南アフリカ・スタンダード銀行がメイン・スポンサーとなって開催されたのが最初で、1975年は開催されなかったものの、1976年以降は毎年開催されています。

 
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