内藤陽介 Yosuke NAITO
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 フランス革命記念日
2016-07-14 Thu 22:49
 きょう(14日)はフランス革命記念日です。というわけで、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      ブラジル・フランス革命200年

 これは、1989年にブラジルで発行されたフランス革命200年の記念切手で、フランス人画家ニコラ・アントワーヌ・トーネの『ラルゴ・ダ・カリオカ』が取り上げられています。

 トーネは、1755年、パリに生まれました。ダヴィドらに学んだ風景画を得意とする画家で、1784年、王立絵画・彫刻アカデミーに加入を認められ、革命後の1796年にはフランス学士院芸術アカデミーのメンバーとなりました。1806年には、ナポレオンによるドイツ戦役を題材にした作品も残しています。

 1815年にナポレオンが失脚すると、リオデジャネイロに遷移していたポルトガル王室の資金援助を受けたフランス美術ミッションの一員としてブラジルに渡り、1816年3月25日にリオに到着。1821年までリオにとどまり、リオを題材とした風景画を多数、制作しました。帰国後の1830年、パリで没。

 今回ご紹介の切手に取り上げられた「ラルゴ・ダ・カリオカ」は、トーネ在伯中のリオデジャネイロ市内の旧市街中心部、サン・アントニオ修道院付近の一角を描いた作品で、作品のタイトルはこの地域の地名です。なお、カリオカというのは、現在ではリオデジャネイロ市民もしくは同市出身者を指すのが一般的ですが、もともとは、先住民のトゥピ族の言葉で“白い家”という意味です。これは、16世紀以来、リオの地に住むようになったポルトガル人たちが海岸沿いに白塗りの家を建てたことによるもので、そこから、白い家の住人=リオデジャネイロ市の人々として使われるようになりました。

 さて、現在、8月のリオ五輪開催にあわせて、拙著『リオデジャネイロ歴史紀行』を刊行すべく、制作作業を進めています。奥付上の刊行日は8月9日、本体定価は2700円の予定で、刊行に先立ち、全日展の会場でも、23日15:00からトークベントを行う予定です。なにとぞ、よろしくお願いします。


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      全日展2016チラシ

 *画像は全日展実行委員会が制作したチラシです。クリックで拡大してご覧ください。

 会期中の7月23日15:00から、すみだ産業会館9階会議室にて「リオデジャネイロ歴史紀行」と題するトークイベントを行います。ぜひ、ご参加ください。


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