内藤陽介 Yosuke NAITO
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 ワイン・ガードナー容疑者逮捕
2016-10-17 Mon 11:36
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)元王者ワイン・ガードナー容疑者(以下、呼称略)が、きのう(16日)、栃木県茂木町のサーキット「ツインリンクもてぎ」敷地内の道路上で、自動車の接触事故でトラブルになっていた男性ら3人の胸ぐらをつかんだとして、暴行の疑いで現行犯逮捕されました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      オーストラリア・ガードナー(2004)

 これは、2004年にオーストラリアが発行したオートバイ世界選手権王者の切手のうち、“ブルー・サンダー”のニックネーム通り、青いマシンを駆って走るガードナーを取り上げた1枚です。

 ワイン・ミシェル・ガードナーは、1959年10月11日、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ウロンゴン生まれ。1980年、オーストラリア国内レースで走っていた際、日本のモリワキの代表である森脇護に才能を見いだされ、翌1981年、モリワキから英国のTT-F1に参戦するとともに、3月にはAMAのデイトナスーパーバイククラスに出場しZ1R-IIで4位に入賞。6月には全日本選手権の鈴鹿200kmレースで優勝したほか、同年の鈴鹿8時間耐久オートバイレース(鈴鹿8耐)でモリワキ・モンスターに乗り驚異的な予選タイムを記録し(決勝では60周回目に首位に立ったものの、その後転倒しリタイヤ)、注目を集めました。

 1983年の第8戦オランダGPでWGPデビュー。1987年の500ccクラスでオーストラリア人初の総合優勝を果たし、以後、鈴鹿8耐での4勝を含め、1992年第11戦イギリスGPのレースでの勝利を花道に引退するまでに、ホンダのバイクで通算18勝を記録しました。

 その後、1996年に4輪レースに転向し、母国オーストラリアでワイン・ガードナー・レーシングチームを結成。V8スーパーカー、ル・マン24時間レース、全日本GT選手権等に参戦し、1999年、2001年にそれぞれ1勝を挙げた後、2002年シーズンをもって現役を引退しました。

 引退後は2人の息子をライダーとして育てるべく、オーストラリアで「チームガードナーレーシング」を結成。今回の来日も、日本GP決勝に出場した息子のレミー・ガードナーの応援が目的だったそうです。

 今回の逮捕について、ガードナーは「自分の体をつかんだ腕をふりほどこうとして体をゆすっただけ」などと容疑を否認していますが、いかんせん、現行犯逮捕ですからねぇ。

 かつて主要国の切手には、国家元首を除き生存中の人物については、何が起こるかわからないので、原則として切手には取り上げないという不文律がありましたが、近年は切手も商業主義的な傾向が強まり、そうした制限を撤廃して、発行時にリアルタイムで活動している(いた)芸能人スポーツ選手も積極的に切手に取り上げるようになりました。もちろん、切手に取り上げられた芸能人やスポーツ選手の大半は犯罪とは無縁のまま生涯を終えるわけですが、今回のような事件が起きると、やはり、個人を顕彰する切手は、かつてのように、その人が亡くなってからにした方がいいんじゃないのかなぁ…と思ってしまいますな。


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