内藤陽介 Yosuke NAITO
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 明治神宮の切手
2016-11-03 Thu 11:17
 きょう(3日)は旧明治節(明治天皇の誕生日で1947年までの祝日)です。というわけで、ストレートにこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      明治神宮・1次昭和8銭

 これは、1939年8月11日に発行された明治神宮を描く8銭の普通切手です。切手は、1936年3月27日に撮影された写真をもとに木村勝が原画を作成したもので、神宮正面中央内側から拝殿が描かれています。当初、8銭切手の題材としては、日光東照宮陽明門が予定されていましたが、最終的に、陽明門は10銭切手の題材となり、8銭切手には明治神宮が取り上げられることになりました。

 明治天皇の遺徳を偲ぶため、天皇と皇后(昭憲皇太后)を祭神として祀る明治神宮の造営工事は1916年から始まり、全国から延べ10万人もの青年団が奉仕して1920年に完成となりました。

 社殿の建築様式は流造とよばれるもので、神明造の屋根に反りを付し、その前流れを長くしたもの。平安時代に発展した様式で、京都の下鴨神社がその典型です。なお、神社といえばつきものの狛犬ですが、明治神宮は古い形式の神社を踏襲しているため、狛犬は参道にではなく、内陣(本殿の最も奥、御神体あるいは御霊代を奉安する場所)に置かれています。

 神宮の造営以前、周囲は現在の御苑一帯を除いては畑がほとんどで、荒れ地のような景観が続いていたそうです。造成工事が始まると、日本全国はもとより、植民地の樺太(現サハリン)や台湾、満洲(中国東北部)、朝鮮などからも境内に植えるための樹木が奉納されました。その数は、実に365種類10万本。こうして、もともとは人工林として出発した“神宮の森”でしたが、その後、東京の気候にあわない樹木が枯れるなどして、ほぼ自然林に近い状態となり、現在は247種類17万本の緑が生い茂っています。


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