内藤陽介 Yosuke NAITO
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 都心で初雪 11月は54年ぶり
2016-11-24 Thu 12:45
 きょう(24日)は東京都心や横浜市などで初雪が降り、11時頃には都心で積雪も観測されました。都心での11月の初雪は、1962年以来54年ぶり、積雪は初のことだそうです。というわけで、今日は雪景色の切手の中からこの1枚を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      与謝蕪村・鳶烏図

 これは、1976年の国際文通週間の切手で、与謝蕪村の「鳶烏図」が取り上げられています。

 与謝蕪村は、1716年、摂津国東成郡毛馬村(現・大阪市都島区毛馬町)に生まれました。20歳の頃、江戸に出て早野巴人に俳諧を学び、1742年に師が没した後は松尾芭蕉に憧れてその足跡を辿り東北地方を周遊。1744年から蕪村と号し、丹後、讃岐などの歴遊を経て、京都に定住し、1784年、68歳で亡くなりました。

 松尾芭蕉、小林一茶と並び称される江戸俳諧の巨匠の一人で、江戸俳諧中興の祖として独創性を失った当時の俳諧を憂い『蕉風回帰』を唱え、絵画用語である『離俗論』を句に適用した天明調の俳諧を確立させた中心的な人物として評価されています。また、宋・元・明の画を学んで独自の画境を築き、俳句と絵画を融合させた俳画をといわれる新たなジャンルを確立し、文学史・美術史に大きな足跡を残しました。なお、第一次国宝シリーズに取り上げられた池大雅の「釣便図」 は、清の李漁(李笠とも)の「十便十宜詩」に基づき、山荘での隠遁生活の便宜を表現した画帖『十便十宜画冊』の中の一点ですが、この画帖は大雅と蕪村の合作です。

 今回ご紹介の切手に取り上げられた「鳶烏図」は蕪村の晩年の水墨画で重要文化財(北村美術館蔵)。雪中樹木にとまる二羽の烏を描いたものと、風雨の中で樹にとまる鳶を描いたものの対幅で、両者で動と静の対称が表現されていますが、切手にはそのうちの雪中の烏の幅が取り上げられています。


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