内藤陽介 Yosuke NAITO
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 世界の国々:チャド
2017-01-11 Wed 09:51
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、アシェット・コレクションズ・ジャパンの週刊『世界の切手コレクション』2017年1月4日号が発行されました。僕が担当したメイン特集「世界の国々」のコーナーは、今回はチャドの特集(2回目)です。その記事の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      チャド・トゥーマイ

 これは、世界最古の人類化石、サヘラントロプス・チャデンシスの頭骨を描く2005年のチャド切手です。

 2001年、フランスのポワティエ大学のM.ブルネは、チャド北部のジュラブ砂漠の砂岩層から頭骨とあご2個、歯3本の化石を発見。化石は、出土したゾウやカバなど動物化石の分析や、年代が特定されている東アフリカの地層との比較などから約700万年前のものと推定され、脊柱が頭骨を下から支えている構造になっており、直立二足歩行をしていたことを示していることから、世界最古の人類化石と認定されました。

 化石は、サハラ砂漠南縁を指す“サヘル”と、チャドの国名にちなみ、“サヘラントロプス・チャデンシス”と名付けられましたが、同時に、“希望”を意味する現地語で、乾季直前に生まれた子に付けられることの多い“トゥーマイ”が愛称とされました。今回ご紹介の切手にも、右下に“トゥーマイ”の表示が見えます。

 さて、『世界の切手コレクション』1月4日号の「世界の国々」では、アフリカ連合(AU)によるダカール特別法廷で裁かれた元大統領、イッサン・ハブレとその時代についての長文コラムに加え、16世紀までに消滅したチャド文化、探検家ハインリヒ・バルトのの切手などもご紹介しております。機会がありましたら、ぜひ、書店などで実物を手に取ってご覧いただけると幸いです。

 なお、 「世界の国々」の僕の担当回ですが、今回のチャドの次は、18日に発売予定の1月25日号でのナミビアの特集(2回目)になります。こちらについては、発行日の25日以降、このブログでもご紹介する予定です。


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