内藤陽介 Yosuke NAITO
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 HAPPY HOLI!
2017-03-13 Mon 08:27
 きょう(13日)は、ヒンドゥー世界では春の訪れを祝う“ホーリー祭”の日です。というわけで、こんな切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      インド・こどもの日(ホーリー)

 これは、2002年11月14日にインドが発行した“こどもの日”の切手で、ホーリー祭を描いた児童画が取り上げられています。

 ホーリー祭は、インド暦第11月の満月の日(太陽暦では3月)の2日間、春の訪れを祝って行われる祭りで、もともとは豊作を祈願するためのものでしたが、その後、インド各地の悪魔払いの伝説等の要素を取り込み、誰彼無く色粉や色水を掛け合ったりする行事となりました。

 色粉や色水を掛け合う習慣は、もともとは、カシミール地方の伝承で、この日に人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため泥や汚物を投げつけたのが由来とされています。ただし、祭としては、実際に汚物を投げ合うわけにはいかないので、糞尿の代わりに黄色、血の代わりに赤、田畑のシンボルとして緑の色粉・色水を掛け合うようになりました。また、クリシュナ伝説にちなみ、ブランコにまつわる儀礼がおこなわれる地域もあります。

 ホーリー祭の初日は、日没後、男女のグループに別れ、ヒンドゥーの神々や人間の男女の愛情を表現する歌を掛け合いで歌い、焚き火を燃やして悪霊を焼き幸福を祈願。2日目の午前中、色粉・色水などを掛け合うのが一般的です。色粉などを塗りあった後は「ハッピー・ホーリー」と言いながら抱き合うことも多く、人々は、体中、色まみれになります。また、この日だけは、カーストなどの身分秩序を越えて、無礼講が許されています。

 ちなみに、ヒンドゥーでは飲酒は禁じられていないものの、好ましからざる習慣とされているため、普段はお酒を飲まないという信徒も多いのですが、ホーリー当日だけは例外で(なにせ無礼講の日ですから)、朝から盛大に酒を飲んで、昼ごろには酔いつぶれている人が続出するのだとか。色まみれになるのは、ちょっと勘弁してもらいたいのですが、朝酒なら付き合ってみても良いかなぁ。


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