内藤陽介 Yosuke NAITO
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 世界の国々:モザンビーク
2017-05-24 Wed 09:41
 ご報告がすっかり遅くなりましたが、アシェット・コレクションズ・ジャパンの週刊『世界の切手コレクション』2017年5月17日号が発行されました。僕が担当したメイン特集「世界の国々」のコーナーは、今回はモザンビークの特集(2回目)です。その記事の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます)

      モザンビーク・マランガタナ

 これは、1980年に発行されたモザンビーク現代絵画の切手のうち、マランガタナ・ングウェニアの初期の代表作「頭部群」を取り上げた1枚です。

 モザンビークのみならず、アフリカ現代絵画の巨匠、マランガタナ・ングウェニアは、1936年、ポルトガル支配下のマラクエネ県マタラナで生まれました。首府ロレンソ・マルケスで美術を学び、1961年には初の個展を開催しましたが、1964年以降、モザンビーク解放戦線の独立闘争に参加したため、18ヵ月間、投獄されました。釈放後の1971年以降、リスボンとロレンソ・マルケス(現マプート)を拠点に創作活動を続け、欧米の美術界で高く評価されました。

 1975年のモザンビーク独立後は美術界の重鎮として、1980年代の内戦時には和平調停のために奔走。1997年にはユネスコ平和芸術家に任命されています。2011年、ポルトガルのマトジニョシュで没。

 さて、『世界の切手コレクション』5月17日号の「世界の国々」では、モザンビーク会社領についての長文コラムのほか、世界最初のキリンの切手、茶の栽培風景、ソファラの要塞、リンポポ川の切手などもご紹介しております。機会がありましたら、ぜひ、書店などで実物を手に取ってご覧いただけると幸いです。

 なお、「世界の国々」の僕の担当回ですが、今回のモザンビークの次は、本日(24日)発売の5月31日号でのタジキスタンの特集(2回目)になります。こちらについては、発行日の5月31日以降、このブログでもご紹介する予定です。


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 【出版元より】
 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る!
 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

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