内藤陽介 Yosuke NAITO
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 佐藤琢磨、インディ500で優勝
2017-05-29 Mon 10:36
 モナコグランプリ、ル・マン24時間レースとともに世界三大レースの一つとされる米国の第101回インディアナポリス500マイル(以下、インディ500)の決勝が、現地時間28日午後(日本時間29日未明)、米インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで行われ、元F1ドライバーの佐藤琢磨が日本人として初優勝を果たしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      米・インディ500

 これは、2011年5月20日に米国で発行された“インディ500・100周年”の記念切手で、1911年の第1回の優勝者、レイ・ハルーンが、黄色と黒のマーモン“ワスプ”(優勝マシン)で疾走する場面が描かれています。

 インディ500の決勝レースは、毎年、米国のメモリアル・デイ(5月の最終月曜日)の前日の日曜日、インディアナ州のインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)のオーバルトラック(500マイル:804.672km)で行われます。IMSは世界で初めて“スピードウェイ”の名を冠したサーキットで、当初のコースはアスファルト舗装ではなく、レンガが敷かれていたため“ブリック・ヤード”と呼ばれていました。その名残は現在でも残されており、スタートラインには1ヤード(0.9144m)だけ、特殊加工されたレンガが敷かれています。

 また、第1回のインディ500が行われた1911年当時は、ドライバーに加えて、メカニックがマシンに同乗し、走行中の故障やパンクの修理、後方や側方のマシンの動向を監視等を行っていましたが、ルイ・ハルーンはメカニックを乗せずに一人で運転していました。このため、他のドライバーから周囲が確認できないのは危険であると指摘され、バックミラーをつけて対応。これが、レーシングカーにバックミラーが付けられた最初の事例で、フィル・ジョーダンのデザインした切手にもそうした特徴がしっかりと描かれています。

 ちなみに、日本人ドライバーがインディ500で優勝したのは今回の佐藤琢磨が最初ですが、エンジンサプライヤー(エンジン製造者)としては、トヨタ(2003年)とホンダ(2004年-2012年、2014年、2016年-2017年)が、それぞれ優勝を記録しています。


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