内藤陽介 Yosuke NAITO
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 きょうからウィンブルドン
2017-07-03 Mon 16:52
 テニスの全英オープン、ウィンブルドン選手権がきょう(3日)から始まります。ことしは、1877年の第1回大会から140周年ということで、検索サイト・グーグルのトップページもテニスのデザインになっていました。というわけで、きょうはこの切手です。(以下、画像はクリックで拡大されます)

      英国・ウィンブルドン100年  グーグル・ウィンブルドン140年

 これは、1977年1月12日に英国で発行されたウィンブルドン選手権100周年の記念切手です。ついでなので、右側には、グーグルのトップロゴの画像も貼っておきました。

 ウィンブルドンはロンドン南西部のマートン区の地区名で、1868年、この地に創設された全英クローケー・クラブは、もともとは、クロッケー(ゲートボールの原型とされる競技)用の芝生のコートが複数あり、ローンテニス(芝生のコートで行われるテニス)用のコートは一つしかありませんでした。

 同クラブでクローケーの試合が最初に行われたのは1870年のことでしたが、その後、クロッケーの人気が衰えて行ったのに対して、ローンテニスの人気は高まっていたこともあり、1877年7月9日、センターコートに置いてあったローラーが老朽化したため、その新調資金を調達する目的で、第1回のローンテニス選手権が行われます。

 これがウィンブルドン選手権の始まりで、これを機に、全英クローケー・クラブは全英ローンテニス・アンド・クローケー・クラブと改称され、あわせて、コートの広さや得点方法など、さまざまなルールが決められました。当時の種目は男子シングルスのみ。21人のアマチュア選手が出場し、スペンサー・ゴアが初代チャンピオンになりました。なお、1922年までは、前年の優勝者は決勝まで出場せず、勝ち上がってきた選手とタイトルを懸けて決勝を戦うという形式が採用されていました。

 その後、1884年に女子シングルと、それまでオックスフォードで開催されていた全英男子ダブルスがウィンブルドンで開催されるようになりましたが、同年の女子シングルス初代優勝者のモード・ワトソンが白で揃えたウェアを着ていたことから、以後、試合や練習の際には白いウェアを着用することが義務付けられるようになりました。さらに、1913年には女子ダブルスと混合ダブルスが追加。1922年には開催地がチャーチ・ロードに移転し、1968年にはプロ選手の参加が認められ、現在にいたっています。

 なお、今年のウィンブルドン選手権は、きょうの男女シングルスの1回戦を皮切りに、16日(日)の男子シングルス決勝まで2週間の日程で行われます。


 ★★★ 全日本切手展のご案内  ★★★ 

 7月15-17日(土ー月・祝) 東京・錦糸町のすみだ産業会館で全日本切手展(全日展)ならびにオーストラリア切手展が開催されます。詳細は、主催団体の一つである全日本郵趣連合のサイトのほか、全日本切手展のフェイスブック・サイト(どなたでもご覧になれます)にて、随時、情報をアップしていきますので、よろしくお願いいたします。

      全日展2017ポスター

 *画像は全日展実行委員会が制作したチラシです。クリックで拡大してご覧ください。

 ことしは、香港“返還”20周年ということで、内藤も昨年(2016年)、ニューヨークの世界切手展<NEW YORK 2016>で金賞を受賞した“A History of Hong Kong(香港の歴史)”をチャンピオンクラスに出品します。よろしかったら、ぜひ会場にてご覧ください。


 ★★★ NHKラジオ第1放送 “切手でひも解く世界の歴史”  ★★★ 

  6月29日(木)に放送の「切手でひも解く世界の歴史」の第5回は無事に終了しました。お聞きいただいた皆様、ありがとうございました。次回の放送は、大相撲があるため、少し間が開いて7月27日(木)16:05~の予定です。引き続き、よろしくお願いいたします。 

 なお、29日放送分につきましては、放送から1週間、こちらの“聴き逃し”サービスでお聴きいただけますので、ぜひご利用ください。

 ★★★ 内藤陽介 『朝鮮戦争』(えにし書房) 重版出来! ★★★ 

      朝鮮戦争表紙(実物からスキャン) 本体2000円+税

 【出版元より】
 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る!
 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

 本書のご注文は版元ドットコムへ。同サイトでは、アマゾン他、各ネット書店での注文ページにリンクしています。また、主要書店の店頭在庫も確認できます。
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