内藤陽介 Yosuke NAITO
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 インド独立70年
2017-08-15 Tue 15:26
 1947年8月15日にインドが独立して、きょうで70周年です。というわけで、ストレートにこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      インド・独立記念(アショーカ王柱)

 これは、1947年11月21日にインドが発行した独立記念切手のうち、アショーカ王柱を取り上げた1アンナ半の切手です。インド独立の日付は、今回ご紹介の切手にも示されているように1947年8月15日ですが、記念切手の制作は正式独立を受けてからのことでしたので、発行日は11月21日までずれ込みました。

 アショーカ王柱は、西暦の紀元前3世紀、歴史上初めてインド亜大陸をほぼ統一したマウリヤ朝のアショーカ王(在位・紀元前268-232頃)が、釈迦が最初の説法(初転法輪)を行ったとされるサールナートの地に建てた柱で、切手に取り上げられているのはその先端部分です。

 アショーカ王が仏教の信仰を示すために各地に立てた柱の先端部分には、それぞれ、東西南北に4匹の獅子が配されており、円柱の冠板に帯状装飾として象と駿馬、雄牛と獅子が彫られ、それぞれの間にハスを模した法輪もしくはアショーカ・チャクラの車輪が彫られています。

 現在のインドでは、アショーカ王柱は、仏教のシンボルとしてというよりも、インド統一の象徴として、国章に取り上げられています。また、インド国旗の中央の法輪も、同様の理由から、アショーカ王柱にちなむものとして取り上げられています。
 
 なお、アショーカ王柱を取り上げた切手については、拙著『切手が伝える仏像』でもいろいろご紹介しておりますので、機会がありましたら、ぜひご覧いただけると幸いです。


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