内藤陽介 Yosuke NAITO
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 震災切手
2006-09-01 Fri 01:04
 今日(9月1日)は防災の日。ということで、いわゆる震災切手を1枚、引っ張り出してみました。(画像はクリックで拡大されます)

震災20銭

 関東大震災により、東京の印刷局と逓信省は焼失し、全国の郵便局に切手を配給することができなくなったため、応急措置として民間の印刷所で暫定的な切手9種が製造されることになりました。これがいわゆる震災切手です。

 震災切手は簡易なオフセット印刷で、切手の周囲には切り取り用の点線が印刷されているものの、目打(切手周囲のミシン目)も裏糊もなく、いかにも急ごしらえといった感じです。

 専門的には、印面の細かいバラエティによって、それぞれの切手はタイプ別に分類することができ、その結果として、印刷所を特定することも可能です。

 今回ご紹介している20銭切手は、大きく、大阪の精版印刷で作られたタイプ1と東京の秀英舎で作られたタイプ2に分類されますが、画像の切手はタイプ1のモノです。なお、タイプ1の切手には、額面単位のNの第1画が標準の長さである(タイプ2は第1画が短い)とか、Sの字の底部が平たい(タイプ2は丸みを帯びている)、額面部分を囲む六角形の左端に切れ目がある(タイプ2には切れ目はない)、といった特徴があります。

 さらに、タイプ1は、細かな印面のバラエティにより、A~Eのサブタイプに分類されるのですが(ちなみに、画像の切手はサブタイプのC)、まぁ、あんまり細かい話をすると、だんだん目も痛くなってきますから、この辺でやめておきましょう。

 それはそうと、明日・明後日(2・3日)の2日間、(財)日本郵趣協会の会員大会に出席するため、大阪に行ってきます。今回、ご紹介している切手も、まぁ大阪がらみといえば大阪がらみといえないこともないですから、大阪行きの予告編という気分で取り上げても罰はあたらないんじゃないかと思ってみた次第です。
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