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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 石垣市長選、現職・中山氏3選
2018-03-12 Mon 01:09
 きのう(11日)、投開票が行われた沖縄県石垣市長選は、与党などが支援する現職の中山義隆氏(自民、公明、維新推薦)が、翁長雄志知事が支える前市議の宮良操氏(民進、共産、自由、社民推薦)ら新人2人を破り、3選を果たしました。というわけで、きょうは石垣市(石垣島)関連でこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      沖縄・宮良殿内

 これは、1964年11月1日、米施政権下の沖縄で発行された“文化財保護協調週間”の切手で、石垣島の石垣港の北400メートルの地点にある宮良殿内(みやらどぅんち、めーらどうぬじい)が描かれています。

 宮良殿内は、宮良家8世の宮良親雲上当演が宮良間切の地頭職(八重山頭職)にあった1819年頃、首里の士族屋敷を真似て建造されました。ちなみに、殿内とは地頭職の者の邸宅のことです。

 宮良殿内の敷地面積は462坪。屋敷は石垣で囲われ、南面には四脚門と、瓦と土を積んだ仕切り屏があります。母屋はイヌマキを主材とした木造瓦葺・平屋建で、部屋数は12間。一番座(客間)の東側には、首里の庭師・城間親雲上の作とされる和風の枯山水庭園があり、国の名勝に指定されています。

 かつての琉球王国では、厳格な身分制度が敷かれており、住宅についても階級によって細かな規定がありました。宮良殿内は、この規定に比べて、八重山頭職には分不相応として、5回にわたって取り壊しを命じられました。これに対して、宮良家は抵抗をしていましたが、1875年、検使の譴責により茅葺に葺替えられてしまいました。その後、1899年には再び瓦葺に戻され、現存する唯一の殿内構造の建築として、資料的にも重要な価値を持っています。 

 
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