内藤陽介 Yosuke NAITO
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 母の日
2018-05-13 Sun 00:43
 きょうは“母の日”です。というわけで、毎年恒例、母と子を題材とした切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます)

      キューバ・ゲバラ母子

 これは、2008年にキューバが発行した“チェ・ゲバラ生誕80年”の記念切手のうち、母親に抱かれる幼きゲバラと、当時、一家が住んでいた住居が取り上げられています。

 チェ・ゲバラの母親、セリア・デ・ラ・セルナ・イ・ジョサはバスク系のアルゼンチン人で、1906年、ブエノスアイレスで生まれました。1927年12月10日、アイルランド系アルゼンチン人のエドゥアルド・ラファエル・エルネスト・ゲバラ・リンチと結婚。当時、2人はアルゼンチン北東部のミシオネスでマテ茶の農園を経営していましたが、1928年6月14日、出産と商用のため、ブエノスアイレスに船で移動する途中、ロサリオで、後に“チェ・ゲバラ”として有名になる長男のエルネストが生まれました。これを機に、ゲバラ夫妻は、農園の経営を他人に委ねて気候の温和なロサリオに転居。切手に取り上げられている家での生活を始めました。

 セリアは当時のアルゼンチンでは珍しい無神論者にして社会主義の信奉者で、後に、エルネスト宛の手紙で「全世界が社会主義になることを期待している老女」と自分のことを記しているほどでした。また、1936年にスペイン内戦が勃発し、スペイン語圏のアルゼンチンにはスペインからの亡命者が目立つようになると、共和派への同情を公言。エルネストの人格形成に大きな影響を与えました。

 さて、現在制作中の拙著『チェ・ゲバラとキューバ革命』では、ゲバラの人格が形成されていった幼少期についても、時代背景を踏まえて詳しくご説明する予定です。なお、当初、同書は、2018年5月末の刊行を予定しておりましたが、諸般の事情により、刊行予定が7月に変更になりました。あしからずご了承ください。 いずれにせよ、正式な刊行日等、同書についての詳細が決まりましたら、このブログでも随時ご案内いたしますので、よろしくお願いします。 
 

★★★ 近刊予告! ★★★

 えにし書房より、拙著『チェ・ゲバラとキューバ革命』が7月刊行予定です!
 詳細につきましては、今後、このブログでも随時ご案内して参りますので、よろしくお願いします。

      ゲバラ本・仮書影

(画像は書影のイメージです。刊行時には若干の変更の可能性があります) 

 なお、当初、『チェ・ゲバラとキューバ革命』は、2018年5月末の刊行を予定しておりましたが、諸般の事情により、刊行予定が7月に変更になりました。あしからずご了承ください。


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