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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 経由地の香港にいます
2018-05-25 Fri 00:49
 きのう(24日)の記事にも書きましたが、昨晩、テルアヴィヴに向かう途中の経由地、香港に到着しました。現在、乗継待ちの空港ラウンジで記事を書いています。というわけで、香港がらみのイスラエル行のカバーということで、こんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      パレスチナ自治政府・(香港返還貼)イスラエル宛カバー

 これは、1999年7月25日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治政府支配下のアイザリーヤからイスラエル宛に差し出された書留便で、ジャンクを描く“香港返還”の記念切手が貼られています。

 パレスチナ自治政府の名目上の首都である東エルサレムイスラエルの実効支配下にありますが、行政区画としては、東エルサレムを取り囲むように面積335平方キロの範囲に“エルサレム県”が設定されています。今回ご紹介のカバーの差出地のアイザリーヤは、同県ではアブー・ディース(東エルサレムの東隣)に次ぐ第2の町で、アブー・ディースの東北に位置しています。パレスチナ自治政府の郵便局の開局は、1995年11月8日でした。

 今回ご紹介のカバーは、アイザリーヤから差し出された後、ラーマッラーの中央区分局経由でイスラエル宛に送られたものの、名宛人不明で差出人に返送されています。なお、カバーには975フィルス分の切手が貼られていますが、当時のイスラエル宛書状料金(50-100g)が200フィルス、イスラエル宛の書留料金が750フィルスで、本来の料金は950フィルスですから、25フィルスの過貼となります。 

 さて、きょうはこの後、午前1時(当地時間)のフライトで香港を発ち、テルアヴィヴ着は現地時間の午前8時前の予定です。入国・通関手続きの後は、そのまま世界切手展<WSC Israel 2018>の開催されるエルサレムに向かい、なんとか、安息日の始まる日没前に展示を済ませたいところです。

 * オマケ
 今回の香港での乗継時間は5時間。中心部に行って戻ってくるには、ちょっとタイトですが、さりとて、どこにも行かずに済ますには長い時間です。そこで、いったん入国手続きをして、空港内の出発ロビーにある美心(マキシム)で叉焼と春巻(野菜スティックと一緒にグラスに盛り付けて)、おこわをつまみにのんびりビールを飲んでいました。大いに満腹し、良い気分になりましたので、飛行機の中でも熟睡できそうです。

      香港国際機場・美心


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      ゲバラ本・仮書影

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