内藤陽介 Yosuke NAITO
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 タイ洞窟、少年ら全員無事救出
2018-07-11 Wed 02:13
 先月23日以来、タイ北部チェンラーイ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められた地元サッカーチームの少年12人とコーチ1人が、きのう(10日)、タイ海軍特殊部隊などで構成された潜水士らにより、無事、全員救出されました。というわけで、チェンラーイにちなんで、この切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      タイ・ワット・ロンクン(2013)

 これは、2013年にバンコクで開催された世界切手展<Thailand 2013>に際してタイが発行した記念切手のうち、ワット・ロンクンを取り上げた1枚です。

 ワット・ロンクンはチェンラーイ市街地から約14キロの地点にあり、1997年、チャルムチャイ・コーシッピパットの設計により建立されました。

 タイの寺院の多くは、迷いを除いて願いをかなえ、人々を喜ばせる色として黄金に彩色されていますが、ワット・ロンクンでは、仏陀の清浄さを象徴する純白の壁面に微妙に色が異なる銀色のガラスタイルがはめ込まれています。ガラスタイルが角度によってさまざまな光を放つさまは、“真の光(仏の光)”は一切の影を作らず、全宇宙に広がり、あまねく衆生に降りそそぐことを表現したのだそうです。

 また、画面右側の橋は“輪廻転生の橋”と名付けられていますが、これは、橋のたもと(切手の画面には入っていません)の周囲に地獄を表現するオブジェを配し、そこから橋を渡って本堂(=天国)に入ることで、参拝者が魂の宮宰のプロセスを意識できるとのコンセプトに由来しています。そして、堂内に入ると、壁面にはバットマン、スーパーマン、プレデター、マトリックスなどポップカルチャーに由来のするモチーフが、仏教的な善悪を表現するよう描かれています。

 なお、ワット・ロンクンは現在なお建築中で、最終的には、塔や庵などを含めて9つの建物が建設される予定です。

 
★★★ 全日本切手展のご案内  ★★★ 

 7月20-22日(金-日) 東京・錦糸町のすみだ産業会館で全日本切手展(全日展)ならびにチェコ切手展が開催されます。主催団体の一つである全日本郵趣連合のサイトのほか、全日本切手展のフェイスブック・サイト(どなたでもご覧になれます)にて、随時、情報をアップしていきますので、よろしくお願いいたします。

      全日展2018ポスター

 *画像は実行委員会が制作したポスターです。クリックで拡大してご覧ください。

 なお、会期中の21日、内藤は、以下の3回、トーク・イベントをやります。
 13:00・9階会議室 「国際切手展審査員としての経験から テーマティク部門」
 14:30・8階イベントスペース 「アウシュヴィッツとチェコを往来した郵便」
 16:00・8階イベントスペース 『世界一高価な切手の物語』(東京創元社)


★★★ 近刊予告! ★★★

 えにし書房より、拙著『チェ・ゲバラとキューバ革命』が近日刊行予定です!
 詳細につきましては、今後、このブログでも随時ご案内して参りますので、よろしくお願いします。

      ゲバラ本・仮書影

(画像は書影のイメージです。刊行時には若干の変更の可能性があります) 
 

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      パレスチナ現代史・表紙 本体2500円+税

 【出版元より】
 中東100 年の混迷を読み解く! 
 世界遺産、エルサレムの“岩のドーム”に関連した郵便資料分析という独自の視点から、複雑な情勢をわかりやすく解説。郵便学者による待望の通史!

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