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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 無事帰国しました。
2018-12-06 Thu 01:25
      Thailand 2018 バンコク展・テーマ審査員

 作日19:00頃、無事、バンコクから帰国いたしました。今回の世界切手展<Thailand 2018>では、セカンド・コミッショナーの大沼幸雄さんご夫妻、審査員の井上和幸さん、JPの信田篤室長、足立修一課長、ご出品者の安藤源成さん、伊藤純英さん、伊藤文久さん、岩崎善太さんご夫妻、江村清さん、川辺勝さん、菊地恵美さん、斎藤環さん、立川賢一さん、吉田敬さん、ブースの落合宙一さん、原口三四郎さん、山本誠之さん、参観者の山本勉さんをはじめ、多くの方々にいろいろとお世話になりました。おかげさまで、いろいろと実りの多い滞在となりました。その成果につきましては、追々、皆様にもご報告して参りますが、まずは、現地滞在中、お世話になった全ての方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 冒頭の写真は、今回の切手展の審査中、テーマ部門の同僚審査員と記念撮影したものです。国際切手展に審査員として参加するのは、2016年に南寧で開催されたアジア切手展<CHINA 2016>以来、2年ぶりのことでしたが、メンバーのサポートのおかげで、無事にお勤めを果たすことができたのではなかったかと思います。なお、審査最終日の30日には、下の画像のような参加メダルを頂戴しました。

      Thailand 2018 メダル

 メダルの左側には、夜叉王としてのトッサカンが刻まれていますが、トッサカンは、今回の切手展に際して作られた記念タトウにも取り上げられています。

      Thailand 2018 タトウ

 ちなみに、タトウの中身は、新規に発行された記念切手ではなく、2014年に発行された“タイの伝統文化”の切手のうち、トッサカンを取り上げた切手シートでした。

      タイ・トッサカン(2014)

 トッサカンは、インドの『ラーマーヤナ』のタイ版ともいうべき『ラーマキエン物語』に登場する悪魔の国ランカー国の王で、物語では、アユタヤ王国のラーマ、ラックの両王子の敵役です。戦いの発端は、トッサカンがラーマ王子の婚約者であったシーダー姫をさらい、自らの妻としてランカー国内の庭園に閉じ込めたこと。ラーマ王子とラック王子は、シーダー姫を取り戻すべくトッサカンと戦うというのが、『ラーマキエン物語の』骨子です。

 戦いは延々と続き、心臓を身体から取り外すことができるトッサカンを相手にラーマ王子は大いに苦戦しますが、最後には、トッサカンが仙人に預けていた心臓をハヌマーンが盗み出し、ラーマ王子が放った矢でトッサカンが滅び、王子たちが勝利を収めます。

 この間、トッサカンはさまざまな術を繰り出すことから、その霊力にあやかって、日本の仁王像に近い意味合いの守護神として王宮にも像が置かれています。美術表現としては、全身緑色、10面6臂の姿で表現されるのが一般的です。

 さて、今回の切手展の期間中には、FIPの総会が開催され、JPの信田室長から2021年に日本で国際切手展を開催する予定であることが正式に宣言され、FIPの後援を獲得しました。バンコクでの総会でスタートを切った日本の国際展にも、成功に向けて、トッサカンの霊験あらたかたらんことを期待したいものです。


★★ トークイベント・講演のご案内 ★★

 以下のスケジュールで、トークイベント・講演を行いますので、よろしくお願いします。(詳細は、イベント名をクリックしてリンク先の主催者サイト等をご覧ください)

 12月9日(日) 東海郵趣連盟切手展 於・名古屋市市政資料館 
 午前中 「韓国現代史と切手」

 12月16日(日) 武蔵野大学日曜講演会 於・武蔵野大学武蔵野キャンパス
 10:00-11:30 「切手と仏教」 予約不要・聴講無料


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      表紙帯つき 本体2000円+税

 【出版元より】
 「韓国/北朝鮮」の出発点を正しく知る!
 日本からの解放と、それに連なる朝鮮戦争の苦難の道のりを知らずして、隣国との関係改善はあり得ない。ハングルに訳された韓国現代史の著作もある著者が、日本の敗戦と朝鮮戦争の勃発から休戦までの経緯をポスタルメディア(郵便資料)という独自の切り口から詳細に解説。解放後も日本統治時代の切手や葉書が使われた郵便事情の実態、軍事郵便、北朝鮮のトホホ切手、記念切手発行の裏事情などがむしろ雄弁に歴史を物語る。退屈な通史より面白く、わかりやすい内容でありながら、朝鮮戦争の基本図書ともなりうる充実の内容。

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 えにし書房より、拙著『チェ・ゲバラとキューバ革命』が近日刊行予定です!
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(画像は書影のイメージです。刊行時には若干の変更の可能性があります) 
 
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