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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 さらば平成
2019-04-30 Tue 02:12
 いよいよ、平成最後の日となりました。というわけで、きょうはこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます)

      平成初日

 これは、平成改元後の初日にあたる1989年1月8日に差し出された速達便で、平成元年としては最も早い1月8日の午前0時から8時までの東京中央局の消印が押されているのがミソです。

 1989年(昭和64年)1月7日午前6時33分、昭和天皇の崩御に伴い皇太子明仁親王が践祚しましたが、この時点では、新元号はまだ正式には決まっていません。

 昭和の次の新元号の候補については、1988年9月19日、昭和天皇が大量吐血されたことを受けて、水面下で選定作業が進められ、早い段階で「平成」、「修文」、「正化」の3案に絞り込まれていました。

 1989年1月7日の昭和天皇の崩御を受けて、同日午後、8人の有識者で構成される“元号に関する懇談会”と衆参両院正副議長に上記3案が示され、当時の内閣内政審議室長であった的場順三が、明治以降の元号のアルファベット頭文字を順に並べ、「MTSの後はHが据わりが良いでしょう」と言ったことで、新元号を平成とする方針が定まり、その後に開かれた全閣僚会議でも平成で意見が一致。同日14時10分から開かれた臨時閣議において、新元号をは正式に平成と決定され、14時36分、小渕恵三内閣官房長官が記者会見で発表しました。

 法手続き的には、崩御を前提とした手続きは事前に行なえないため、崩御当日の1月7日から改元の手続きを取り、同日中に改元の政令を出したうえで、翌日を“平成元年1月8日”とするという手順を踏んでいます。平成の初日が1989年1月8日となったのはこのためで、今上陛下の場合、結果的に、御在位期間中のうち1日だけ元号が昭和となりました。

 ちなみに、昭和天皇の場合は、1926年12月25日の大正天皇崩御を受けて践祚された後、直ちに改元の詔書が公布され、昭和に即日改元されたため、御在位の全期間が昭和の年号でカバーされています。また、明日(1日)付で皇位を継承される皇太子殿下の場合も、践祚と同時の改元となりますので、このまま一世一元の制度が維持されると、御在位の全期間が令和でカバーされることになります。

 
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