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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 G7サミット開幕
2019-08-25 Sun 09:13
 G7サミット=主要7か国の首脳会議“ビアリッツ・サミット”が、日本時間の本日(25日)未明、フランス南西部ビアリッツで開幕しました。フランスでのサミット開催は、2011年のドーヴィル・サミット以来7年ぶり。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます)

      フランス・ビアリッツ(1976)

 これは、1976年にフランスが発行した観光宣伝の切手で、今回のサミット開催地、ビアリッツの海岸が描かれています。

 ビアリッツはスペインとの国境にも近いバスク地方の主要都市のひとつで、フランス地図を六角形に見立てた場合、左下角の部分に当たります。

 ビアリッツは、もともと、捕鯨を中心とする漁村でしたが、18世紀以降、海に面した療養地として脚光を浴びるようになりました。特に、1855年、皇帝ナポレオン3世が皇后ウジェニー・ド・モンティジョのために別荘(今回、首脳たちが宿泊しているオテル・デュ・パレの前身)を建てたのを皮切りに欧州貴族が贅沢な館を競い合うようになり、カジノも作られました。英国のヴィクトリア女王エドワード7世、スペイン国王のアルフォンソ13世らもこの地を頻繁に訪れています。

 また、ヴィクトル・ユゴーが「私はビアリッツより魅力的でより素晴らしい場所をおよそ知らない」と絶賛したほか、ピカソは1918年に妻オルガとの新婚旅行でこの地に滞在し、『水浴』を描くなど、芸術家たちにも愛された土地です。ちなみに、日本の文化人切手に取り上げられた筝曲家の宮城道雄も1953年にビアトリッツに滞在しており、彼が宿泊していた家には、そのことを示すプレートがつけられています。


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 9月28日(土) 15:30~  於・イオンコンパス東京八重洲会議室
 内藤は、17:00から2時間ほど、“インド太平洋”について、郵便学的手法で読み解くお話をする予定です。
 
 参加費など詳細は、こちらをご覧ください。

★★ 講座のご案内 ★★

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 ・2019年10月13日(日) 飛脚から郵便へ―郵便制度の父 前島密没後100年―
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