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内藤陽介 Yosuke NAITO
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 太陽ふたつ
2007-06-22 Fri 00:53
 梅雨入りした途端にぴたっと雨が降らなくなった東京ですが、今日は夏至。天気予報では、今日位から雨が降るようなことをいっていますが、今日も晴れれば、1年で一番お日様の出ている日です。というわけで、太陽がらみのマテリアルの中からこんなものを持ってきてみました。(画像はクリックで拡大されます)

ロンボク・太陽加刷

 これは、第2次大戦中の1943年2月から5月までの間、日本軍占領下のロンボク島で使われた切手で、旧蘭印(オランダ領東インド)の切手に“大日本”ならびに“ロンボク”の文字と太陽をデザインした印が押されているため、“ロンボク太陽加刷”と呼ばれているものです。

 画像を見ていただけるとお分かりのように、“加刷”の印が切手よりも大きく、郵便物などに貼られた切手にのみ押されたため、この切手には未使用というものは存在しません。今回ご紹介しているものは、郵便為替証書に貼られたものの断片で、アンペナンの消印が押されています。太陽加刷の切手は、それなりの難物で1枚集めるのもなかなかしんどいのですが、コイツは景気良く2枚貼られているのが嬉しいところです。

 ロンボク島は、インドネシア中部、バリ島の東隣にあり、南部のタンジュンアン・ビーチは「インドネシア一美しいビーチ」といわれているのだとか。たまには、そういうところに行ってのんびり俗世間の垢を落としてきたら良いんでしょうが、僕はボーっとしているのが苦手な根っからの貧乏性ですからねぇ。彼の地へ行っても、ダメもとで昔の切手を探して歩いて帰ってくるだけのような気がします。

 【展覧会のご案内】
 6月30日・7月1日(土・日)の両日、 東京・目白の切手の博物館特設会場にて、拙著『香港歴史漫郵記』の刊行にあわせて「香港返還10周年記念・香港切手展 香港歴史漫郵記」を開催(登録審査員によるワンフレーム展と併催)いたします。

 展示内容は2004年のアジア国際切手展のオープンクラスに出品して部門最高賞のExcellentメダルを受賞した僕のコレクション、A HISTORY OF HONG KONGと返還以降2006年末までに発行された中国香港切手が中心です。

 入場は無料。時間は両日ともに10:30-17:00で、両日ともに14:30から展示解説を行うほか、先着300名様に英領時代の香港切手をプレゼントしますので、是非、遊びに来てください。
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この記事のコメント
を感じました。カバーとしては面白いのですが、後世の人間からすると余り建設的な手間暇ではないような気がします。
2007-06-24 Sun 17:26 | URL | muraki #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
 muraki様
 まぁ、官営事業としての郵便は、効率やコストでは割り切れないこともになっていましたからねぇ。その意味では、“民営化”されてしまうと、政治的な主義主張とは別に、こうしたマテリアルは生れにくくなっていくんでしょう。コレクターとしては残念です。
2007-06-25 Mon 17:45 | URL | 内藤陽介 #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
#1454 バリ島なんでも質問箱
何でも答えます。
2009-05-25 Mon 12:27 | URL | バリ島なんでも質問箱 #mQop/nM.[ 内容変更] | ∧top | under∨
 バリ島なんでも質問箱様

 いろいろとお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。
2009-05-31 Sun 11:06 | URL | 内藤陽介 #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
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