内藤陽介 Yosuke NAITO
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 お酉様
2007-11-23 Fri 12:07
 今日は酉の市、二の酉の日です。というわけで、拙著『タイ三都周郵記』が重版になりますようにとの願いを込めて、こんなモノを持ってきてみました。(画像はクリックで拡大されます)

タイの軍鶏

 これは、1991年に発行されたタイの「国際文通週間」の切手で、つがいのチャボが取り上げられています。

 タイという国の魅力の一つに料理の美味しさが挙げられますが、なかでも鶏に関しては、どんな調理法で出されても美味しいのが魅力的です。なかでも、単純素朴に鶏の旨味を味わうのなら、一押しは焼き鶏というストレートな名前の料理、“ガイ・ヤーンです。ガイ・ヤーンは、2002年に発行された“タイ国際切手展(2003年に開催)”の事前プロモーションの切手にも取り上げられているので、ついでにご紹介しておきましょう。

 東北料理

 切手では右奥に置かれているガイ・ヤーンは、鶏肉をタレに漬け込んで焼いただけのシンプルな一品です。ネット上でもいろいろなレシピが公開されていますが、日本でタレを再現するなら、ナンプラー(漁醤)大さじ1、醤油大さじ1、ニンニク2~3かけ(すりおろし)、ショウガ1かけ(すりおろし)、一味唐辛子小さじ1、砂糖大さじ1、というのを基本的なブレンドにして、好みで味を調整するのが良いみたいです。タイのメコン・ウイスキーがあれば香り付けに少し加えると、よりそれらしくなります。

 ガイ・ヤーンの手前には、青パパイヤのサラダとして紹介されるソムタムも見えます。ソムタムの作り方は、ニンニクやプリック・キー・ヌー(タイの小ぶりの唐辛子)、干しエビを石臼で叩き潰しながら混ぜたもに、熟していないパパイヤをささがきにして混ぜ合わせ、さらにプチ・トマトやナムプラー、砂糖、ライムの絞り汁を入れるだけ。石臼の中で材料がよくなじむまで叩いて混ぜるのがポイントで、最後にクラッシュしたピーナッツを加え、キャベツとインゲンを添えれば出来上がりです。作り方が簡単なので、タイ料理の入門書には必ず出てくるのですが、日本では手ごろな石臼を入手するのが大変で、その意味では家庭で作るのは難儀なことかもしれません。

 ガイ・ヤーンもソムタムも、もともとはタイの東北地方の郷土料理ですが、現在では東北地方でなければ食べられないということはなくて、タイ全土、どこへ行っても食べられる国民食になっています。ちょうど、大阪で生れた“たこ焼き”が、いまや日本全国どこへ行っても気軽に食べられるのと似ているかもしれませんね。

 一日も早く、拙著『タイ三都周郵記』がめでたく重版になって、ソムタムとガイ・ヤーンを肴にタイのシンハー・ビールで祝杯を挙げる日がきますように!

 【イベントのご案内】  
 12月1日(土)、東京大学駒場キャンパス・16号館119教室で開催のシンポジウム「戦争とメディア、そして生活」にて、日本占領時代の香港のことを中心に「切手というメディアが含蓄するもの」と題してお話しします。

 僕の出番は、13:20スタートの「収集されるメディア―絵はがき、切手、ポスター」と題するセッションの2番目。入場は無料でどなたでもご参加いただけますので、ぜひ、遊びに来てください。
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